| [Scripting] | |||||||||||||
ファイルの文字コードを変換する
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| 解説 |
Windows OSや、UNIX/Linuxなど、マルチプラットフォーム環境で作業を行っている場合、文字コードの差異に悩まされる状況は少なくない。例えば、Windows環境で作成したソース・コードをUNIX/Linux環境で動作させるようなケースでは、いちいちShift_JISで記述したコードをEUC-JPに変換するなどの必要がある。
しかし本サンプルを用いることで、特定のフォルダ配下に納められたテキスト・ファイルの文字コードを一括で変換することができる。フォルダ配下のサブフォルダまで再帰的に処理されるため、対象ファイルの指定もシンプルだ。あるプロジェクトに属するファイル一式を、一気に変換したいという場合などに威力を発揮するだろう。
なお本TIPSを利用するには、Basp21という、メール送信/コード変換用の追加コンポーネントがコンピュータにインストールされていることが条件となる。コンポーネントBasp21に関する入手先やインストール方法などについては、別稿の「TIPS―配信リストを使ってメールをいっせいに配信する」の「手順1」を参照してほしい。
| 操作方法 |
手順1―テキスト・エディタでスクリプトのコードを入力する
まずはテキスト・エディタ(メモ帳でもなんでもよい)を開き、以下のコードを入力して欲しい。なお、引用符(')で始まる行はコードの概要を解説するためのコメント部分なので、省略してもかまわない。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" standalone="yes" ?> |
- サンプル・ファイルのダウンロード
(注:サンプルkconv.wsfをダウンロードするには、上のリンクを右クリックして、kconv.wsfというファイル名で保存してください)
WSHの実行ファイルは拡張子「.wsf」(Windows Scripting host File)とする必要がある。ファイル名自体は何でもよいが、ここでは「kconv.wsf」という名前で保存しておく。
手順2―WSHのコードを実行する
kconv.wsfを実行するには、エクスプローラでkconv.wsfの格納されたフォルダを開いておき、そのアイコン上に置き換え対象のファイルが納められた「フォルダ」をドラッグ&ドロップするだけだ。だがこのkconv.wsfは複数フォルダの変換には対応していないので、複数フォルダを指定した場合には、最初のフォルダだけが処理される。注意してほしい。
本稿の例では、フォルダ中に含まれるすべてのファイルがShift_JISコードからEUC-JPコードに変換される。ファイルの文字コードを変換するKconvFile関数は次のようにして利用する。
objBsp.KconvFile(元のファイル名,変換後のファイル名,変換後の文字コード,変換前の文字コード) |
第1、第2引数には変換するファイル名を指定し、第3、第4引数には文字コードを指定する。指定できる文字コード(の数値)は以下の通りである。
| 値 | 文字コード |
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0
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任意(変換前)、変換せず(変換後) |
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1
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SHIFT_JIS |
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2
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EUC-JP |
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3
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JIS |
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4
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UNICODE UCS-2 |
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5
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UNICODE UTF-8 |
| KconvFileメソッドにおける文字コード指定 | |
| 変換前の文字コードを第4引数に、変換後の文字コードを第3引数にそれぞれ指定する。 | |
第4引数に0を指定した場合には、変換前の文字コードは自動判定されるが、「Shift_JISで半角カナのみ」「漢字の数が少ない」「UTF-8」の場合などに文字コードの自動認識に失敗する場合があるので、可能な限り明示的に与えることが好ましい。
なお本稿では割愛するが、例えば「TIPS―複数ファイルの文字列置換をワンクリックで行う」と併用することで、より強力な変換スクリプトの可能性が見えてくる。また、ちょっとした変更で複数フォルダへの対応も可能だろう。
まだまだ応用の可能性はあるので、次の機会にはさらに活用してみたい。どうぞお楽しみに。![]()
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| 「Windows TIPS」 |
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