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デスクトップに露出していないウィンドウにマウスでドラッグ&ドロップする方法

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ
2000/01/26
2002/06/22更新
 
対象OS
Windows 2000 Professional
Windows XP Professional
Windows XP Home Edition
Windows 2000 Server
Windows 2000 Advanced Server
マウスを使ったドラッグ&ドロップは便利だが、ドラッグ元のウィンドウと、ドロップ先のウィンドウの双方(の一部)が画面に露出していなければならない。狭いディスプレイに多数のウィンドウを表示していると、調整に一苦労させられる。
そんなときには、タスク・バー・ボタンを利用すれば、ドロップ先が隠れていても、目的のウィンドウにドロップすることが可能だ。
 

解説

 文字列やビットマップなどのデータを、あるウィンドウから、別のウィンドウにマウスでドラッグ&ドロップできることは、グラフィカル・ユーザーインターフェイス環境であるWindowsの大きな利点の1つである。しかし数多くのウィンドウを同時に開いて作業をしていると、対象となるデータをマウスでドラッグし始めたのはよいが、ドロップ先のウィンドウが別のウィンドウの下に隠れてしまっており、ドロップできないという場面に出くわす。

 これを回避するには、ドラッグ操作を開始する前に、ドロップ先のウィンドウ(の一部分)がデスクトップに露出していることを確認し、ほかのウィンドウに隠されてしまっているなら、そのウィンドウに対応するタスク・バー・ボタンをクリックして、前面に表示する。しかしディスプレイの解像度が狭いときには、こうして前面に表示されたドロップ先のウィンドウによって、ドラッグ元のウィンドウが隠れてしまう場合もある。このときには、ドロップ先のウィンドウを移動させたり、サイズを小さくしたりして、ドラッグ元のウィンドウが見えるように調整する必要がある。マウスで簡単にドラッグ&ドロップできることが便利なわけだが、こうしたウィンドウの調整を繰り返し行うのは面倒だし、精神的な負担も大きい。

 しかし、ドラッグする時点ではドロップ先のウィンドウが隠れていても、ドラッグしている途中でウィンドウを前面に表示させ、これにドロップする方法がある。これには、タスク・バー・ボタンを利用する。

 ご承知のとおり、タスク・バー・ボタンには、現在実行中のプログラム(ウィンドウ)ごとに1つのボタンが表示され、このボタンをマウスでクリックすることで、あたかもテレビのチャンネルを切り替えるようにして、アクティブ・ウィンドウを切り替えられるようにしたユーザー・インターフェイスである(Windows XPでは、タスク・バー・ボタンのグループ表示機能が追加され、同一プログラムのウィンドウが複数存在する場合には、ボタンが1つにまとめられるようになった)。デフォルト設定では、タスク・バーはデスクトップ領域の下端に常時表示されているので、ウィンドウをどれだけ重ねて表示していても、タスク・バーには、それらの各ウィンドウに対応するボタンが常に表示される。このボタンにドロップすることができれば、とも思うのだが、これは不可能だ。ボタンへのドロップ操作を行うと、次のようなメッセージ ボックスが表示される。

タスク・バー・ボタンにドロップ操作を行うと表示されるメッセージ・ボックス
常にデスクトップに表示されているタスク・バー・ボタンだが、このボタンをドロップ先にすることはできない。ボタンへのドロップ操作を行うと、このメッセージ・ボックスが表示される。メッセージから、マウス・ボタンを押したままにすると、ドロップできるとあるが……。

 これはタスク・バー・ボタンへのドロップが行えないことを知らせるものだが、メッセージをよく読むと、「ただし、タスク バーのボタン上でマウス ボタンを押したままでいるとそのウィンドウが開き、ウィンドウ内にドロップできるようになります」とある。実はこれこそが本TIPSである。どのようなことなのか、具体的に紹介しよう。

  操作方法

 ここでは、ドラッグ元にエクスプローラを、ドロップ先にOutlookのメッセージ・ウィンドウを使用する例で説明しよう。もちろん、これは一例であって、ドラッグ&ドロップが可能なアプリケーションなら、いずれも同様の操作が可能である。

 まず最初に、ドラッグ元のウィンドウ(今回はエクスプローラ)で、ドラッグ&ドロップしたい対象(今回は「予算案.xls」というファイル・アイコン)をマウスでドラッグし、ドラッグしながら、ドロップ対象のウィンドウに対応するタスク・バー・ボタンまでマウス・ポインタを移動させる。

操作その1:ドラッグ元ウィンドウから対象をドラッグし、ドロップ先ウィンドウに対応するタスク・バー・ボタン上までマウス・ポインタを移動させる
まず最初は、ドラッグ元ウィンドウ(今回はエクスプローラ)でドラッグ&ドロップしたい対象(今回は「予算案.xls」というファイル)をマウスでドラッグし、ドロップ対象のウィンドウに対応するタスク・バー・ボタンまでマウス・ポインタを移動させる。
  ドラッグ&ドロップしたい対象の上にマウス・ポインタを移動し、マウスの左ボタンを押し下げてドラッグ操作を開始する。
  マウスの左ボタンは押し下げたまま(ドラッグしたまま)ドロップ先ウィンドウに対応するタスク・バー・ボタン上にマウス・ポインタを移動する。

 タスク・バー・ボタン上にポインタを移動させたら、そのまま数秒間待つ。するとタスク・バー・ボタンが押し下げられた状態になると同時に、ボタンに対応するウィンドウがアクティブになる(最前面に表示される)。

操作その2:タスク・バー・ボタン上にポインタを置いたまま、数秒間待つ
ドロップ先ウィンドウに対応するタスク・バー・ボタン上にポインタを移動したら、そのまま(マウスの左ボタンを押し下げたまま)数秒間待つ。するとタスク・バー・ボタンが押し下げられ、対応するウィンドウがアクティブになる。
  アクティブになったウィンドウ。通常どおりにタスク・バー・ボタンをクリックした場合のように、ボタンに対応するウィンドウがこのようにアクティブになる(最前面に表示される)。

 これはちょうど、通常どおりにタスク・バー・ボタンをクリックした場合の挙動と同じである。しかしまだドラッグした状態にあるので、こうして表示されたウィンドウまでマウス ポインタを移動し、左ボタンを離す。するとドロップ処理が行われる。

 前述したとおり、Windows XPでは、タスク・バー・ボタンのグループ化機能が追加され、同一プログラムのウィンドウが複数存在するときには、タスク・バー・ボタンが1つにまとめられるようなった。そしてタスク・バー・ボタンをクリックすると、まとめられたウィンドウのリストがメニューとして表示される(ここでメニューを選択すれば、目的のウィンドウをアクティブにできる)。しかし今回の操作は、グループ化されたタスク・バー・ボタンでも問題なく使うことができる。具体的には、ドラッグしたままタスク・バー・ボタン上で一定時間待つと、グループ化されたウィンドウのメニューが表示されるので、目的とするウィンドウに対応するメニュー項目の上にマウス・ポインタを移動させて、一定時間待てばよい。

操作その3:アクティブになったウィンドウに、ドロップ処理を行う
ドロップ先ウィンドウがアクティブになったので、マウス・ポインタをこれに移動し、マウスの左ボタンを離す(ドロップする)。
  通常のドラッグ&ドロップ操作同様に、アイコンがウィンドウにドロップされた。

 この方法をマスターすれば、ドロップ先を気にすることなく、ドラッグ操作を開始して、ドロップ先がデスクトップに露出していればそこへドロップすればよいし、露出していなければ、この方法でアクティブにすればよいようになる。面倒なウィンドウの調整などは不要である。End of Article

更新履歴
【2000/01/27】ドラッグ&ドロップ操作の説明で、操作するマウス・ボタンを「右ボタン」と表記していましたが、これは「左ボタン」の誤りでした。一部のアプリケーションでは、右ボタンでも操作できる場合がありますが、通常は左ボタンを使用します。お詫びして訂正させていただきます。
【2002/06/22】Windows XPを踏まえて情報を一部修正しました。
 
「Windows TIPS」

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