基礎解説
チェック式 WSH入門 第11回

コラム:タイプ・ライブラリについて

Microsoft MVP
Windows Server - Admin Frameworks
牟田口 大介
2007/07/26

 「タイプ・ライブラリ」とは、本文でも述べたとおり、COMオブジェクトがどんなメソッドやプロパティ、イベントなどを持っているか、そしてそれらがどういう働きをするかについて説明したものである。タイプ・ライブラリはWSHなどからオブジェクトを参照する際に読み込まれるが、スクリプトを書く際にもオブジェクトの仕様を知りたい場合に有用である(もちろんヘルプ・ファイルがあるものに関してはそれを見るのもよいが、往々にしてヘルプが存在しない場合があるので、その際に特に有用である)。

 タイプ・ライブラリを参照するにはいくつかの方法があるが、ここではMicrosoft Officeに付属のVisual Basic Editorから呼び出し可能な「オブジェクト・ブラウザ」を用いる方法を述べる。

 まずWord 2003を起動し、メニューの[ツール]メニューの[マクロ]−[Visual Basic Editor]を起動する([Alt]+[F11]キーでも呼び出せる)。

 Visual Basic Editorが起動したらメニューの[表示]メニューの[オブジェクト ブラウザ]からオブジェクト・ブラウザを起動する([F2]キーでも呼び出せる)。

 オブジェクト・ブラウザが起動したらマウスを右クリックし、ポップアップ・メニューから[参照設定]を選ぶ。

 参照設定を起動すると、次のような画面が表示される。

 ここではInternetExplorerオブジェクトのタイプ・ライブラリを調べてみよう。[参照設定]ダイアログが開いたら、[Microsoft Internet Controls]のチェック・ボックスをオンにし、[OK]をクリックする。タイプ・ライブラリのファイル・パスが分かっている場合は[参照]ボタンをクリックして選択してもよい。

 オブジェクト・ブラウザの画面に戻り、上部にあるドロップダウン・リストから、先ほど表示されていたオブジェクト・ライブラリのファイル名である「SHDocVw」を選択する。

 すると、クラス・リスト・ビューに「InternetExplorer」オブジェクトが表示される。右のリスト・ビューにはオブジェクトのメンバ(プロパティ/メソッド/イベントなど)がリストアップされる。

 例えば、Visibleプロパティの説明を見るには「Visible」をクリックする。すると、ウィンドウの下部には、英語でプロパティの説明が表示される。As BooleanとはVisual Basicの表記で、Boolean型の値を持つという意味である。End of Article


 INDEX
  [基礎解説]チェック式 WSH入門
  第11回 WScriptオブジェクトを利用する(2)
    1.標準入出力と標準エラー出力
    2.スクリプトの実行制御
    3.COMオブジェクトの操作(1)
    4.COMオブジェクトの操作(2)
   コラム:タイプ・ライブラリについて

 基礎解説

TechTargetジャパン

Windows Server Insider フォーラム 新着記事

@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

RSSフィード

キャリアアップ

- PR -
@IT Sepcial

イベントカレンダー

PickUpイベント

- PR -
もっと見る
- PR -

お勧め求人情報

ホワイトペーパーTechTargetジャパン

@IT Sepcial
ソリューションFLASH