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Internet Explorer(IE)の「お気に入り」のパーソナライズ メニュー機能をオフにするには

解説をスキップして設定方法を読む

デジタルアドバンテージ
2000/01/11
2003/02/15更新
 
対象OS
Internet Explorer 5.0
Internet Explorer 5.1
Internet Explorer 6.0
「お気に入り」に多数のインターネット・ショートカットを登録すると、必要な項目を見付けにくくなる。
このためIE 5.0からは、お気に入りの選択状況をソフトウェアで計数し、あまり選択しない項目は自動的に非表示にするパーソナライズ・メニューの機能が追加された。
使いようによっては便利な機能だが、状況によってメニュー項目が変化するので使いにくいと感じる場合もある。
IEのオプションを変更すれば、パーソナライズ・メニューをオフにすることができる。
 

解説

 周知のとおり、Internet Explorer(以下IE)の「お気に入り」は、気に入ったWebページのURLや、よく使う共有ディレクトリへのショートカットなどを保存しておく場所で、ここに保存されたURLや共有ディレクトリへのショートカットは、IEの[お気に入り]メニューに一覧表示されるようになる。つまりいったん登録すれば、[お気に入り]メニューから当該項目を選択し、そのWebページや共有ディレクトリの内容を簡単に表示できるようになる。

 Windows 2000に標準で添付されるIE 5.0から、パーソナライズ・メニューと呼ばれる機能が搭載され、多くのショートカットを登録した場合でも、効率よく目的の項目を選択できるようにしている。パーソナライズ・メニューとは、各メニュー項目の選択頻度をソフトウェアが自動的に集計して、使用頻度の高いメニュー項目だけを表示するようにした機能(使用頻度の低いメニュー項目を隠すようにした機能)である。

パーソナライズ・メニュー機能が有効な状態で[お気に入り]メニューをドロップダウン表示したところ
画面は、パーソナライズ・メニューが有効な状態(デフォルト状態)で、IEの[お気に入り]メニューをドロップダウンさせたところである。このようにパーソナライズ・メニュー機能が有効になっていると、[お気に入り]メニューにたくさんの項目が登録されていても、アクセス頻度の高いものだけがまず最初に表示されるようになる(アクセス頻度の低いものは表示されなくなる)。メニューの最下行に凸表示されたボタンがある。隠れたメニュー項目を表示させるには、このボタンを使う。
  パーソナライズ・メニュー機能によって隠れてしまったメニュー項目を表示させたければ、このボタンをクリックするか、この上にマウス・ポインタを移動させて一定時間待つ。→
 
隠れたメニュー項目を表示させたところ
上のメニューから最下行の項目をクリックするか、マウス・ポインタを最下行の項目上に置いて一定時間待つと、このように隠れていたメニュー項目が表示される。画面から分かるとおり、この場合でもメニュー項目は凹凸表示によって2つのグループに分けられている。ここで凸グループは、頻繁に使用されているもの(前の画面で表示されていたメニュー項目)、凹グループは使用頻度が低いために、最初の表示では隠れていたメニュー項目である。
  ここではすべてのメニュー項目が表示されているが、使用頻度が高いグループは凸面表示になり、使用頻度の低いグループは凹面表示になる。

 日常的にWebブラウズを行うようになってくると、[お気に入り]にかなりの数のインターネット・ショートカットが登録されるようになる。しかしあまりに数が増えてくると、必要なショートカットを見付けにくくなる。IEのメニュー項目は、マウスでドラッグ・アンド・ドロップすることで、順序を変更したり、階層メニューの下位レベルに移動したりすることができる。[お気に入り]−[お気に入りの整理]を使えば、お気に入り内部に任意の階層メニュー項目を追加することも可能である。これらの機能を使って、ショートカットを分類したり、よく使うものを上に(下に)移動させたりすることで、ある程度対処することもできるのだが、手作業で整理整頓するのは面倒な仕事だ。

 これに対し、ショートカットへのアクセスをソフトウェアで計測して、使用頻度の高いものと、使用頻度の低いものを自動的にグループ分けし、表示を切り替えられるようにしたものがパーソナライズ・メニュー機能である。この機能を使えば、いわばソフトウェアが自動的に[お気に入り]項目の整理を受け持ってくれるため、手作業で分類しなくても、よく使う項目を効率よく選べるようになる。IEでは、デフォルトでこの機能が有効になっている。

 一方、パーソナライズ・メニューの欠点は、メニュー項目が自動的に隠されたり、現われたりするために、使用環境がダイナミックに変化してしまうことだ。人間は感覚的に操作を覚えるという側面がある。例えばメニューでいえば、特定の項目名ではなく、「上から3番目くらいのメニュー項目」といった覚え方である。特にコンピュータに詳しくない初心者ほど、理屈ではなく、このような感覚的な手段で、操作手順を機械的に覚えていることが多い。こうしたユーザーにとっては、項目名よりも、表示順が重要な情報であり、順序を勝手に変えられてしまうと操作に戸惑うことになる。

 必要なら、IEのパーソナライズ メニュー機能をオフにすることができる。別稿(Windows TIPS:スタート メニューのパーソナライズ メニュー機能をオフにするには)では、[スタート]ボタンから表示されるメニューのパーソナライズ・メニュー機能をオフにする方法について述べた。IEのパーソナライズ・メニュー機能をオフにするには、IEの[ツール]−[インターネット オプション]の[詳細設定]タブで設定を行う。


設定方法

 IEでWebページを表示した状態で、[ツール]−[インターネット オプション]メニューを実行する。IEがフォルダを表示した状態では、[ツール]−[インターネット オプション]項目はなく、[ツール]−[フォルダ オプション]項目になるが、ここから表示されるダイアログでは、パーソナライズ・メニュー機能はオフにできないので注意が必要だ。

 [インターネット オプション]ダイアログが表示されたら、[詳細設定]タブをクリックする。ここでは、さまざまなIEの設定が可能で、各設定項目はカテゴリごとに分類されている。ここでスクロール・バーを移動し、[ブラウズ]カテゴリの最後のほうにある[個人用に設定した[お気に入り]メニューを使用する]のチェック・ボックスをオフにする。パーソナライズ・メニュー機能の有効/無効を設定するのがこのチェック・ボックスである。

[インターネット オプション]ダイアログの[詳細設定]タブをクリックしたところ
[インターネット オプション]ダイアログの[詳細設定]タブでは、IEのさまざまな設定を行うことが可能である。スクロール・バーを操作して、[ブラウズ]カテゴリにある[個人用に設定した[お気に入り]メニューを使用する]のチェック・ボックスを見付ける。パーソナライズ・メニュー機能の有効/無効を設定するのがこのチェック・ボックスである。
  IEの[お気に入り]メニューに関するパーソナライズ・メニュー機能をオフにしたければ、このチェック・ボックスをオフにする。

 [個人用に設定した[お気に入り]メニューを使用する]チェック・ボックスをオフにし、[OK]ボタンをクリックして[インターネット オプション]ダイアログを閉じたら、IEをいったん終了させ、再起動する。この再起動を行わないと、設定内容は反映されないようだ。ただし複数のIEを起動している場合でも、1つのIEを再起動すれば、設定は反映されるようである。こうしてIEの[お気に入り]メニューを表示すると、パーソナライズ・メニュー機能がオフになり、すべてのメニュー項目が表示されると同時に、凹凸によるメニュー項目のグループ分けも行われなくなる。End of Article

パーソナライズ メニュー機能をオフにして、IEの[お気に入り]メニューを表示させたところ
[インターネット オプション]−[詳細設定]タブでパーソナライズ・メニュー機能をオフに設定し、IEを再起動して[お気に入り]メニューを表示させたところ。
  パーソナライズ・メニューをオフにすると、このようにすべてのメニュー項目が常に表示されるようになる。凹凸によるグループ分けも行われない。
 
関連記事(Windows Server Insider)
  Windows TIPS:スタート メニューのパーソナライズ メニュー機能をオフにするには
     
更新履歴
【2003/02/15】最新情報を反映して改定しました。
 
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