Windows Update/Microsoft Updateを利用して修正プログラムを適用するような場合は、自動的にバージョンがチェックされるためDirectXのバージョンを気にする必要はない。しかし手動もしくは配布ツールなどで適用を行う場合には、事前にインストールされているDirectXのバージョンを確認しておく必要がある。またアプリケーションによっては、動作要件としてDirectXの特定バージョン以降が要求されることもあるため、事前にインストールされているDirectXのバージョンを確認しておいた方がよいこともある。そこで本稿では、DirectXのバージョンを簡単に調べる方法を紹介する。
Windows XP SP2のDirectX診断ツールには、[DirectXファイル]タブがあり、DirectXを構成するファイルのバージョンが一覧表示されている。構成するファイルの一部のみが更新されているような場合、ここで確認可能だ。「バージョン」では分かりにくいので、「日付」を確認するとよい。
このタブを選択する。
Windows Vista SP1のDirectX診断ツールの画面
Windows Vista SP1で標準のDirectX 10がインストールされていることが分かる。Windows Vistaには、DirectX 11がインストール可能なので、場合によっては、ここがDirectX 11になっているかもしれない。
ここを見ると、DirectXのバージョンが分かる。
Windows 7のDirectX診断ツールの画面
Windows 7で標準のDirectX 11がインストールされていることが分かる。
ここを見ると、DirectXのバージョンが分かる。
Windows XP SP2以降、OSのバージョンに対して、ほぼDirectXのバージョンが決まっていたため、DirectX診断ツールで調べる必要はなかった。しかしWindows 7のリリースとともに、Windows Vistaにも対応したDirectX 11がリリースされるなど、DirectXのバージョンを気にする必要が生じてきた。アプリケーションを起動し、DirectXに関する何らかのエラーが発生したら、DirectX診断ツールを起動し、バージョンを確認するとともに、警告が表示されていないかを確認するとよいだろう。