2001年4月27日、マイクロソフトは、報道関係者を対象とする「Windows XP 第1回テクニカルセミナー」を開催した。このセミナーでは、Windows XP Professional日本語版ベータ2(ビルド2462)が参加者に配布された。これまでも、開発者向けなどに配布されたベータ版を使った記事などが一部のメディアで公開されてきたが、今回の配布により、報道関係者によるWindows XPベータ2の評価と記事作成が正式に解禁されたことになる。
クライアント向けのWindows XP Home Edition/Professionalについては、現時点のベータ2からRC1(Release Candidate 1)→RC2を経て最終的な製品版に向かう予定である。資料などには明記されていなかったが、マイクロソフト(株)製品マーケティング本部 Windows製品部 部長の御代茂樹氏によれば、次のRC1は6月ごろを予定しているとのことだ。RC2版の時期は未定だが、最終製品版は2001年秋に出荷予定となっている。
Windows XPの登場が秒読みに入ったことを受けて、マイクロソフトは、「Windows XP Ready PC」と呼ばれる販促プログラムを発表した(マイクロソフトのニュースリリース)。このリリースによれば、Windows XP Ready PCとは「最もスムーズにWindows XPにアップグレードできるPC」とのことで何とも奥歯に衣着せたような表現だが、単刀直入に言えば、将来Windows XPが発表されたときに、Windows XPへのアップグレードが実質的に保証されるPCということだろう。売り手側の事情を言えば、これからやってくる夏のボーナス商戦に向けて、「Windows XP待ち」による買い控えを避けるためのキャンペーンでもある。