Windows 2000やWindows XP Professionalで利用可能なTelnetサービスは、もともとシステムに組み込まれているのでユーザーが手動でインストールする必要はない(Windows
XP Home EditionではTelnetクライアント機能のみ利用可能)。しかしサービスはデフォルトでは起動していないので(自動開始ではなく手動開始になっている)、Telnetサービスを利用したければ、あらかじめサービスを開始させておく必要がある。
なおこのTelnetサービスでは、コンソールやリモート・デスクトップ(ターミナル・サービス)で接続しているユーザー数とは無関係に、Windows 2000では同時に最大2セッションまで利用できる(同時に2人がTelnet接続できるということ)。これに対しWindows XP Professionalでは、デフォルトは2セッションだが、設定によってもっと多くすることもできるようになった。またTelnetでログインするユーザー名はローカルのシステムに登録されているユーザーに限られるので(ドメイン・コントローラにログインする場合は、ドメインのユーザー)、あらかじめシステムにユーザーを登録しておく必要がある。
Windows 2000でTelnetサービスを利用するためには、「Telnet」というサービスを起動する必要がある。このサービスはWindows 2000のデフォルトのサービスとして用意されているので、ユーザーが個別にインストールする必要はない。しかしサービスの[スタートアップの種類]はデフォルトでは[手動]となっているので、ユーザーが明示的にTelnetサービスを開始するまで利用することはできない。
[0 - 5] のいずれかの番号を入力してオプションを選択してください: 4…「4」を入力する
Microsoft Telnet サービスを開始しています……サービスが開始される
Microsoft Telnet サービスが開始されました
認証方法を設定する
Windows 2000のTelnetサービスでは、UNIXのTelnetなどと違って、NTLM認証(Windows NT LAN Manager認証)という認証方法がデフォルトになっている。そのためUNIX上のTelnetクライアントなどから接続しようとしても、拒否されてしまうことがある。この問題を回避するには、tlntadmnツールを使って、認証方法を変更する必要がある。この詳細については、別稿「Windows TIPS:UNIXからWindows 2000のTelnetサービスに接続できない」を参照のこと。
設定方法:Telnetサービスを起動する(Windows XP編)
Windows 2000同様、Windows XP Professionalでも、Telnetサービスを利用するためには、「Telnet」というサービスを起動する(前述したとおり、Windows XP Home EditionではTelnetのクライアント機能しか利用できない)。またサービスの[スタートアップの種類]がデフォルトでは[手動]となっており、ユーザーが明示的にTelnetサービスを開始する必要がある点も同様だ。
なおWindows XP ProfessionalのTelnetサービスでは、Windows 2000のTelnetサービスとは違って、デフォルトではNTLM認証(Windows NT LAN Manager認証)と、クリアテキスト(平文)によるLogin認証の両方が有効になっている。このため設定を変更しなくても、UNIXなどからWindows XPのTelnetサーバに接続することが可能である(tlntadmn.exeを使用した認証方法の変更などについては、前出の「Windows TIPS:UNIXからWindows 2000のTelnetサービスに接続できない」を参照のこと)。