前述したとおり、Exchange Server は、2003年8月に発売されたマイクロソフトのメッセージング&コラボレーション・プラットフォームである。メール・サーバとしての機能とグループウェアとしての機能を併せ持ち、企業内メール・システムやインターネット・メール・サーバ(SMTPサーバ)、情報共有基盤として利用できる。
この機能は「Outlook Web Access(OWA)」と呼ばれ、Outlookとほとんど同じ機能と操作性を提供している。メールを自動仕分けするための「仕訳ルール」やスケジュール登録したイベントの通知機能「アラーム」、右クリックのポップアップ・メニューにも対応しており、Webブラウザであることを感じさせないほどよくできている(ちなみにOWAの初期バージョンは、使い勝手/パフォーマンスともお粗末なものだったが、Exchange
2000 Serverからは大きく改善された)。
この機能は「Outlook Mobile Access(OMA)」と呼ばれ、Exchange Server 2003からの新機能である。設定はとても簡単で、Exchange
Serverの管理ツールからOMAを有効にするためのチェック・ボックスをチェックするだけでよい。携帯電話からはURLに「http://サーバ名/oma」と入力すればアクセス可能になる(通常はSSLを利用)。