Windows
TIPS
[Setup]
Service Packのアンインストール用フォルダを削除する
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デジタルアドバンテージ
2003/08/05
2004/01/31更新
対象OS
Windows 2003
Windows XP
■
WindowsにService Pack(SP)をインストールすると、万一適用による不具合が発生したときのために、SPをアンインストールするためのフォルダが作成される。
■
このアンインストール用フォルダは200Mbytesを超える。アンインストールが不要になったら、このフォルダを削除してディスクを節約することが可能である。
WindowsにService Packをインストールすると、Windowsのシステム・フォルダ(%SystemRoot%フォルダ)中にいくつかのフォルダが作成される。これらの中には、削除できないフォルダもあるが、SPのアンインストール用として作成されたフォルダは、アンインストールが不要な場合は削除できる。
このアンインストール用フォルダには、SP適用以前に組み込まれていたシステム・ファイルのバックアップが格納されており、アンインストール時に以前の状態を復帰できるようにしている。SPの適用直後は、信頼性や互換性の問題などが発生する可能性もあるので、しばらくアンインストール可能な状態を維持すべきだが、一定期間運用して特に問題が発生せず、SPのアンインストールは不要と判断できるなら、アンインストール用フォルダを削除して、ディスク領域を節約することができる。実際のサイズはSPごとにそれぞれ異なるが、およそ200Mbytes程度はある。
WindowsにSPをインストールすると、システム・フォルダの中に、次のフォルダが新規に作成される(本稿はWindows 2000 SP4とWindows
XP SP1/SP1aを想定して記述しているが、Windows 2000以降のOS、これら以降のSPバージョンなら同じことがいえる可能性が高い)。
フォルダ
削除
内容
%SystemRoot%\ServicePackFiles
不可
オプションのWindowsコンポーネントを追加/削除する場合に必要なファイルが格納される。またこのフォルダ内のファイルは、Windowsのシステム・ファイルが損傷や変更されたときに、Windowsファイル保護(WFP)機能によって利用される。ただしSP適用済みのイメージ(SP適用済みセットアップ・イメージ)を使ってWindows
XPをインストールした場合には、このフォルダは作成されない
ランダムなフォルダ名
可
SPインストール用の一時フォルダ
%SystemRoot%\$NtServicePackUninstall$
可
SPをアンインストールするとき、以前の状態を復帰するために、それまでのシステム・ファイルをバックアップしておくフォルダ
%SystemRoot%\ServicePackFilesには、将来新たに必要になった場合に追加するWindowsコンポーネントなどが格納されている。またこのフォルダは、Windowsのシステム・ファイルが損傷を受けたときに、Windowsファイル保護(WFP)機能によっても利用される。ファイルが削除されたりすると、このフォルダから自動的に元のファイルが取り出され、ファイルが修復されるのである。従ってこのフォルダは削除してはならない。
SPの適用時、空き容量の最も多いボリューム上に一時フォルダが作成される。フォルダ名はランダムな文字からなるもの(例「9470bb12e8a4f3447657236478e41c5」)である。通常、このフォルダはSP適用後に自動的に削除されるが、削除されずに残っている場合には、手動で削除しても問題はない。
SPをアンインストール・オプションを付けて適用した場合には(通常はアンインストール・オプションが付く)、%SystemRoot%\$NtServicePackUninstall$フォルダが作成され、SP適用前の状態を復帰するために、以前のシステム・ファイルなどがここにバックアップされる。SPをアンインストールする可能性があるときには、このフォルダは削除できないが、アンインストールの必要がなくなったら削除してもよい。
SPのアンインストール・フォルダを安全に削除するには次のようにする。
1.%SystemRoot%\$NtServicePackUninstall$フォルダを削除する
エクスプローラで%SystemRoot%\$NtServicePackUninstall$フォルダを削除する。このフォルダには「隠しファイル」属性が付いており、エクスプローラのデフォルト設定のままでは表示されない。フォルダが見つからない場合は非表示になっている可能性があるので、エクプローラのオプション設定で、[フォルダ
オプション]ダイアログの[表示]タブで[すべてのファイルおよびフォルダを表示する]がオンになっていることを確認する。
2.レジストリを編集し、コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]の一覧からSPのアンインストール・オプションを削除する
SPをインストールすると、コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]にSPアンインストール用の項目が追加される。本来はこの[変更と削除]ボタンをクリックすることで、SPをアンインストールできる。
コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]
SPをインストールすると、コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]にSPアンインストール用の項目が追加される。%SystemRoot%\$NtServicePackUninstall$フォルダを削除してしまうと、ここからSPは削除できなくなる。
しかし%SystemRoot%\$NtServicePackUninstall$フォルダを削除すると、当然ながらSPはアンインストールできなくなるので、このオプションは無意味になってしまう。%SystemRoot%\$NtServicePackUninstall$フォルダ削除後にこの削除オプションを実行しようとするとエラーが発生して削除できない。従って項目自体を削除する必要がある。これにはレジストリを編集する。
[注意]
レジストリに不正な値を書き込んでしまうと、システムに重大な障害を及ぼし、最悪の場合、システムの再インストールを余儀なくされることもあります。レジストリ
エディタの操作は慎重に行うとともに、あくまで御自分のリスクで設定を行ってください。何らかの障害が発生した場合でも、本Windows Server Insider編集部では責任を負いかねます。ご了承ください。
レジストリ・エディタ(regedit)を起動し、次のレジストリ・キーを削除する。
[Windows 2000の場合]
\HKEY_LOCAL_MACHINE の
\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Windows 2000
Service Pack
[Windows XPの場合]
\HKEY_LOCAL_MACHINE の
\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Windows XP Service Pack
なお%SystemRoot%\$NtServicePackUninstall$フォルダの削除後にWindows XP SP1/SP1aを削除する必要に迫られた場合には、別稿「TIPS―Windows
XP SP1/SP1aを手動で削除する」を参照のこと。
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更新履歴
【2004/01/30】 従来はWindows XP SP1/SP1a向けに限定した記事になっていましたが、同様のことはWindows
2000にも当てはまり、かつSPバージョンによらず当てはまる可能性が高いため、対象OSとSPバージョンを限定する記述を緩めました。またコントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]のSPアンインストール用の項目を削除する方法を追記しました。
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