| [System Environment] | |||||||||||||
Internet Explorerのバージョンを確認する方法
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| 解説 |
Windows標準のWebブラウザであるInternet Explorer(IE)は登場以来、バージョンアップを重ね、近々8代目のInternet Explorer 8が登場する予定だ。こうしたバージョンアップは機能向上などの利点がある半面、バージョンごとの機能差に悩まされる可能性もある。特にIEの場合、下表のようにWindows OSによってプレインストールされているIEのバージョンが異なる場合があり、同じ部門/部署などのグループ内でも複数バージョンが混在しがちだ。
| OS | Internet Explorerのバージョン |
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5.01 |
5.5 |
6 |
7 |
8*1 |
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| Windows 2000 | ○(プレインストール) |
○(ただしサポート終了) | ○(IE6 SP1)*2 | × |
× |
| Windows XP | × |
× |
○(プレインストール) | ○*3 (x86/x64) |
○ |
| Windows Server 2003 (R2を含む) |
× |
× |
○(プレインストール) | ○ (x86/x64) |
○ |
| Windows Vista | × |
× |
× |
○(プレインストール) | ○ |
| Windows Server 2008 (フル・インストール) |
× |
× |
× |
○(プレインストール) | ○ |
| Windows Server 2008 (Server Core) |
× |
× |
× |
× |
× |
| OS別のIEのインストール可否およびプレインストール状況 | |||||
| 「○(プレインストール)」はOSの初期状態でインストール済みを表す。「○」はインストール可能、「×」はインストール不可をそれぞれ表している。リンク先はインストーラのダウンロード・ページ。 | |||||
| *1 予定。本稿執筆時点ではIE8 RC1の公開テスト中。 | |||||
| *2 インストール方法についてはTIPS「IE 6.0 SP1のインストール用コンポーネントのダウンロードだけを行う」も参考になる。 | |||||
| *3 IE7の詳細は製品レビュー「使い勝手とセキュリティ機能が改善された新ブラウザ、Internet Explorer 7」が参考になる。 | |||||
これはWebアプリケーション運用上の課題となる。Windowsプレインストールゆえ配布の手間が不要なIEは、WebアプリケーションのクライアントWebブラウザとして利用されることが多い。しかしクライアントによってIEのバージョンが異なると、Webアプリケーションの挙動が変わったり、不具合が生じたりすることがある。各クライアントのIEのバージョンを把握しておかないと、適切な障害対応ができない。
そこで本稿では、IEのバージョンを確認する複数の方法を説明する。また自動検出用のバッチ・コマンドも用意したのでご利用いただきたい。
| 操作方法 |
本稿では、IEのGUIを対話的に操作してバージョン番号を表示させる方法と、レジストリに格納されたIEのバージョンを取得する方法の2種類を説明する。特に後者は、リモート・コンピュータのIEのバージョン取得に役立つ。
GUIでIEのバージョンを取得する
GUIを介してIEのバージョンを確認するには、一般的なWindowsアプリケーションと同様、[ヘルプ]−[バージョン情報]を実行する。表示されたダイアログ・ボックスの[バージョン]にIEのバージョン番号が記載されているはずだ。
![]() |
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| IEのバージョン情報ダイアログ・ボックス | ||||||
| これはWindows XP SP3のIE6の例。[ヘルプ]−[バージョン情報]メニューを実行すると表示される。 | ||||||
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取得したバージョン番号を下表と照らし合わせると、IEのバージョンやService Pack、OSなどを判定できる。
| 取得された バージョン番号 |
IEのバージョンと Service Pack |
OS |
| 5.00.2920.0000 | Internet Explorer 5.01 SP未適用 | Windows 2000 SP未適用 |
| 5.00.3103.1000 | Internet Explorer 5.01 SP1 | Windows 2000 SP1 |
| 5.00.3315.1000 | Internet Explorer 5.01 SP2 | Windows 2000 SP2 |
| 5.00.3502.1000 | Internet Explorer 5.01 SP3 | Windows 2000 SP3 |
| 5.00.3700.1000 | Internet Explorer 5.01 SP4 | Windows 2000 SP4 |
| 5.50.4134.0600 | Internet Explorer 5.5 SP未適用 | Windows 2000 |
| 5.50.4522.1800 | Internet Explorer 5.5 SP1 | Windows 2000 |
| 5.50.4807.2300 | Internet Explorer 5.5 SP2 | Windows 2000 |
| 6.0.2600.0000 | Internet Explorer 6 SP未適用 | Windows 2000または Windows XP SP未適用 |
| 6.0.2800.1106 | Internet Explorer 6 SP1 | Windows 2000または Windows XP SP1/SP1a |
| 6.0.2900.2180 | Internet Explorer 6 | Windows XP SP2 |
| 6.0.2900.5512 | Internet Explorer 6 | Windows XP SP3 |
| 6.0.3790.0 | Internet Explorer 6 | Windows Server 2003 SP未適用 |
| 6.0.3790.1830 | Internet Explorer 6 | Windows Server 2003 SP1 |
| 6.0.3790.3959 | Internet Explorer 6 | Windows Server 2003 SP2 |
| 7.0.5730.1100 (7.0.5730.11) または 7.0.5730.1300 (7.0.5730.13) |
Internet Explorer 7 | Windows XP SP2/SP3または Windows Server 2003 SP1/SP2 |
| 7.0.6000.16386〜 | Internet Explorer 7 | Windows Vista SP未適用 |
| 7.0.6001.18000 | Internet Explorer 7 | Windows Vista SP1または Windows Server 2008 SP1 |
| 8.0.6001.18372 | Internet Explorer 8 RC1 | Windows XP SP2/SP3または Windows Server 2003 SP2、 Windows Vista、Windows Server 2008 |
| バージョン番号とIEのバージョン、Service Pack、OSとの対応(x86のみ) | ||
| 同じメジャー・バージョン/マイナー・バージョンでも、OSやそのService Packによってビルド番号やサブ・ビルド番号が異なる。そのため、IEのバージョンのみならずOSやそのService Packもある程度は特定できる。 | ||
上表で「6.0.2900.2180」すなわちWindows XP SP2のIE6以降にService Packレベルが記載されていないのは、IE自身に対するService Packがリリースされなくなったためだ。それまではIE向けにService Packが提供されていた。Windows XP SP2以降、IEの更新には、OS向けのService PackやIE向けの累積セキュリティ・パッチを適用する必要がある。
少し注意が必要なのは、Service Packが未適用のWindows VistaにおけるIE7のサブ・ビルド番号が、IEのパッチ適用によって変わってしまうことだ。ほかのOS/Service Packではこのような現象は見られなかった。ただし、バージョン番号とビルド番号すなわち「7.0.6000」だけでIE7とService Pack未適用のWindows Vistaと判定できるので、IEのバージョンを確認するだけなら問題ではない。
レジストリを参照してIEのバージョンを取得する
IEのバージョンはレジストリにも格納されており、レジストリ・エディタやreg.exeなどで下記のレジストリ・エントリを参照すれば、IEのバージョン番号を取得できる。
| 項目 | 内容 |
| キー | HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer |
| 値の名前 | Version |
| 値の型 | 文字列型(REG_SZ型) |
| 値の内容 | バージョン番号 |
| IEのバージョン検出用レジストリ・エントリ | |
| 値「Version」にIEのバージョン番号が格納されている。前述のGUIで表示されるバージョン番号と共通なので、前述の表と照合すればIEのバージョンなども判定できる。 | |
このバージョン番号も、前述の表と照合してIEのバージョンやOSおよびそのService Packを判定できる。
IEのバージョンをバッチ・コマンドで確認する
特に複数のPCが対象の場合、上記のレジストリ・エントリをいちいち手動で確認するのは手間がかかる。そこで、レジストリを自動的に参照してIEのバージョンなどを検出・表示するバッチ・ファイルを用意した。
なお、Windows 2000でこのバッチ・ファイルを実行する場合は、あらかじめTIPS「コマンド・プロンプトでレジストリを操作する」を参照してreg.exeを実行可能にしていただきたい。
このZIPファイルを展開して、checkiev.cmdというファイルを書き込み可能なフォルダに保存する(一時ファイルを作成するため)。管理者アカウントでログオンしていることを確認してから、引数なしでcheckiev.cmdを実行すると、実行したコンピュータに組み込まれているIEのバージョンが表示される。
また引数に「\\<コンピュータ名>」を指定すると、リモートからそのコンピュータのIEのバージョンを調査して表示できる。ただし、checkiev.cmdを実行するコンピュータから、対象のリモート・コンピュータのレジストリにアクセスできる必要がある。具体的には、リモート・コンピュータのRemote Registryサービスが起動していること、ファイアウォールでMicrosoft Windowsネットワークを遮断していないことを確認する。![]()
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| checkiev.cmdの実行例 | |
| リモート・コンピュータを調査した例。IEのバージョンおよびOS、そのService Packレベルの情報が表示される。 |
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| 「Windows TIPS」 |
TechTargetジャパン
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