Windows 2000やWindows XPシステムに重大なセキュリティ・ホールや障害が見つかり、その対策に緊急性を要すると認められると、マイクロソフトは「ホットフィックス(hotfix)」という修正パッチ・プログラムを提供している。Windowsのカーネルなどに関するモジュールのほか、IIS(Internet Information Server)やInternet Explorer(IE)など、さまざまなモジュールに対するホットフィックスがすでに数多く公表されている。これらのセキュリティ・ホールに対する情報については、すべて「Microsoft セキュリティ」や「TechNet セキュリティ センター」などでまとめて提供されているので、ここを見て、新たなホットフィックスが発表されていないかどうかを確認し、必要ならばパッチを当てておこう。なおセキュリティ・パッチの詳細については「TIPS:セキュリティ・パッチの3つのレベル」を、具体的なパッチの当て方などについては「TIPS:セキュリティ・パッチを適用する」を、それぞれ参照されたい。
このセキュリティ・パッチの適用作業が正しく完了しているかどうかを確認するには、それぞれのマシン上で[コントロール パネル]の[アプリケーションの追加と削除]−[プログラムの変更と削除]を使って、インストールしたはずのホットフィックス・パッチの名前が表示されているかどうかを調べればよい。だがこの方法は、あるホットフィックスが実際にインストールされているかどうかを知ることはできるが、本当に必要なホットフィックスがすべてインストールされているかどうかは分からない。これを知るには、最新のホットフィックスの一覧(「マイクロソフト セキュリティ情報一覧」)を調べて、それぞれに対応するパッチがインストールされているかどうかを調べればよい。だが実際にはこの作業は非常に困難である。というのは、セキュリティ情報の一覧には「ユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP) に含まれる未チェックのバッファによりシステムが侵害される (MS01-059)」というふうに「MS??-???」というセキュリティ情報番号で表示されているが、システムにインストールされているホットフィックスの一覧([コントロール パネル]の[アプリケーションの追加と削除])には、「Windows XP Hotfix (SP1) [See Q315000 for more information]」というふうに、Q??????(もしくはJP??????)というサポート技術情報(Knowledge Base)の文書番号で表示されているからだ。