| 最大深刻度 |
緊急 |
| 報告日 |
2007/04/11 |
| MS Security# |
MS07-021 |
| MSKB# |
930178 |
| 対象環境 |
Windows 2000/Windows XP/Windows Server 2003 |
| 再起動 |
必要 |
| HotFix Report BBSスレッド |
MS07-021 |
セキュリティ・ホールの概要と影響度
Windows OSの重要なサブシステムであるWindows Client/Server Run-time Subsystem(CSRSS)に、エラーメッセージの処理が不適切な脆弱性など、3件の脆弱性が存在する。CSRSSは、コンソールのウィンドウやスレッドの作成と削除を担うサブシステムである。この脆弱性が悪用されると、細工されたWebページを開くだけで、任意のコードが実行される危険性がある。
MS07-021の修正プログラムは、以下の3件の脆弱性を解消する。
■MsgBox(CSRSS)のリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2006-6696)
Windows APIのMessageBox()関数の呼び出しにおいて、ある特定のパターンの引数が与えられると、2重にメモリを解放してしまう脆弱性がある。
■CSRSSのローカルの特権の昇格の脆弱性(CVE-2007-1209)
この脆弱性は、CSRSSの不正確なシステム・リソースのマーシャリング(データ型やbit配列順などを変換する操作)に起因する。細工されたプログラムがローカルで実行されると、この脆弱性によって特権が昇格し、システム権限で実行可能となる危険性がある。
■CSRSSのサービス拒否の脆弱性(CVE-2006-6797)
CSRSSが、エラー処理を行うNtRaiseHardError()関数の呼び出しに際して、引数を検証しないことに起因する脆弱性が存在する。細工されたアプリケーションによってcsrss.exeプロセスのメモリ・リソースへのアクセスが可能となる。
対象プラットフォーム
今回修正プログラムが提供される環境は以下のとおりである。
| 影響を受けるソフトウェア |
対象プラットフォーム |
| Windows 2000 |
Windows 2000 SP4 |
| Windows XP |
Windows XP SP2 |
| Windows Server 2003 |
Windows Server 2003 SP未適用/SP1/R2/SP2 |
| Windows Vista |
Windows Vista |
|