マイクロソフト認定技術資格試験 「MCP/MCSA/MCSEラーニングブック」

70-290:Managing and Maintaining a Microsoft Windows Server 2003 Environment 編

1-1 ベーシックディスクとダイナミックディスクの管理

中山浩太郎/森 美咲
2004/01/14

 本記事は、@ITハイブックスシリーズ『マイクロソフト認定技術資格試験 MCP/MCSA/MCSEラーニングブック−70-290:Managing and Maintaining a Microsoft Windows Server 2003 Environment 編−』(技術評論社発行)を、許可を得て転載したものです。同書籍に関する詳しい情報については、「@ITハイブックス」サイトでご覧いただけます。
 
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問題 01-01-05 フォールトトレラント ボリュームの構成
問題 02-01-02 ログオンと認証
問題 03-04-02 NTFSアクセス許可によるファイルとフォルダへのアクセスの管理
問題 04-02-01 ソフトウェアの配布
問題 05-01-04 回復コンソールの使用
 

問題 01-01-05 フォールトトレラント ボリュームの構成

 Windows Server 2003がインストールされたコンピュータには、3台のハードディスクが接続されており、下図のように構成されています。1台目のディスクに構成されたC、D、E、Fドライブのうち、ほかのディスクを使用してミラーボリュームを構成できるものをすべて選びなさい。(複数選択)

構成図
 
 Cドライブ
 Dドライブ
 Eドライブ
 Fドライブ

 ミラーボリュームはファイルシステムに関係なく構成することができ、またシステム、ブートボリュームも含めることができます。ただし、ミラー先にはミラー元と同じ容量のディスクの空き容量が必要となります。そのため、Dドライブはミラーボリュームとして構成することはできません。C、E、Fドライブをミラーボリュームとして構成すると下図のようになります。

ミラーボリュームの構成

KEYWORD

●システムボリュームとブートボリューム
 システボリュームは、Windows Server 2003を起動する際、最初に読み込まれるファイル(ntdetect.com、boot.ini、ntldrなど)が保存されているボリュームで、ブートボリュームは、OSのファイル(windowsフォルダ内のファイル)が保存されているボリュームです。通常は、Cドライブがシステムブートボリュームとなります。

正 解(01-01-05)
  Cドライブ
  Eドライブ
  Fドライブ

 
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