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運用修復セットアップ完全マスター
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ある日突然、Windows 2000が起動途中でハングアップしたり、悪名高いブルー・スクリーンが表示されたりして、システムが起動不能になってしまったという経験はないだろうか。Windows 9xやWindows Meに比較すれば、Windows 2000にはシステムを安定的に稼働するための数々のしくみが用意されているが、それでも完全というわけではない。
たとえば筆者は、テストのためにUSBキーボード/マウスとPS/2キーボード/マウスをとっかえひっかえしていたら、Windows 2000が起動途中でハングアップするようになってしまった。キーボード/マウスという基本デバイスが原因のためかどうか、セーフモードでの起動を試みても状況は変わらなかった。これが時間をかけて構築した環境なら、起動ログを調査するなど、さらに踏み込んだ修復作業に手をつけるところだが、幸いにして、Windows 2000をインストールし、いくつかのアプリケーションをインストールしたばかりの環境だったので、本格的な復旧は早々にあきらめ、Windows 2000を再インストールする決心をした。
既存の環境をそのままに(ディスクのフォーマットなどはせずに)、上書きインストールしたらどうかと考え、セットアップを開始した。すると次のようなセットアップの初期画面が表示された。
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| Windows 2000セットアップの初期画面 | ||||||
| 上書きインストールを試みようと、ハードディスクはフォーマットせずに、CD-ROMからWindows 2000セットアップを起動したところ。下の3つの選択肢のうち、2番目に注目。まさに、自分のために用意された機能ではないか! | ||||||
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ここで上から2つ目の選択肢に眼が釘付けになる。なんと、「インストール済みのWindows 2000を修復する」とあるではないか! まさに私のために用意された機能だと感謝感激。さっそく[R]キーを押して修復モードでセットアップを試みたものの……。
結論からいって、このときには、このメニューから既存のWindows 2000修復することはできなかった。しかしあきらめかけて通常のセットアップを手続きを進めていくと、またぞろ「既存環境の修復はこちら」というメニューに出会ったりする。どうやら既存環境が存在する場合のWindows 2000セットアップには、以前の環境を復帰するチャンスが何度か与えられているようだ。後述するように、決して万能ではないのだが、この機能に救われるケースもあるはずだ。
そこで本稿では、Windows 2000のセットアップの流れを追跡し、どこで修復のチャンスが与えられているのか、修復のしくみはどのようなものなのかを調査しようと思う。先走ってディスクをフォーマットしてしまう前に、この方法で従来環境の復帰を試みる価値はあるだろう。
| INDEX | ||
| [運用]修復セットアップ完全マスター | ||
| 1.Windows 2000セットアップのフロー | ||
| 2.修復セットアップを開始する | ||
| 3.システム修復ディスク(ERD)の中身と作成法 | ||
| 4.システム修復ディスクがないとき | ||
| 5.in-place upgradeを実施する | ||
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