[運用]
仕事に使うSkype 第3回

2.Skypeの初期設定

デジタルアドバンテージ 島田 広道
2012/01/19

Page1 Page2

Skypeへのログイン

 再びSkypeプログラムのログイン画面に戻って、作成したアカウントのSkype名とパスワードを入力して[サインイン]ボタンをクリックする。正常にログインできると、Skypeの画面が表示されるはずだ。

起動したSkypeプログラム

 ここでプロフィール写真の作成を求めるダイアログが表示されることがある。作らなくてもSkypeは利用できるし、また後で作ってもよいので、その場合はボタンをクリックせずにウィンドウを閉じる。

プロフィール写真を作成するダイアログ
Webカメラが接続されているPCでは、Skypeをインストールした直後に、この画面が表示されることがある。プロフィール写真を作成すると、連絡先リストに表示されて見栄えは良くなるが、写真がなくてもSkypeは利用できる。
これをクリックしてウィンドウを閉じれば、プロフィール写真の作成をキャンセルできる。
ここで撮影するのではなく、既存の写真を使いたい場合は、これをクリックして画像ファイルを指定する。

Skypeを「完全に」終了する手順
 Skypeを終了するには、通知領域にあるSkypeのアイコンを右クリックして、メニューから[終了]を選ぶ。単にSkypeのウィンドウを閉じただけでは常駐したままなので気を付ける。

Skypeを終了する手順
これは、普段隠れているWindows 7の通知領域のアイコンを表示させたところ。Windows XPだとUIは若干異なるが、通知領域にSkypeのアイコンがあることは同じだ。
これが通知領域にあるSkypeのアイコン。在席状況によってアイコンの色や形状が変わることには要注意。
を右クリックするとメニューが表示されるので、これをクリックするとSkypeの常駐が解除される。

Skypeの初期設定

 さて、これでSkypeのインストールそのものは完了したが、いくつか設定をデフォルトから変更した方がよい個所があるので説明しよう。

プロキシ・サーバなどのネットワーク設定の変更
 連載第2回で解説したように、プロキシ・サーバ経由でインターネットに接続するネットワーク環境では、Skypeにもその情報は必要だ。デフォルトでSkypeはプロキシを自動的に検出・設定しようとするが、それで接続できない場合は、手動で設定を変更する必要がある。

 また着信ポートについても制限があるなら、設定パネルでポート番号などを変更する。

 こうしたネットワーク設定を変更するには、Skypeのメニュー・バーから[ツール]−[設定]をクリックして「Skype - 設定」ダイアログを開き、左側メニューの[詳細]−[接続]をクリックする。

Skypeの着信ポートやプロキシの設定ダイアログ
[ツール]−[設定]をクリックして表示されるダイアログの左側メニューから[詳細]−[接続]を選んだところ。例えばプロキシを経由しないとインターネットと接続できない環境では、の設定を変更しなければならないこともあるだろう。
Skypeの着信に使われるポート番号。インストール時に自動で1024以上のポートからランダムに選択・設定される。
で着信できない場合、これにチェックを入れてオンにすると、代わりに80番ポートまたは443番が着信に利用される(デフォルトでオン)。
プロキシに関する設定。プロキシの種類(HTTPS/SOCKS)やプロキシ・サーバ名、ポート番号、ユーザー認証情報を設定できる。デフォルトでは、Skype自身がプロキシを自動的に検出・設定する。

 設定を変更したら、いったんSkypeを終了して再起動する。

 なお、SkypeをインストールしたPCのWindowsファイアウォールについては、自動的にSkypeのプログラムがパケットを受信するための許可規則が追加されるため、特に手動で設定する必要はない。

通話やチャットの着信を制限する設定
 まず「Skype - 設定」ダイアログの左側メニューから[プライバシー]−[プライバシー設定]を選択する。右側に現れる[詳細設定を表示]ボタンをクリックすると、次のようにプライバシーの設定一覧が表示される。デフォルトから変更すべきは「通話を許可」で、[誰でも]から[リストに載っている人のみ]に変えておく。これをしないと、全世界のSkypeユーザーからの通話要求が届いてしまうことになる。そのほかはデフォルトのままでも、連絡先リストに登録したユーザー(つまり知り合い)からの受信に限定できる。連絡先リストについては、この後に説明する。

通話やチャットの着信制限を変更する
これは設定ダイアログで[プライバシー]−[プライバシー設定]をクリックし、右側に表示される[詳細設定を表示]ボタンをクリックしたところ。原則として、チャットや通話の受信を許可するのは、連絡先リストに載っているユーザーに限定しておくべきだ。
デフォルトでは「誰でも」が選択されているので、こちらを選ぶ。
これが選択されていることを確認する。
これが選択されていることを確認する。

Skype表示名の修正とプロフィール・メール・アドレスの削除
 Skypeアカウントを新たに作成した直後のSkype表示名は「名」+「姓」になっているはずだ。日本語の名前だとこの並び順は変なので修正したいところだ。

 また、アカウント作成時に指定したメール・アドレスは、パスワード・リセットやSkypeからのお知らせを配信するために使われるが、同時にSkypeユーザー検索用メール・アドレス(プロフィール・メール・アドレス)にも設定される。自分のメール・アドレスを知っている人にSkypeアカウントの存在を知られたくない、といった場合には、プロフィール・メール・アドレスの登録を削除すべきだろう。

 これらの設定は、いずれもSkypeのプロフィール画面で変更できる。これはメニュー・バーの[表示]−[プロフィール]をクリックすると右ペインに表示される。各項目に表示されている設定内容をクリックすると編集モードになるので、書き換えて[Enter]キーを押せばよい。

Skype表示名の修正とプロフィール・メール・アドレスの削除
メニュー・バーの[表示]−[プロフィール]をクリックすると、このように右ペインに自分のプロフィールが表示される。
これが選択されていることを確認する。
Skype表示名は、デフォルトでアカウント作成時に指定した「名」+「姓」に設定される。修正するには、Skype表示名を1回クリックして編集モードにし、書き換えてから[Enter]キーを押す(あるいは右端のチェック・マーク・ボタンをクリックする)。
この「メールアドレス」はプロフィール・メール・アドレスと呼ばれ、検索によってSkypeユーザーを見つけるのに利用される。検索で見つからないようにプロフィール・メール・アドレスを削除するには、このメール・アドレスを1回クリックして編集モードにし、メール・アドレスを消去して[Enter]キーを押す(あるいは右端のチェック・マーク・ボタンをクリックする)。なお、アカウント作成時に指定したメール・アドレスは、ここから削除しても、パスワード・リセットおよびSkypeからのお知らせ配信に引き続き利用される。

連絡先の登録

 Skypeの「連絡先」とは、いわばSkypeにおけるアドレス帳(住所録)だ。知り合いのSkypeユーザーをそこに登録すると、1回あるいは数回のクリックで簡単にチャットや通話ができるようになるし、オンライン/退席中といったステータスも分かる。また、知り合いが前述のようにプライバシーを設定している場合は、連絡先リストに自分を登録してもらわないと、まったくコミュニケーションが取れないので、連絡先リストへの登録は必須だ。

 ただ、一般的なアドレス帳などと違い、Skypeの連絡先にほかのユーザーを登録するには、そのユーザーの許可が必要だ(許可されないと連絡先には登録されない)。そして許可が得られると、そのユーザーの連絡先リストに自分が登録される。相互に登録がなされるわけだ。

 連絡先に知り合いのSkypeユーザーを登録するには、メニュー・バーの[連絡先リスト]−[連絡先]をクリックし、起動したウィザードに従って、知り合いの氏名(実質的にSkype表示名)あるいはSkype名、メール・アドレス、電話番号で検索する。ただ、電話番号やメール・アドレスは未登録のため検索しても見つからず、またSkype表示名だと別のユーザーが何人も見つかって区別できないことがある。あらかじめ相手にSkype名を聞いておき、それを検索するのが最も確実だ。

連絡先に追加したい人を探す
これはメニュー・バーの[連絡先リスト]−[連絡先]をクリックすると表示されるSkypeユーザーの検索・登録ウィザードだ。
知り合いのメール・アドレスあるいは電話番号、氏名(実質的にSkype表示名)、Skype名で検索できる。ただ、重複のないSkype名で検索するのがもっとも確実といえる。
に入力し始めると自動的に検索が始まり、見つかったユーザーが表示される。
これをクリックすると、のユーザーに連絡先への追加を依頼するための画面へ進む。→

見つかったSkypeユーザーへ、連絡先への追加依頼を送信する
  見つかったSkypeユーザーの写真とSkype表示名。なお、一時的にプロフィール写真が表示されない場合があるので注意。
  のユーザーに連絡先への追加依頼を送る際のメッセージ。デフォルトでこの文面が用意される。特に変更する必要がなければ、このままでもよい。
  これをクリックすると、のユーザーにSkypeを介して追加依頼のメッセージが送信される。→

相手が連絡先への追加依頼を受け取ったところ
これは、検索によって発見され、追加依頼を受け取った側のSkypeプログラム。
  連絡先への追加を依頼してきたSkypeユーザー(依頼主)。
  連絡先へ追加するには、これをクリックする。すると、お互いの連絡先リストにお互いが登録される。→
  依頼主のプロフィールを確認するには、これをクリックする。
  追加依頼を無視する場合は、これをクリックする。
  このときの追加依頼だけではなく、今後の追加依頼についてもずっと無視する場合は、これをクリックする。

許可されて連絡先に追加されたSkypeユーザー
これは、追加依頼を送信した側のSkypeプログラム。
  相手が連絡先への登録を許可したことを表すメッセージ。
  連絡先に登録されたSkypeユーザー。これを右クリックして表示されるメニューから、チャットや通話などが簡単に始められる。

 連絡先に登録されたSkypeユーザーとチャットや通話をしたい場合は、連絡先リストにあるそのユーザーを右クリックして、メニューから対象のコミュニケーション手段を選べばよい。

 次回は、iPhoneやAndroidといったスマートフォンにSkypeをセットアップする手順や注意点を説明する。End of Article

 

 INDEX
  [運用]仕事に使うSkype
  第3回 SkypeをWindows PCにインストールする
    1.Skypeのインストールとアカウント作成
  2.Skypeの初期設定

 「 Windows 運用 」

@IT Special

- PR -

TechTargetジャパン

Windows Server Insider フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)
- PR -

イベントカレンダー

PickUpイベント

- PR -

アクセスランキング

もっと見る

ホワイトペーパーTechTargetジャパン

注目のテーマ

Windows Server Insider 記事ランキング

本日 月間
ソリューションFLASH