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Macintoshボリュームを作成・管理する方法

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デジタルアドバンテージ
2000/04/06
2003/04/12更新
 
対象OS
Windows 2000 Server
Windows 2000 Advanced Server
Windows 2000 Server/Advanced Serverには、共有フォルダや共有プリンタをMacintoshクライアントからも利用可能にする機能がある。
これを利用すれば、WindowsクライアントとMacintoshクライアントとの間で、ファイル共有やプリンタ共有を行うことができる。
このためのサービスはデフォルトではインストールされないので、利用にあたっては明示的にサービスをインストールし、設定を行う必要がある。
解説

 Windows 2000 Server(Advanced Serverも含む)では、Macintoshクライアントのために、ファイル/プリンタ・サービスを提供する「Macintosh用ファイル サービス」と「Macintosh用印刷サービス」の2つのサービスが提供されている(クライアント向けOSであるWindows 2000 ProfessionalやWindows XPでは、AppleTalkプリンタに接続する機能しか提供されていない)。 

 
  操作方法

 このサービスをインストールするためには、[スタート]メニュー−[プログラム]−[管理ツール]の[サーバの構成]から「Windowsコンポーネント ウィザード」を起動し、「そのほかのネットワーク ファイルと印刷サービス」を選んでから、[詳細]ボタンを押す。そして「Macintosh用ファイル サービス」と「Macintosh用印刷サービス」を選択して、インストールすればよい。

ネットワークサービスのインストール
Macintosh用ファイル/印刷サービスは、デフォルトではインストールされていないので、オプションでインストールする必要がある。
  Macintosh用ファイル共有サービス。Windows 2000システム上のボリュームをMacintoshユーザーが利用できるようにする。
  Macintosh用印刷サービス。Windows 2000システムに接続されたプリンタをMacintoshクライアントから利用できるようにする。

 これら2つのMacintoshサービスをインストールすると、デフォルトでは、ブート・パーティション(Windows 2000本体が格納されているパーティション)のルートに、「Microsoft UAM Volume」というMacintosh用共有ボリュームが1つ作成されているはずである。ただしこのフォルダは、Microsoft製のユーザー認証用モジュール(User Authentication Module:UAM、ログイン時のパスワードなどの処理を行うモジュール)を格納するために作成されるデフォルト・ボリュームなので、そのまま使うことはないであろう(常にブート・パーティションに作成されるので、空き領域などが十分でないだろうから)。通常は各ユーザー環境に応じて、別のドライブ上に適切なMacintosh用ボリュームを作成することになる。

 従来のWindows NT Serverでは、このMacintoshボリュームを作成・管理するために、いくつかのツール類が用意されていたが(コントロール・パネルのMacFileアプレットやファイル・マネージャのMacFileメニューなど)、Windows 2000では、これらの機能は[コンピュータの管理]ツール中に統合されている。

 Macintoshファイル・サービスを管理するには、まず最初にこのサービスの全体的なプロパティを設定する。[スタート]メニューの[プログラム]−[管理ツール]から[コンピュータの管理]を起動するか、「マイコンピュータ」を右クリックして[コンピュータの管理]を起動する。そして、[コンピュータの管理]−[システム ツール]−[共有フォルダ]を右クリックして、[Macintosh用ファイルサーバーの構成]メニューを実行する。

Macintosh用ファイル・サーバの構成メニュー
Macintosh用ファイル共有サービスは、Windows 2000では、「コンピュータの管理」ツールに統合されている。
  Macintosh用ファイル・サーバを設定するには、[共有フォルダ]を右クリックして、「Macintosh用ファイル サーバの構成」を選択する。→

 すると次のような[Macintosh用ファイル サーバのプロパティ]ダイアログ・ボックスが表示される。このダイアログ・ボックスでは、Macintoshファイル・ サービスの各種設定を行う。「構成情報」タブでは、Macintosh側から参照する場合のファイル・サーバ名やログオン・メッセージ、ユーザー認証の方法などが設定できる。「ファイルの関連付け」タブでは、Macintoshファイル・システムで特徴的なファイルごとのクリエータやファイル・タイプ、MS-DOS形式のファイル拡張子との対応などを設定できる。「セッション」タブでは、現在使用中のユーザー数などの情報を表示することができる。

[Macintosh用ファイル サーバのプロパティ]ダイアログ・ボックス
従来のWindows NT Serverでは、これらの設定項目はファイル・マネージャやコントロール・パネルに分散していた。
  Macintosh側から参照するためのファイル・サーバ名。
  ユーザー認証の方法。Microsoft UAMユーザー認証モジュールを使用すれば、パスワードの暗号化通信など、より高度なセキュリティ機能が利用できる。
  同時接続可能な最大ユーザー・セッション数。
  Macintoshにおけるファイル・タイプやクリエータの設定、および8.3形式のファイル名との関連付けを行う。
  現在使用中のセッションの表示。

  サーバの構成が完了したら、次は、Macintoshボリュームの作成を行う。このためには、[コンピュータの管理]−[システム ツール]−[共有フォルダ]を開き、その下の[共有]を右クリックして[新しいファイルの共有]を選ぶ(もしくは、[新規作成]−[ファイルの共有]を選択する)。すると、[共有フォルダの作成]というウィザードが表示される。

共有フォルダの作成ウィザード
Windowsネットワーク向け共有フォルダとMacintosh向け共有フォルダを作成するためのウィザード。
  共有するフォルダの指定。Macintosh向けにはNTFS(もしくはISO9660形式のCD-ROM)上のフォルダのみ指定可能。
  Macintosh側から参照する場合の共有フォルダ名。
  Windowsネットワーク(SMBプロトコル)環境で共有する場合にチェックする。
  Macintoshクライアントに向けて共有公開する場合にチェックする。
  設定を行ったらここをクリックして次に進む。→

 ダイアログ・ボックスの下側に2つあるチェック・ボックスのうち、上側の[Microsoft Windows]というのは、Windowsネットワーク(SMBプロトコル)におけるファイル共有サービス機能である。ただしこれと同じ設定は、エクスプローラ上でも、フォルダの右クリック・メニューを使って簡単に行える。Macintoshボリュームを作成する場合は、[Apple Macintosh]のチェック・ボックスをオンにして、「Macintosh共有名」のフィールドにMacintosh向けに公開する場合の共有名を入力する。

アクセス権の設定
共有・公開する資源のアクセス権の設定を行う。
  Macintosh向け共有の場合は、これ以外は選べない。ユーザーごとのアクセス権は、公開する各ファイルやフォルダごとに個別に指定する必要がある。

 既存のMacintosh共有フォルダの属性を確認したり、変更したりする場合は、共有の一覧からMacintosh共有名を選択して右クリックし、次に示すプロパティを表示すればよい(このとき、[共有の停止]を選ぶと、Macintosh用の公開・共有ボリュームを削除することができる)。

共有フォルダのプロパティ
Macintosh向けに公開する各フォルダのプロパティの設定を行う。
  このフォルダに同時接続可能な最大ユーザー数。
  共有フォルダのセキュリティ設定。だれでもアクセスできるようにするかどうかなどを設定する。SFMは、Service for Macintoshの略。

 Macintosh用共有フォルダを作成・管理するには、以上のように「コンピュータの管理」ツールを使ってGUIベースで行う方法もあるが、このほかに、コマンド・プロンプトからmacfile.exeというコマンドを使って設定する方法もある。この方法は、Telnetなどでリモート接続して管理したり、BATファイルなどで一括して登録したりするような場合に有用である。macfileコマンドの詳細については、ヘルプ・ファイルなどを参照していただきたい。End of Article

更新履歴
【2003/04/12】Windows XPを踏まえて情報を一部修正しました。
 
「Windows TIPS」

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