Windows
TIPS
[User Interface]
リモート・デスクトップ・クライアントでCtrl+Alt+Deleteを送信する
→解説をスキップして操作方法を読む
デジタルアドバンテージ
2002/03/19
2010/08/13更新
対象OS
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
Windows Vista
Windows Server 2008
Windows 7
Windows Server 2008 R2
■
リモート・デスクトップのクライアント・ソフトウェアをフルスクリーン・モードで使用すれば、あたかも、ローカル・コンピュータを直接操作しているようにリモート・コンピュータのマウスやキーボードを操作できる。
■
ただしCtrl+Alt+Deleteキーは、ローカル・コンピュータ側で処理されてしまう。
■
このキー・コンビネーションをリモート・コンピュータに送信したければ、クライアント側ではCtrl+Alt+Endキーを押す。
Windows OSの「リモート・デスクトップ」機能を使えば、1台のコンピュータに対して、コンソールからだけではなくリモートからもログオンして、あたかも直接操作しているような感覚で遠隔地にあるコンピュータのリソースを利用できる。リモート・デスクトップのサーバ機能はWindows Serverに標準で装備されているほか、Windows XP ProfessionalやWindows 7 Professional/Ultimate/Enterpriseなどクライアント向けWindows OSの一部エディションでも利用できる。またクライアント機能はWindows XP以降のWindows OSなら標準で装備されている(Windows 2000には無償でインストール可能)。リモート・デスクトップの詳細については「Windows XPの正体:リモート デスクトップで遠隔操作する 」を参照していただきたい。
リモート・デスクトップのクライアント・ソフトウェア(リモート・デスクトップ接続クライアント、通称RDC)をフルスクリーン・モードで使うと、ほとんどローカル・コンピュータを使っているような感覚で、リモート・コンピュータのデスクトップを画面に表示し、マウスやキーボードを操作できる。クリップボード関連のCtrl+[C]キー(コピー)やCtrl+[V]キー(貼り付け)はいうに及ばず、アクティブ・ウィンドウを切り替えるためのAlt+Tabキーなども使うことが可能だ。
ローカル・コンピュータで処理されてしまうCtrl+Alt+Deleteキー
ただし、Ctrl+Alt+Deleteキーはローカル・コンピュータ側で処理されてしまう。すなわち、リモート・デスクトップがフルスクリーン・モードであっても、Ctrl+Alt+Deleteキーを押すとローカル・コンピュータのセキュリティ・ダイアログが表示される。
■Ctrl+Alt+Deleteキーを押す直前
■Ctrl+Alt+Deleteキーを押した直後
Ctrl+Alt+Deleteキーを押してもリモート・コンピュータのセキュリティ・ダイアログが表示されない
これはリモート・デスクトップでWindows 7からリモートのWindows Server 2003に接続して使っていたときに、Ctrl+Alt+Deleteキーを押したところ。上は押す前、下は押した後の画面である。分かりやすくするために、リモート・デスクトップの画面はあえてフルスクリーンではなくウィンドウ表示にしているが、どちらの表示でもCtrl+Alt+Deleteキーを押した結果は変わらない。
接続先のリモート・コンピュータの画面。フルスクリーン表示なら、ほとんどのショートカット・キーがそのまま利用できる。
Ctrl+Alt+Deleteキーを押すと、期待していたリモート・コンピュータではなく、ローカル・コンピュータ(Windows 7)の画面が表示されてしまった。このキー・コンビネーションがリモート・コンピュータには送信されず、ローカル・コンピュータ側で処理されていることを示している。
Ctrl+Alt+Deleteキーの代わりにCtrl+Alt+Endキーを押す
例えば、何らかの理由でリモート・デスクトップが正しく機能しなくなったとき、いったんリモート・コンピュータをログオフまたは再起動するために、可能ならCtrl+Alt+Deleteキーをリモート・コンピュータ側に送りたいことがあるだろう(ハードウェア・リセットでも解消できるかもしれないが、コンピュータは遠隔地にあるので簡単にはできないはずだ)。
このときには、
Ctrl+Alt+End
キーを入力すれば、リモート・コンピュータにCtrl+Alt+Deleteが送信される。これにより、リモート・コンピュータをリモートから再起動させたりすることが可能になる。なお、このキー・コンビネーションはフルスクリーンだけではなくウィンドウ表示のときでも有効に働く。
リモート・コンピュータ側で表示されたセキュリティ・ダイアログ
これはWindows 7のRDCからリモートのWindows Server 2003へ接続した状態で、クライアント側でCtrl+Alt+Endキーを入力したところ。
接続先のリモート・コンピュータの画面。
Ctrl+Alt+Deleteキーがリモート・コンピュータ側に送信されたことで、表示されたセキュリティ・ダイアログ。これにより、リモート・コンピュータを再起動させたりすることが可能になる。Ctrl+Alt+Endキーは、リモート・デスクトップの画面がウィンドウ表示でもフルスクリーンでも使用できる。
Ctrl+Alt+Deleteキーの代わりに[Windows セキュリティ]をクリックする
リモート・コンピュータのセキュリティ・ダイアログを表示するのが目的であれば、リモート・コンピュータ側の[スタート]ボタンをクリックして表示されるメニューから、[Windows セキュリティ]をクリックしてもよい(このメニュー項目が表示されない場合は、[スタート]ボタンをクリックして表示されるメニューから[設定]−[Windows セキュリティ]とクリックする)。これにより、ローカル・コンピュータでCtrl+Alt+Deleteキーを押したときと同じセキュリティ・ダイアログが表示される。
GUIからリモート・コンピュータのセキュリティ・ダイアログを表示させる
これはWindows 7のリモート・コンピュータの例。リモート・コンピュータがWindows 2000か、あるいはスタート・メニューがクラシック・スタイルの場合は、[スタート]ボタンを押して表示される[設定]メニューに[Windows セキュリティ]が表示される。
これをクリックすると、セキュリティ・ダイアログが表示される。なお、この[Windows セキュリティ]というメニュー項目はリモート・デスクトップ接続時にのみ表示される(ローカルでは表示されない)。
Ctrl+Alt+Endキーのほかにも、リモート・デスクトップ専用のショートカット・キーがいくつか割り当てられている。その詳細は、TIPS「リモート・デスクトップの便利なショートカット・キー 」を参照していただきたい。
更新履歴
【2010/08/13】 Windows Server 2003以降のWindows OSに対する記述を追加しました。またGUIからリモート・コンピュータのセキュリティ・ダイアログを表示する方法を追記しました。
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