運用

SharePoint Server 2007による
エンタープライズ・ポータルサイト構築

第1回 SharePoint Server 2007の概要

株式会社アークウェイ 黒石 高広
2007/07/23

はじめに

 突然だが、みなさんはSharePointという言葉を聞いたことがあるだろうか? 1度くらいは名前を聞いたことがある、名前を聞いたことはあるが実際に使ったことはないという方が多いのではないだろうか。SharePointとは、主に通常の業務でブラウザやWord、Excel、OutlookなどのOffice製品を使うインフォメーション・ワーカーと呼ばれる人向けのマイクロソフトの技術・製品であり、チーム内の情報共有や複数人での共同作業を円滑に行うための場となるポータル・サイトを提供する。

SharePointを利用したポータル・サイトの例
筆者が勤務する(株)アークウェイの統合ポータル・サイト。

 現在、SharePointという名前が付いたマイクロソフトの技術/製品としては、Windows SharePoint Services(以下WSS)とMicrosoft Office SharePoint Server(以下MOSS)の2つがある。このうちWSSは、SharePointのベース・システムとして無償提供されているWindowsコンポーネントであり、MOSSはWSS上で動作する有償のアプリケーション製品である。

 この連載では、2006年末に公開/発売された最新版のWSS 3.0、およびMicrosoft Office SharePoint Server 2007を前提とし、SharePointの技術を利用したエンタープライズ・ポータル・サイトを構築するシステム管理者を対象として、SharePointの概要紹介、利用する上で押さえておかなければならないポイント、注意すべき点などを、できるだけ実践的に解説していく。

 

 INDEX
  [運用]SharePoint Server 2007によるエンタープライズ・ポータルサイト構築
第1回 SharePoint Server 2007の概要
    1.無償コンポーネントWSS
    2.有償製品MOSS
    3.SharePointのシステム構成
    4.SharePointサイトの可用性、負荷分散
 
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