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一時的にほかのユーザー権限でプログラムを実行する方法(ショートカットのプロパティを利用する方法)

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デジタルアドバンテージ
2000/04/06
2003/11/15更新
 
対象OS
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
Windows NT系OSでは、ユーザーに一定の権限を割り当て、権限に応じて、操作可能なことと、操作不可能なことを区別できる。
システムの変更を伴う操作では管理者権限が必要だが、普段一般ユーザー権限でコンピュータを利用している場合、管理者権限を持つユーザーの再ログオンが必要になる。
繰り返しこのような作業が発生するなら、プログラムのショートカットを利用することで、一般ユーザーでログオンしたまま、特定のプログラムだけを管理者権限で実行することができる。
解説

 Windows NT系OS(Windows NT、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003)では、ユーザーに一定の権限を割り当て、この権限に応じて、操作可能なことと、操作不可能なことを区別できるようになっている。そしてたとえ個人が所有するPCでも、日常業務は管理者権限を持たない通常ユーザーで行うようにし、必要なときだけ管理者権限を持つユーザーになることが推奨されている。

 しかし何かしらの管理作業が発生するたびに、いったんログオフし、管理者権限で再ログインし、管理作業を行ってからログオフ、もう一度元のユーザーでログオンするというのは面倒だ。このためWindowsには、別ユーザーの権限を一時的に使って、プログラムを実行する方法がある。1つの方法は、エクスプローラなどで目的の実行プログラム(管理用プログラムなど)を指定し、[Shift]キーを押しながらアイコンを右クリックすると表示されるプロパティ・メニューの[別のユーザーとして実行]を使用する方法である(詳細は別稿「TIPS:一時的にほかのユーザー権限でプログラムを実行する方法(ショートカット メニューを利用する方法)」参照)。しかし同じプログラムを何度も使うような場合、毎回このような指定を行うのは面倒である。このようなときには、プログラムのショートカットのプロパティを使用すると便利である。

  設定方法

 周知のとおり、プログラムのショートカットとは、プログラムやファイルなどへのリンクで、このショートカットを利用することで、実体としては1つしかない実行プログラムの起動アイコンを別の場所に設定できる。例えばWindowsでは、[スタート]メニューの[プログラム]項目からプログラムを起動できるが、基本的にこの[プログラム]項目に追加されているアイコンは、各実行プログラム・ファイルへのショートカットである。

 ショートカットを作成するには、元の実行ファイル・アイコンをマウスの右ボタンでドラッグし、目的とするフォルダにドロップする。ドロップすると、次のようなショートカット・メニューが表示されるので、この中から[ショートカットをここに作成]を実行すると、ショートカットが作成される。

マウスの右ボタンを使ってプログラム・アイコンをドラッグ&ドロップしたときに表示されるショートカット・メニュー
通常使用するマウスの左ボタンではなく、右ボタンを使ってアイコンをドラッグ&ドロップすると、ドロップした時点でこのショートカット・メニューが表示される。
  ショートカットを作成するには、このメニュー項目を実行する。

  ショートカットが作成されたら、そのショートカット・アイコンを再度マウスの右ボタンでクリックし、表示されるショートカット・メニューの[プロパティ]を実行する。こうすると、次のようなショートカットのプロパティ・ダイアログが表示される。

ショートカットのプロパティ・ダイアログ(Windows 2000の場合)
作成したショートカット・アイコンをマウスで右クリックし、表示されるプロパティ・メニューの[プロパティ]を実行するとこのダイアログが表示される。このショートカットを実行するたびに、別ユーザーで実行するように指定するには、[ショートカット]タブの[別のユーザーとして実行]チェックボックスをオンにする。
  このショートカットを別ユーザーで実行するには、このチェック・ボックスをオンにする。

 Windows 2000では上記ノダイアログが表示される。このショートカットを別ユーザーで実行するようにするには、[ショートカット]タブをクリックし、中央右にある[別のユーザーとして実行]チェック・ボックスをオンにすればよい。

 Windows XP/Windows Server 2003では、ダイアログ中に[別のユーザーとして実行]チェック・ボックスは存在しない。これらのOSでは、上記ダイアログの右下に[詳細設定]ボタンがあるのでこれをクリックする。すると次のダイアログが表示されるので、ここで[別の資格情報で実行する]チェック・ボックスをオンにする。

[詳細プロパティ]ダイアログ(Windows XP/Windows Server 2003の場合)
Windows XP/Windows Server 2003では、ダイアログ中に[別のユーザーとして実行]チェック・ボックスは存在しない。これらのOSでは、上記ダイアログの右下に[詳細設定]ボタンがあるのでこれをクリックすると、このダイアログが表示される。
  実行時に別ユーザーを指定するには、これをオンにする。

 これ以後、そのショートカットを実行すると、次のような認証ダイアログが表示されるようになる。まずはWindows 2000の場合。

[別ユーザーとして実行]ダイアログ(Windows 2000の場合)
上述の設定を行った後、ショートカット・アイコンを実行すると、無条件にこのダイアログが表示され、ユーザー名とパスワードなどの入力が促されるようになる。ここでユーザー名とパスワードを入力すれば、そのユーザー権限でプログラムを実行できる。
  別のユーザーを指定するにはこのラジオ・ボタンを選択する。デフォルトでこちらが選択されている。
  別ユーザーのユーザー名を指定する。
  で指定したユーザー名に対応するパスワードを指定する。
  上記ユーザーがドメインのユーザーなら、ここのそのドメイン名を指定する。

 Windows XP/Windows Server 2003では次のようなダイアログが表示される。

[別ユーザーとして実行]ダイアログ(Windows XP/Windows Server 2003の場合)
意味は同じだが、Windows XP/Windows Server 2003ではこのようなダイアログが表示される。
  別のユーザーを指定するにはこのラジオ・ボタンを選択する。
  別ユーザーのユーザー名を指定する。
  で指定したユーザー名に対応するパスワードを指定する。

 [OK]ボタンをクリックすれば、指定したユーザーの権限でプログラムを実行することができる。End of Article

更新履歴

【2003/11/15】Windows XPを踏まえて情報を一部修正しました。

 
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