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Webページ用にサイズの小さなスクリーン・キャプチャをとる方法

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デジタルアドバンテージ
2000/11/08
2002/11/30 更新
 
対象OS
Windows 2000 Professional
Windows 2000 Server
Windows 2000 Advanced Server
Webページに画面のキャプチャを貼り付けるという場面は少なくない。しかし1つのページに大量のキャプチャ・データを貼り付けると、表示が重くなってしまう。
キャプチャしたデータのパレット数を減らすなどすれば、データ・サイズを小さくできるが、デフォルトでグラデーションが使われているWindows 2000のウィンドウのタイトル・バーは、パレット数を減らすととたんに表示が醜くなる。
これを避けるには、タイトル・バーのグラデーション設定をやめればよい。
 

解説

 ケーブル・インターネットやxDSLなどの高速接続が普及しつつあるとはいえ、Webページのサイズは小さいに越したことはない。一般的なWebページにおいて、データ・サイズを大きく左右するのは、やはり画像であろう。写真などのビジュアル要素を自由に使えることはWebページの大きなメリットだが、その一方で、画像の点数が増えたり、サイズの大きな画像を挿入したりすると、データ・サイズはあっという間に大きくなってしまう。

 本サイトでは、コンテンツの性格上、Windowsのスクリーン・キャプチャをページ内に配置することが多い。これをお読みの読者の方も、例えばWindows環境の操作方法をWebページとしてドキュメント化したい場合などは、数多くのスクリーン・キャプチャをページ内に配置したいと考えるかもしれない。

 6万5000色を超える多色モードが常識化した現在では、キャプチャした画像をそのままWebページに貼り付けるのは難しい。通常は、ビットマップ・エディタなどを使って、画像イメージを縮小したり、パレットの色数を間引いたりして、データ・サイズを圧縮することになるだろう。ちょっとしたことだが、Windows 2000では、このとき困った問題がある。

タイトル・バーのグラデーションがデータ圧縮を阻む

 Windows 2000で表示されるウィンドウのタイトル・バーは、標準で濃い青から薄い青に向かってグラデーション表示されるようになっている(ただし256色モードではグラデーション表示は行われない)。もちろん、多色モードを使用する通常の状態なら何ら問題がないのだが、こうしたグラデーションを含むウィンドウは、滑らかなグラデーション表示を行うために、多数の中間色をパレットに持っている。このような画像であっても、無理にパレットから色を間引くこともできるが、あまり無理に間引くと、ディザによる中間色表示などが汚くなる。例えば下の画面は、グラデーション表示されたタイトル・バーを持つデバイス・マネージャのウィンドウをキャプチャし、パレットを16色まで間引いた結果である。まだ16色残されているので、それほど醜くはなっていないが、よく見るとディザによる無理な中間色表示が行われていることが分かる。

グラデーション表示されたタイトル・バーを含むウィンドウをキャプチャし、パレットを16色に間引いたもの
まだ16色が使えるので、耐えられないというレベルではないが、タイトル・バーをよく見ると、ディザによる無理な中間色表示が行われていることが分かる。

 ちなみにこの画像で、ファイル・サイズは約9Kbytesである。さらにパレットの色を減らすこともできるが、そうするとタイトル・バー部分が耐えられないくらい醜くなってしまうだろう。

 なお、Windows XPの標準設定では、タイトル・バーのグラデーションが横方向ではなく、縦方向に変更されたため、Windows 2000に比較すると、画像のデータ圧縮が利きやすくなっているようだ。


操作方法

タイトル・バーのグラデーション表示をやめる

 この問題を回避するには、単純にタイトル・バーのグラデーション表示をやめればよい。従来のWindows NT 4.0まではこのようなグラデーション表示はなかったし、グラデーション表示をやめたところで、見映え以外の問題はないはずだ。Windows XPでも、グラデーションをやめることは可能だが、こうすると見映えがWindows XPの標準状態から大きく変化してしまうし、その割りにはデータの削減効果はそれほど高くない。ここでは、Windows 2000のケースについて説明しよう。

 この設定は、コントロール・パネルの[画面]アプレットにある[デザイン]タブで行う。

コントロール・パネルの[画面]アプレット−[デザイン]タブ
タイトル・バーのグラデーション表示をやめるには、ここで「アクティブ タイトル バー」の色設定を変更する。
  [画面]アプレットを起動したら、この[デザイン]タブをクリックする。ここでは、ウィンドウ各部分に使う色などを指定する。
  指定する色として、ここで[アクティブ タイトル バー]を選択する。すると右の[色]、[色2]の部分にグラデーション表示の左端の色、右端の色がそれぞれ表示される。
  タイトル・バーのグラデーション表示は、この2色の間で実施される。従って両者に同じ色を指定すれば、グラデーション表示は行われない。

 ここで[指定する部分]で[アクティブ タイトル バー]を選択すると、右の[色]、[色2]の部分にグラデーション表示の左端の色、右端の色がそれぞれ表示される。タイトル・バーのグラデーション表示は、この2色の間で実施されるので、両者に同じ色を指定すれば、グラデーション表示は行われない。同じ色であれば、どのような色を指定してもよいが、今回は例として、左の[色]の濃紺を右側の[色2]にも指定し、タイトル・バーを濃紺一色にした。

 こうしてタイトル・バーのグラデーション表示をやめて、さきほどと同じデバイス マネージャ・ウィンドウをキャプチャしたのが下の画面である。

グラデーション表示をオフにしてキャプチャしたウィンドウ
このウィンドウは、実際にはパレットを8色まで減少させているが、多少アイコンの色があせたことを除けば、大幅に見劣りする部分はない。これでデータ・サイズは約8Kbytesと、「グラデーション表示+16色」の場合と比較すると、見映えを損なうことなく、約1Kbytesのデータを節約することに成功した。

 上の画面は、ウィンドウをキャプチャした後、パレットを8色まで減少させている。しかし多少アイコンの色があせたことを除けば、大幅に見劣りする部分はない。これでデータ・サイズは約8Kbytesと、「グラデーション表示+16色」の場合と比較すると、見映えを損なうことなく、約1Kbytesのデータを節約することに成功した。スクリーン・キャプチャを多用するWebページを作成するなら、ぜひとも画面をキャプチャする前に設定しておきたいところだ。End of Article

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このリストは、デジタルアドバンテージが開発した自動関連記事探索システム Jigsaw(ジグソー) により自動抽出したものです。

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更新履歴
【2002/11/30】最新情報を反映して加筆・修正しました。
 
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