| 不具合の内容 |
機能不全 |
| 情報ソース |
マイクロソフト |
| 情報公開日 |
2003/11/05 |
| MS Security# |
− |
| MSKB# |
823386 |
| 対象環境 |
Internet Explorer 6.0 SP1 |
マイクロソフトは、Internet Explorer 6.0 Service Pack 1(以下IE SP1)にバグがあり、圧縮されたHTTPデータを受け取った場合に、以下の不具合が発生することを公表した。
- HTMLページの一部、または全体が表示されない。
- HTTP接続の応答が停止する。
IEは、DHTMLレンダリング・エンジンの一部として、URL Moniker(ファイル名はUrlmon.dll)と呼ばれるDLLを使用してページデータの読み込みと表示処理を行っている。具体的には、HTTPデータは常にUrlmon.dllの内部バッファにいったん読み込まれ、その後レンダリング・エンジンであるMSHTMLがこの内部バッファからデータを読み出しながらHTMLの解析と描画を行う。このUrlmon.dllにバグがあり、内部のバッファの残りデータが少なくなると(8bytes以下)、MSHTMLに0bytesが返されてしまう。するとMSHTMLはすべてのデータの読み取りが完了したものと見なし、HTMLページの解析/描画処理を途中で終了してしまう。読み込むデータの内容によっては、HTTP接続の応答が停止する場合もある。
英語版の「サポート技術情報:823386」によれば、サポート窓口への問い合わせにより、この不具合を修正するプログラムを入手可能とのことである。ただし11月20日現在、日本語の「サポート技術情報:823386」には、修正プログラムの入手方法に関する記述はない。なお、Urlmon.dllとMSHTML(Mshtml.dllなど)は、しばしばInternet Explorerの脆弱性の原因となっているため、ほかの脆弱性に対する修正と合わせて、この不具合が解消される可能性はある。
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