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Windows XP/VistaでVHDファイルをマウントする(Gizmo Drive編)

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 小林 章彦
2009/11/20
対象OS
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
Windows Vista
Windows Server 2008
Windows 7
Windows Server 2008 R2
VHDファイルは、仮想マシン環境でのみ利用可能なファイルであるため、VHDファイル内のデータを取り出すのは簡単ではない。
Windows XP/Vista/Server 2003/Server 2008では、VHDファイルをマウントしてアクセスできない。
仮想CD/DVDドライブ・ソフトウェア「Gizmo Drive」を利用することで、Windows XP/VistaなどでもVHDファイルを直接マウントできる。

解説

 Virtual PCやHyper-Vなどの仮想化ソフトウェアでは、ホストOSやハイパーバイザが管理する物理ハードディスクのファイル・システム内に、仮想マシンが利用する「仮想ハードディスク(VHDファイル)」を作成する。VHDファイルは、ホストOSやハイパーバイザから見ると、OSイメージなどを含む1つのファイルになっており、このファイルにアプリケーションやデータなどが保存される。

 Windows 7/Server 2008 R2では、VHDファイルがサポートされており、直接マウントして通常の物理ディスクと同様にアクセスできる。しかしWindows XP/Vista/Server 2003/Server 2008では、VHDファイルをマウントしてアクセスできないため、VHDファイル内のデータを取り出すにはVirtual PCなどを起動する必要があった。しかし仮想CD/DVDドライブ・ソフトウェア「Gizmo Drive」を利用することで、Windows XP/Vista/Server 2003/Server 2008でもVHDファイルを直接マウントし、アクセスできる。

操作方法

 以下のWebページからGizmo Driveのインストール・パッケージ(gizmo-273-setup.exe)を適当な場所(%Windir%など)にダウンロードする(原稿執筆時点のバージョンは、v2.73)。

 gizmo-273-setup.exeを実行すると、インストール・ウィザードが起動するので、ウィザードに従って使用許諾などの確認を行う。途中、以下の画面が表示されるので、Gizmo Drive以外のツールが不要な場合は、ここで[Gizmo Central]と[Gizmo Drive]以外のチェックを外しておく(Gizmo Centralはインストールが必須)。

Gizmo Driveのインストール・ウィザードの画面
インストール・ウィザードの途中でインストールするツールの選択画面が現れるので、Gizmo Drive以外のツールが不要な場合は、[Gizmo Central]と[Gizmo Drive]以外のチェックを外しておく。
[Gizmo Central]と[Gizmo Drive]のみにチェックを入れる。

 インストールが完了しても再起動を促されることはないが、Gizmo Driveは再起動しないと利用できないので注意が必要だ。再起動を行うまで、管理ツールのGizmo Managerの[Feature Status]のGizmo Driveが「Turned Off」のままとなり、Gizmo Driveは利用できない状態となっている。

設定ツールのGizmo Managerの[Start Page]画面
Gizmoツールは、このGizmo Managerで統合的に管理できる。再起動前は、[Feature Status]にあるGizmo Driveが、「Turned Off」となっており、Gizmo Driveは利用できない。
再起動前はGizmo Driveが「Turned Off」となっている。利用可能な場合は、ここが「Available」となる。

 Gizmo DriveでVHDファイルをマウントさせるには、まず[スタート]−[Gizmo Central]−[Gizmo Manager]を選択し、Gizmo Managerを起動する(インジケータ領域のGizmoアイコンを右クリックして、メニューからGizmo Managerを選択するなどしてもよい)。次にGizmo Managerの[Side Panel]ツリーから[Virtual Drives]を展開し、マウントさせたいドライブ(Drive 1やDrive 2など)を右クリックしてメニューから[Mount Image]を選択する。[Mount Image]ダイアログが開くので、ここでマウントしたいVHDファイルを指定し、マウント先となるドライブ文字を指定すればよい。これで指定したドライブ文字にVHDファイルがマウントされ、VHDファイルの読み書きが可能になる。

Gizmo DriveでVHDファイルをマウントする
Gizmo Managerの[Side Panel]ツリーからマウントしたいドライブ名(Drive 1など)を右クリックし、メニューから[Mount Image]を選択する。
イメージをマウントするには、ドライブ名を右クリックし、メニューから[Mount Image]を選択する。→
Gizmo Driveのオプションを設定したい場合、[Options]を選択する。→

[Mount Image]ダイアログの画面
[Mount Image]ダイアログでマウントしたいVHDファイルを指定する。
  マウントしたいVHDファイルやISO形式のCD/DVDイメージを指定する。
  マウント先となるドライブ文字を選択する。

VHDファイルをI:ドライブにマウント後のWindowsエクスプローラ
Gizmo DriveでVHDファイル(Windows XPのOSイメージ)をI:ドライブにマウントした。通常のハードディスクと同様、読み書き、実行が行える。

 なおアンマウントする場合は、Gizmo Managerの[Side Panel]−[Virtual Drives]を展開し、アンマウントしたいドライブを右クリックして[Unmount]を選べばよい。

 デフォルトでは、Gizmo Driveの仮想ドライブ数は10個となっているが、この数を変更したい場合は、Gizmo Managerの[Side Panel]ツリーから[Virtual Drives]を右クリックし、メニューから[Options]を選択する。[Mount Options]ダイアログが開くので、ここで仮想ドライブ数やドライブ文字の指定などが行える。

Gizmo Driveのオプション設定画面
Gizmo Managerの[Side Panel]ツリーから[Virtual Drives]を右クリックし、メニューから[Options]を選択すると、Gizmo Driveのオプションが設定できる。
  ドライブ文字の先頭や最後が指定できる。
  仮想ドライブ数の設定が可能。デフォルトは10個になっている。

 ここでは、VHDファイルをマウントする方法を紹介したが、Gizmo Driveはもともと仮想CD/DVDドライブ・ソフトウェアなので、ISO形式などのCD/DVDイメージも同様の手順でマウントできる。またCD/DVDイメージをCD/DVD-Rディスクなどに焼いたり、逆にCD/DVD-ROMからISO形式のCD/DVDイメージを作成したりできる。仮想CD/DVDドライブ・ソフトウェアとしても機能が豊富なので、VHDファイルをマウントするという用途以外にも便利に使えるだろう。End of Article

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