なおコマンド・プロンプトからコンピュータ名やドメイン名を変更する方法についてはTIPS「Windows Server 2008のコンピュータ名をコマンドラインから変更する」を参照していただきたい。netdomコマンドはWindows XP/Windows Server 2003ではサポート・ツールに含まれているが、Windows Vista/Windows Server 2008以降ではOSの標準コマンドとなっている。
操作方法
netshコマンドでTCP/IPパラメータを設定する
netshコマンドは、Windows XP/Windows Server 2003以降のOSで利用できるネットワーク制御用のコマンドである。多くのサブコマンドがあるが、TCP/IP関連のパラメータは、interfaceコンテキストの中にある、ip(もしくはipv4)サブコンテキストで設定する。Windows Vista以降のOSではipコンテキストはipv4コンテキストと同じである。
このコンテキストのコマンド:
? - コマンドの一覧を表示します。
add - テーブルに構成エントリを追加します。
delete - テーブルから構成エントリを削除します。
dump - 構成スクリプトを表示します。
help - コマンドの一覧を表示します。
install - IP プロトコルをインストールしてください。
reset - IP 構成をリセットします。
set - 構成情報を設定します。
show - 情報を表示します。
uninstall - IP プロトコルをアンインストールしてください。
この例ではインタラクティブにnetshコマンドを利用しているが、「netsh interface ip ?」のように、コマンドのコンテキストやパラメータを付けて直接実行してもよい。
現在の設定の確認
現在のネットワーク・インターフェイスの状態を確認するには「netsh interface ip show 〜」コマンドが利用できる。設定状態を見るには「netsh interface ip show config」でよいだろう(サブコマンド名などは適宜省略できるので、「netsh int ip show conf」などとしてもよい)。
C:\>netsh interface ip show……ヘルプの表示
使用できるコマンドは次のとおりです:
このコンテキストのコマンド:
show addresses - IP アドレスの構成を表示します。
show compartments - コンパートメント パラメーターを表示します。
show config - IP アドレスおよび追加情報を表示します。 ……(以下省略)……
「インターフェイスの構成」にある「DHCP 有効:」が「はい」になっている場合は、DHCPによるIPアドレスの自動割り当てが有効になっている。これを変更して固定IPアドレスを割り当てるには、「netsh interface ip set address "<インターフェイス名>" static <IPアドレス> <ネットマスク> <ゲートウェイ> <メトリック>」を利用する。インターフェイス名は上の例なら「"ローカル エリア接続 3"」となる。これは「netsh interface ip show interface」でも確認できる。メトリック値を省略すると、インターフェイスのタイプ(速度)に応じて適宜割り当てられる。
※固定IPを割り当てる例(メトリックは省略可能)
C:\>netsh interface ip set address "ローカル エリア接続 3" static 172.16.1.101 255.255.255.0 172.16.1.1……固定IPを割り当てる
ちなみに、DHCP割り当てに戻すには次のようにする。
※DHCP割り当てに戻す例
C:\>netsh interface ip set address "ローカル エリア接続 3" dhcp