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Windows Vista/Server 2008 Service Packのアンインストール用ファイルを削除する

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 小林 章彦
2009/06/26
対象OS
Windows Vista SP1/SP2
Windows Server 2008 SP2
Windows Vista SP1/SP2、Windows Server 2008 SP2は、Service Packを適用するとアンインストールできるようにバックアップ・ファイルを保存する。
バックアップ・ファイルの容量は800Mbytes以上もある。
Service Packをアンインストールする必要がなければ、vsp1cln.exe(SP1)/compcln.exe(SP2)でバックアップ・ファイルを削除できる。

解説

 Windows Vistaは、Service Packを適用すると、適用前のシステム・ファイルの多くをバックアップ・ファイルとして保存する。適用後に障害が発生したような場合、Service Packをアンインストールできるようにするためだ。その容量は、約800Mbytes(Windows Vista SP1の場合)/1.1Gbytes(Windows Vista SP2の場合)もあり、ディスク容量が限られたSSDなどを利用している場合は、空き容量が圧迫されてしまう。

Insider's Eye:Windows Vista/Windows Server 2008 Service Pack 2がリリース

 Windows XPでは、Service Packの適用時にオプションを指定することで、バックアップ・ファイルを作成しないようにできたが、Windows VistaやWindows Server 2008ではそのようなオプションが用意されていない。そのためService Packを適用後、安定的に動作していれば、バックアップ・ファイルは使われることがなく、単にディスク領域を圧迫しているだけになる。Service Packを適用して、数カ月が経過し、安定的に動作しているのであれば、バックアップ・ファイルは削除したいところだ。そこで、ここではバックアップ・ファイルの削除方法を紹介する。

操作方法

  Windows Vista SP1/SP2、Windows Server 2008 SP2には、Service Packのバックアップ・ファイルを削除するコマンドが用意されている。Windows Vista SP1の適用によって作成されたバックアップ・ファイルを削除するのが「vsp1cln.exe」、Windows Vista/Server 2008 SP2が「compcln.exe」である。

 削除するにはコマンド・プロンプトを起動し、「vsp1cln.exe」もしくは「compcln.exe」を実行すればよい。警告が表示され、「続行しますか? (Y/N):」と聞かれるので、「y」キーを入力すれば、バックアップ・ファイルの削除が開始される。容量が大きいため、ハードディスクが遅いノートPCでは、10分以上かかることがある。削除が完了すれば、ディスクに800Mbytes以上の空き容量が増えるはずだ。End of Article

Windows Vista SP1でvsp1cln.exeを実行した場合の画面
コマンド・プロンプトで、「vsp1cln.exe」を実行する。画面のような警告が表示されるので、ここで「y」キーを入力すれば、バックアップ・ファイルの削除が実行される。

[プログラムと機能]の[インストールされた更新プログラム]の画面
vsp1cln.exeを実行すると、[インストールされた更新プログラム]の一覧から「Microsoft Windows (KB936330)のService Pack」が消え、アンインストールができなくなる。なおSP2の場合は、「Microsoft Windows (KB948465)のService Pack」が消える。
更新プログラムを名前順にソートしているため、本来ならばここに「Microsoft Windows (KB936330)のService Pack」があるはずだが、vsp1cln.exeを実行したことにより、一覧から削除された。

Windows Vistaのvsp1cln.exeの実行前(上)と実行後(下)のC:ドライブのプロパティ画面
Windows Vista SP1がインストールされたC:ドライブのプロパティをvsp1cln.exeの実行前(上)と実行後(下)で比較した。実行前は2.63Gbytesが使用済みであったが、実行後は2.55Gbytesとなり、約800Mbytes分のファイルが削除されたことが分かる。
実行前と実行後の使用領域を比較すると、約800Mbytes小さくなっていることが分かる。これがvsp1cln.exeによって削除されたバックアップ・ファイルの容量ということになる。

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