Internet Explorer(IE)に関する4種類の脆弱性が公表され、そのための修正プログラムが公開された。いずれも細工されたWebページをInternet Explorer(IE)で開くと、任意のコードが実行される危険性がある。対象はIE 5.01〜6.0で、最新のIE 7は対象外となっている。
■Windows XP SP1/SP1a+IE 6 SP1に対する修正プログラムは提供されない
Windows XP SP1/SP1aはすでにサポート・ライフサイクルが終了したため、Windows XP SP1/SP1a+IE 6 SP1向けの修正プログラムは提供されない。必要ならばWindows XP SP2を適用してから、適用する必要がある。
■SNMPサービスを再インストールすると、修正プログラムの再適用が必要な場合がある
DA Labでテストしたところ、MS06-074の修正プログラムを適用した後、いったんSNMPサービスをアンインストールしてから再度インストールすると、snmp.exeが脆弱性の残る古いバージョンに戻る場合があることを確認した。その場合は修正プログラムの再適用が必要になる。
■Windows XP SP1/SP1aに対する修正プログラムは提供されない
Windows XP SP1/SP1aはすでにサポート・ライフサイクルが終了したため、Windows XP SP1/SP1a向けの修正プログラムは提供されない。必要ならばWindows XP SP2を適用してから、適用する必要がある。
Windows OSを構成する重要なサブシステムであるCSRSS(Client/Server Run-Time Subsystem)において、マニフェスト・ファイルを処理する過程に脆弱性が存在する。CSRSSは、コンソール・ウィンドウやスレッドの作成/削除などを担当する。このCSRSSが細工されたマニフェスト・ファイルを読み込むと特権の昇格が起こり、コンピュータの制御が完全に奪われる危険性がある。マニフェストは、XML形式でアプリケーションの実行環境などに関する情報(DLLのバージョンや依存関係、配置情報など)を記述したもので、.exeや.dllファイルに組み込むことができる。
■Windows XP SP1/SP1aに対する修正プログラムは提供されない
Windows XP SP1/SP1aはすでにサポート・ライフサイクルが終了したため、Windows XP SP1/SP1a向けの修正プログラムは提供されない。必要ならばWindows XP SP2を適用してから、適用する必要がある。