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現在のユーザーに対応するプロファイル・フォルダを素早く見つける方法

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ
2000/09/30
2002/10/08 更新
 
対象OS
Windows NT
Windows 2000 Professional
Windows XP Professional
Windows XP Home Edition
Windows 2000 Server
Windows 2000 Advanced Server
Windows 2000/XPでは、ユーザーごとに「お気に入り」や履歴、Webキャッシュなどが別々のプロファイル・フォルダに保存されている。
プロファイル・フォルダの名前や場所は、アカウントの種類や環境に応じてその都度作成されるので、一定していない。
現在ログオンしているユーザーのプロファイル・フォルダの位置を素早く見つけるには、[スタート]メニューを右クリックすればよい。
 
解説

 マルチユーザーでの利用を前提とするWindows 2000/XPでは、ユーザーごとの情報を別々に記録しておき、ログオンしたユーザーごとにそれらの設定を切り替えられるようになっている。Windows 9xやWindows Meでも同様の機能があるが、これらはそもそもシングル・ユーザー向けシステムだったこともあり、Windows 2000/XPほど徹底したものではない。

 ユーザーごとに別々に保存される情報としては、よく利用するWebページのURLなどを保存しておく「お気に入り(Favorites)」や、どのWebページを参照したかを記録しておく「履歴(History)」、一度参照したWebページのデータをキャッシュしておく「インターネット一時ファイル(Temporary Internet Files)」、最近編集したファイルの情報を記録しておく「最近使ったファイル(Recent)」、多くのアプリケーションでデフォルトの文書保存フォルダとなっている「マイ ドキュメント」フォルダ、[スタート]ボタンから表示されるメニューの内容、エクスプローラなどでファイル・アイコンを右クリックして表示されるショートカット・メニューの[送る]に表示される項目などがある。またアプリケーションにもよるが、これ以外にも、Office製品で利用するテンプレート・ファイルやOutlook Expressの電子メール/Newsメッセージなどもユーザーごとに保存されるようになっている。

 これらの情報は、デフォルトではWindows 2000/XPをインストールしたドライブの「\Documents and Settings」フォルダの下に、各ユーザーごとのフォルダが作成され、そのフォルダ以下に格納されるようになっている(ただしWindows NTからアップグレードした場合には、過去との互換性を維持するという理由から、「\My Documents」や、Windows NTをインストールしたフォルダ以下にある「profile」フォルダがそのまま使用されることもある)。

 またWindows NTやWindows 2000、Windows XPでドメインに参加しているクライアントでは、ドメインのユーザー・アカウントとは別に、ローカル・コンピュータのユーザー・アカウントを作成することもある。この場合も、プロファイル・フォルダはそれぞれ独立になるのだが、両者に同じユーザー名を使用すると、ドメイン・ユーザーに対応するプロファイル・フォルダ名が「username.domainname」のようにユーザー名+ドメイン名として区別される場合がある。またWindows 9x/MeからWindows 2000/XPにアップグレード・インストールしたような場合、従来の(Windows 9x/Meで使用していた)プロファイル・フォルダとは別に、Windows 2000/XPユーザー用のプロファイル・フォルダを作成するとき、「username.machine_name」(「machine_name」はマシン名)のように、後ろにマシン名などが付けられる場合もある。さらに、一度使ったユーザー・アカウントを削除して、同じ名前で再度作成した場合も、衝突しないように別のプロファイル・フォルダが新たに作成され、利用される。

 このように、1人で使っているコンピュータでも、さまざまな構成向けにユーザー・アカウントを作成すると、同じユーザー名にドメイン名やコンピュータ名などが追加されたプロファイル・フォルダが乱造されるようになる。

はて? いま使っているプロファイル・フォルダはどれ?

 ユーザーごとにプロファイル・フォルダが独立し、ユーザーごとに環境が保存されるのはもちろん便利な機能なのだが、管理者としては、少々面倒なこともある。特定のユーザーの環境に対して、何らかの操作を加えたいと思ったら、当該ユーザーに対応するプロファイル・フォルダを特定しなければならない。ごく少数のユーザーしかいなければ、たいした手間ではないかもしれないが、登録ユーザーが増えたり、前述のような理由からプロファイル・フォルダが乱造されたりすると、どのフォルダがどのユーザーに対応するのか、簡単に見つけにくくなってくる。

 こんなとき、現在ログオンしているユーザーに対応するプロファイル・フォルダを簡単に見つける方法がある。


操作方法

 操作はいたって簡単。まずはプロファイル・フォルダを見つけたいユーザーでログオンし、タスク・バーの左端(デフォルト時)にある[スタート]ボタンをマウスで右クリックし、表示されるショートカット・メニューの[エクスプローラ]を実行する。

[スタート]ボタンをマウスで右クリックすると表示されるショートカット・メニュー
タスク・バーの左端(デフォルト時)にある[スタート]ボタンをマウスで右クリックする。ここで表示されるショートカット・メニューの「上側」の[エクスプローラ]を実行する。
  上側にある[エクスプローラ]を選択する([開く]を選ぶとフォルダ・ツリーが表示されないので、この後の操作が面倒になる)。
  下側の[開く]や[エクスプローラ]は、全ユーザー共通の設定を保存するフォルダ(「Documents and Settings\All Users」フォルダ)に相当する。

 すると、エクスプローラが起動され、現在ログオンしているユーザーに対応するプロファイル・フォルダ中の[スタート]メニュー項目を格納しているフォルダ([スタート メニュー]フォルダ)が表示される。

[スタート]メニュー項目のフォルダを表示したエクスプローラ
ショートカット・メニューから[エクスプローラ]を実行すると、エクスプローラが起動され、現在ログオンしているユーザーの[スタート]メニュー項目を格納したフォルダ([スタート メニュー]フォルダ)が表示される。このように、現在選択されているフォルダを含むプロファイル・フォルダが、現在のユーザーに対応するものである。
  現在ログオンしているユーザーのプロファイル・フォルダ。
  ショートカット・メニューから[エクスプローラ]を実行すると、現在ログオンしているユーザーの[スタート]メニュー項目を保存したフォルダが表示される。
  このユーザーにおける[SendTo]フォルダ。ここにショートカットを置くと、エクスプローラの[送る]メニューをカスタマイズできる。

 この[スタート メニュー]フォルダも、各ユーザーごとに、プロファイル・フォルダ以下に格納されている。つまり、現在表示されている[スタート メニュー]フォルダを含むプロファイル フォルダが、現在ログオンしているユーザーに対応するフォルダということになる。そのため、例えば右クリックで表示される[送る]メニューの内容を変更したければ、ここにある[SendTo]フォルダの内容を変更すればよい(TIPS「[送る]メニューに項目を追加する方法 」参照)。

 以上の操作ではユーザーごとのフォルダを操作しているが、全ユーザー共通の設定を確認・変更したい場合は、最初の画面において、下側の[エクスプローラ - All Users]メニューを選択すればよい。そこで表示されたフォルダ中の例えば[スタート メニュー]−[プログラム]−[スタートアップ]にショートカットを追加すると、すべてのユーザーのスタートアップ・メニューに同じ項目が表示されるようになる。End of Article

更新履歴
【2002/10/05】Windows XPに関する情報を加筆・修正しました。
 
「Windows TIPS」

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