暗号化の種類を選択する。Windows版では、システム・ドライブやパーティション全体の暗号化もサポートしている。暗号化仮想ドライブの作成を行う場合は、[Create an encrypted file container]()を選択する。なおパーティション全体の暗号化を選択した場合、パーティションがフォーマットされてしまうので注意が必要だ。
TrueCryptボリュームが作成できたら、これを任意のドライブ・レターでマウントする。TrueCryptの画面の[Volume]−[Select File]ボタンをクリックし、作成したTrueCryptボリューム、マウントしたいドライブ・レターをそれぞれ選択してから、[Mount]ボタンをクリックする。[Enter password for <選択したTrueCryptボリュームの名前>]ダイアログが開くので、ここに作成時に指定したパスワードを入力する。これで指定したドライブ・レターにTrueCryptボリュームがマウントされる。あとは、暗号化したいファイルをこのドライブにコピーすればよい。マウントしたあとは、通常のドライブとして見えるので、暗号化することを意識する必要はない。
またTrueCryptボリューム自体は、1つのファイルとなっているので、USBメモリなどにコピーすれば、データを安全に持ち運ぶことも可能だ。なおTrueCryptでは、TrueCryptがインストールされていない環境でも、TrueCryptボリュームをマウント可能にする「トラベラーモード」を用意している。TrueCryptの[Tools]−[Traveler Disk Setup]メニューを選択すると、トラベラーモードで起動するために必要なファイルがコピーされる。その中のTrueCrypt.exeを実行すれば、インストールした場合のTrueCryptと同じ画面が現れるので、同様の手順でTrueCryptボリュームをマウントすればよい。TrueCryptをインストールしなくて済むので、外出先のコンピュータでUSBメモリ内のデータを参照したいといった場合に便利だ。
具体的には、上記の「TrueCrypt Language Packs」のWebページから日本語の言語パック(langpack-ja-2.0.0-for-truecrypt-6.1a.zip)をダウンロードし、ZIPファイルの「Language.ja.xml」をTrueCryptのインストール・フォルダにコピーする。その後、TrueCryptの[Settings]−[Language]メニューを選択すれば、[Language]ダイアログに「日本語」が追加されているので、これを選択すれば、メニューが日本語化される。