Windows OSのNTFSファイル・システムでは、作成したファイルの属性として、作成日時や更新日時(最後に書き込みが行われ、ファイルがクローズされた時間)のほかにもう1つ、「最終アクセス日時(last access time)」という情報が記録されている。これはファイルを最後に読み出した時間を記録しておくものであり、例えば単にメモ帳で開いて、何も更新せずにそのままクローズしても、この最終アクセス日時がクローズ時の時刻に更新される。これにより、最後にいつアクセスされたかが分かる。
Windows OSではファイル・データの読み出しはかなり頻繁に行われるので、この最終アクセス日時情報が更新される頻度はかなり高い。例えばエクスプローラでフォルダをブラウズするだけでも、ファイル・タイプによってはその内容の読み出しとタイプのチェックなどが行われるし(アイコンや縮小版表示などに反映するため)、検索機能でファイルの中に含まれる文字列を検索すると、対象フォルダ中のファイルがすべて読み出され、その内容がスキャンされるので(あらかじめインデックスを作っていない場合)、最終アクセス日時が更新される。
ファイルの最終アクセス日時を記録しないようにするには、管理者としてコマンド・プロンプトを開き、以下のコマンドを実行する。「fsutil behavior set disablelastaccess 1」とすると最終アクセス日付の記録が無効化され、「fsutil behavior set disablelastaccess 0」とすると有効化される。
C:\>fsutil behavior set disablelastaccess /? ……ヘルプの表示
使用法 : fsutil behavior set <オプション> <値>