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Windows 7/Server 2008のWindows Updateの使い方(基本編)

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 島田 広道
2009/10/30
2009/11/06更新
対象OS
Windows Vista
Windows Server 2008
Windows 7
Windows Server 2008 R2
Windows Update(Microsoft Update)は、多くのユーザーが利用しているWindows向け修正プログラム適用ツールだ。
Windows XPなど以前のWindows OSでは、Windows UpdateはIEベースのWebアプリケーションだったが、Windows 7/Server 2008などではWindowsアプリケーションとして提供されている。
この新しいWindowsではユーザー・インターフェイスが大きく変わっているので、操作方法を新たに覚える必要がある。

解説

 マイクロソフトが提供するWindows Update(Microsoft Updateを含む)は、Windows OSや同社製アプリケーションに修正プログラムを適用するには非常に便利なツールである。自動更新も含めると、多くのWindowsユーザーが利用しているだろう。

 そのWindows Updateは、Windows 2000/Windows XP/Windows Server 2003ではInternet Explorer(IE)から利用するWebアプリケーションとして提供されている。これらのOSのプログラム・メニューから[Windows Update]あるいは[Microsoft Update]を実行すると、次のようにIEが起動してWindows UpdateまたはMicrosoft Updateの画面が表示される。

IEベースのWindows Update
これはWindows XPのWindows Updateの例。プログラム・メニューから[Windows Update]または[Microsoft Update]を実行すると、このようにIEが起動してWindows UpdateまたはMicrosoft Updateの画面が現れる。

 ところがWindows 7やWindows Vista/Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2では、Windows Updateがプログラム・メニューから[Windows Update]を実行できるのは共通でも、WebアプリケーションではなくWindowsアプリケーション(コントロール・パネルのアプレット)に姿を変えた。ユーザー・インターフェイスと操作方法も異なっている。

Windowsアプリケーションに変わったWindows Update
これはWindows 7のWindows Updateの例。プログラム・メニューから[Windows Update]を実行できる点は共通だが、IEは起動されず、Windowsアプリケーションに姿を変えた。前出のWindows XPでの画面と比べ、[高速][カスタム]といったボタンがないなど、使い勝手が変わっていることが分かる。

 従来のIE版Windows Updateに慣れていると、使い勝手の変わったこの新しいWindows Updateの利用に戸惑っても不思議ではない。そこで、まずは新しいWindows Updateの基本的な操作方法を説明する。自動更新やMicrosoft Updateなどの設定方法については、TIPS「Windows 7/Server 2008のWindows Updateの使い方(設定編)」を参照していただきたい。

操作方法

 以下の操作には、管理者権限を必要とする場合がある。操作の途中でユーザー・アカウント制御(UAC)のダイアログが表示されたら、指示に従って管理者アカウント名とそのパスワードを入力したり、[OK][はい][続行]といったボタンをクリックしたりして進めればよい。

 以下の画面はWindows 7のものだが、Windows VistaやWindows Server 2008/Windows Server 2008 R2でも基本的な操作方法は変わらない。

Windows Updateを起動する

 Windows Updateを起動するには、[スタート]ボタンをクリックしてプログラム・メニューを開き、[すべてのプログラム]をクリックする。その上のプログラム一覧にある[Windows Update]をクリックするとWindows Updateが起動する。

Windows Updateを起動する
これは[スタート]ボタンからWindows Updateを呼び出す手順だ。
これをクリックする。
[すべてのプログラム]と表示されるので、クリックして[前に戻る]と表示させる。
プログラム一覧が表示されるので、これをクリックするとWindows Updateが起動する。

 コントロール・パネルからWindows Updateを起動することも可能だ。それにはコントロール・パネルにて[システムとセキュリティ]−[Windows Update]とクリックしていく。

Windows Updateの初期設定

 初めてWindows Updateを起動した直後は、自動更新の設定を変更するまで修正プログラムの検出や適用がブロックされていて実行できない。そこで次のように自動更新を設定する。

初めてWindows Updateを起動したときの画面
Windows Updateの初回起動直後は、修正プログラムの検出や適用がブロックされていて実行できない。そこでのいずれかを選んで自動更新を設定し、ブロックを解除する。
これをクリックすると、毎日午前3時に修正プログラムが自動的に適用されるように設定される。自動で適用されると困る場合はを選ぶ。
これをクリックすると、以外の自動更新の設定ができる。→

自動更新の設定
初期状態では、自動更新の設定はクリアされている。どれを選んでも前述のブロックは解除される。なお、この画面の詳細な設定方法については設定編を参照のこと。
  これをクリックする。
  自動的に修正プログラムが適用される設定。1つ前の画面で[自動更新を有効にする]ボタンをクリックするのとほぼ同じだが、適用の頻度や日時を変更できる。
  マイクロソフトのサイトから適用対象の修正プログラムを自動的にダウンロードするが、インストールは手動で行う設定。
  修正プログラムは自動的に検出するが、ダウンロードとインストールは手動で行う設定。
  自動更新を無効にする設定。これを選んでも、Windows Updateによる手動適用は可能。
  設定したらこれをクリックする。

Windows Updateによる修正プログラムの検出

 初回起動時の場合は自動更新の設定が済むと、すぐに修正プログラムの検出が実行される。2回目以降の場合、手動で検出を実行するには、次の画面のように左側のメニューから[更新プログラムの確認]をクリックする。

Windows Updateで修正プログラムを検出する
Windows XPのWindows Updateでは、[高速][カスタム]という2種類の検出方法があった。しかしWindows 7の場合、検出の段階で選択肢はなく、事前の設定によって検出される修正プログラムの種類が変わる。
これをクリックすることで、手動で修正プログラムの検出を始められる。
検出中はこのプログレス・バーが表示される。この表示が変わって検出が完了するまで数十秒〜数分待つ。

 修正プログラム検出が完了すると、適用準備完了の画面に変わる。このとき、修正プログラムは次の2種類に分類されて表示される。

  • 重要な更新プログラム(次の画面の
    セキュリティ上の脆弱性を解消したり、重大な不具合を修正したりする緊急度の高い修正プログラム。自動適用が可能。

  • オプションの更新プログラム(次の画面の
    デバイス・ドライバや言語パック、マイクロソフト提供の新しいソフトウェアなど。手動で適用する必要がある。

 実はこのほかに「推奨される更新プログラム」という、ユーザビリティ向上など緊急性の低い修正プログラムもある。ただし、管理上は「重要な更新プログラム」あるいは「オプションの更新プログラム」のどちらかに含まれている(どちらに含まれるかはWindows Updateの設定による。詳細はTIPS「Windows 7/Server 2008のWindows Updateの使い方(設定編)」参照)。

 なお、この画面で「新しい Windows Updateソフトウェアをインストールする」と表示された場合は、まずWindows Updateのプログラムを更新する必要がある。指示に従って、Windows Update向け修正プログラムの適用を完了してから、次のステップに進むこと。

修正プログラムの検出が完了したWindows Update
これは修正プログラムの検出が終わり、適用準備が完了した状態の画面。検出された修正プログラムに関する情報が表示される。
「重要な更新プログラム」とは、セキュリティや重大な不具合を改修する緊急度の高い修正プログラムのこと。これをクリックすると、検出された修正プログラムの一覧が表示される。→
「オプションの更新プログラム」とは、デバイス・ドライバや言語パックなどを指す。これをクリックするとと同様、検出結果の一覧が表示される。デフォルトでは、前述の「推奨される更新プログラム」すなわち緊急度の低い修正プログラムも、ここに含まれる。
Windows Updateによって適用すべきと自動的に選択された修正プログラムの個数および総容量が表示される。個別に適用を有効/無効にするには、またはをクリックする。
これをクリックすると、選択された修正プログラムの適用が始まる。修正プログラムのダウンロードが未了の場合は、適用前にダウンロードが行われる。

 この画面が表示された時点で、Windows Updateは適用すべき修正プログラムを自動的に選択しており、[更新プログラムのインストール]ボタンをクリックすると、それらの適用が始まる。個別に適用を有効/無効にするには、上の画面のをクリックして表示される次の画面で、チェック・ボックスをオン/オフする。

適用する修正プログラムを確認または選択する
ここでは、Windows Updateによって適用すべきとされた修正プログラムを確認したり、それを手動で変更したりできる。
  「重要な更新プログラム」を確認するには、これをクリックする。
  「オプションの更新プログラム」を確認するには、これをクリックする。このグループの修正プログラムは自動的に適用されることはなく、必要なら手動でのチェック・ボックスをオンにして適用する。
  適用の有効/無効を選択するためのチェック・ボックス。Windows Updateは適用すべき修正プログラムを自動的に選択するため、この画面が表示された時点でオンになっている修正プログラムがある。それを変更するには、対象の修正プログラムのチェック・ボックスを手動でオンまたはオフに変更する。一番上にあるチェック・ボックスをオン/オフすると、リストアップされている全修正プログラムをオン/オフできる。
  一覧から修正プログラムを選択すると、その説明や公開日、再起動の必要性、修正プログラムのダウンロード状況が表示される。
  確認や設定が済んだら、これをクリックする。

Windows Updateによる修正プログラムの適用とその後の処理

 上の画面で[OK]ボタンをクリックして元のWindows Updateの画面に戻り、[更新プログラムのインストール]ボタンをクリックすると、次のようにインストールが始まる。

修正プログラム適用中のWindows Update
修正プログラムの適用が始まると、各修正プログラムの適用の進捗が随時表示される。
これをクリックすると適用を停止できる。ただし、すでに適用されてしまった修正プログラムは自動的にアンインストールされない。

 修正プログラムの適用が「いったん」終わると、次の画面が表示される。「いったん」とは、修正プログラムによってはシステムの再起動が済むまで適用が完了しないためだ。次の画面でのボタンが表示されたら、データの保存やアプリケーションの終了を行ってから、これをクリックして再起動を実行すること。再起動が不要な場合、このボタンは表示されない。

修正プログラムの適用がいったん終わったWindows Update
これは修正プログラムの適用に成功したときの画面。
適用した修正プログラムの履歴を確認するのは、これをクリックする。→
適用に成功または失敗した修正プログラムの個数が表示される。
これをクリックすると、システムの再起動が始まる。適用後はなるべく速やかに再起動を行った方がよい。

 過去に適用した修正プログラムの履歴は、上の画面の左側メニューにある[更新履歴の表示]をクリックすると、次のように確認できる。End of Article

修正プログラムの適用履歴
Windows Updateによって適用された修正プログラムは、ここでその履歴を確認できる。
  修正プログラムの適用状況が表示される。「保留中」はシステムの再起動が行われていないせいで、適用が完了していないことを表している。つまり「保留中」と表示された修正プログラムが1つでもあれば、再起動が必要なことを意味する。


更新履歴
【2009/11/06】 操作方法の冒頭で、管理者権限やUACについて、より詳しく記しました。またWindows Updateによる修正プログラムの検出にて、[推奨される更新プログラム」の説明を追記しました。

「Windows TIPS」

「Windows XP→Windows 7移行支援記事集」


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