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液晶プロジェクタでコマンド・プロンプトの文字を見やすくする

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ
2004/05/08
 
対象OS
Windows NT
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
コマンド・プロンプトのデフォルト設定では、黒い背景にグレーの文字が表示用に使われる。
通常のディスプレイでは問題ないが、液晶プロジェクタを使うと文字がつぶれて見えにくい。
見やすくするには、コマンド・プロンプトのプロパティで配色を変更したり、文字サイズを変更したりすればよい。
頻繁にプレゼンを実施するなら、プレゼン用のショートカットを作成し、設定を保存しておくとよい。
 
解説

 液晶プロジェクタを利用してWindows環境のデモンストレーションを行うときに、コマンド・プロンプトを使う場合もあるだろう。しかしコマンド・プロンプトのデフォルト設定では、MS-DOS時代のそれと近い状態として、黒い背景にグレーのラスタ・フォント文字(TrueTypeなどのスケーラブル・フォントではなく、固定サイズのビットマップとして作成されたフォント)で表示するようになっている。例えば次のようなものだ。なおこの画面は、[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]で、「cmd.exe」と入力して起動した場合の画面である。[スタート]メニューの[プログラム]−[アクセサリ]−[コマンド プロンプト]などのショートカットから起動すると、ウィンドウ・タイトルの部分には、ショートカットの名前が表示される。

コマンド・プロンプトのデフォルト表示設定
デフォルト設定では、コマンド・プロンプトは黒い背景にグレーのラスタ・フォント文字で表示される。通常のディスプレイでは問題ないが、液晶プロジェクタを利用している場合には、文字がつぶれて見えにくい。

 このように液晶プロジェクタで見えにくい場合には、コマンド・プロンプトの背景色と文字色、文字フォントや文字サイズなどを変更するとよい。


操作方法

コマンド・プロンプトの色とフォントを変更する

 これには、コマンド・プロンプトのプロパティ設定で配色設定やフォントを変更する。コマンド・プロンプトのプロパティを変更するには、コマンド・プロンプト・ウィンドウのタイトル・バーの左端にあるアイコンをクリックし、表示されるメニューの[プロパティ]を実行する。

■背景色、文字色を変更する
 まずは背景色と文字色を変更する。これといった決まりはないが、背景に明るい色を、文字には濃色を使うと見やすくなるようだ。

コマンド・プロンプトの[プロパティ]−[画面の色]タブ
背景色や文字色はここで変更する。
  背景色を変更するには[画面の色]タブをクリックする。
  表示文字の色を変更する場合にクリックする。色は下のパレットから選択する。さらに下の[選択した画面の色]の部分でサンプル表示を確認できる。
  背景色を変更する場合にクリックする。色の選択方法、確認方法は文字色と同じ。
  このカラー・パレットから色をクリックして選択する。現在選択されている色は黒い枠で囲まれて表示されている。

 ダイアログの下にある[選択した画面の色]の部分でサンプル表示を確認できる。プロジェクタで投影しながら調整するときには、この部分で確認しながら色を選択するとよい。

■文字のサイズ、フォントを変更する
 背景色や文字色を変更しても見にくければ、文字のサイズやフォントを変更する。これには[フォント]タブをクリックする。

コマンド・プロンプトの[プロパティ]−[フォント]タブ
文字のサイズやフォントの種類はここで変更する。
  文字のサイズを選択する。数値が大きいほど文字が大きい。
  表示文字に使われるフォントを選択する。

 フォントとしてラスタ・フォントを選択している場合には、[サイズ]の表示はピクセル単位の文字の幅×文字の高さになる(例えば「12×27」なら、幅12ピクセル×高さ27ピクセルという意味)。配色の場合と同じく、下の[選択したフォント]の部分でサンプル表示を確認できる。また左の[ウィンドウのプレビュー]は、その文字サイズを選択した場合の、デスクトップに対するコマンド・プロンプト・ウィンドウのサイズである。フォントとしてベクタ・フォント(MSゴシックなど)を選択すると、[サイズ]はピクセル単位の文字の高さだけが表示される。

 調整を終えたら、[OK]ボタンをクリックする。すると次のダイアログが表示される。

プロパティの適用方法を選択する
プロパティ・ダイアログで調整を終えて[OK]をクリックするとこのダイアログが表示される。
  現在調整中のウィンドウに対してのみ変更を適用する場合に選択する。
  同一タイトルのウィンドウに対してはすべて同一の設定内容を適用する場合に選択する。こちらを選択すると、現在のコマンド・プロンプトと同一方法で起動したものには常に設定内容が反映されるようになる。

 いま調整中のウィンドウに対してのみ設定を適用する場合にはを、設定内容を同一タイトルのウィンドウで共有する場合にはを選択する。その場だけの設定ならを選択してプレゼンテーションを実施すればよい。

■プレゼンテーション用のショートカットを作成する
 コマンド・プロンプトを利用した同様のプレゼンテーションを繰り返し行うなら、毎回設定するのではなく、設定内容を保存しておきたいと考えるだろう。このためには、コマンド・プロンプト(cmd.exe)へのショートカットを作成し、プレゼンテーション用に設定しておけばよい。コマンド・プロンプトへのショートカットを作成するには、エクスプローラを右クリックして表示されるポップアップ・メニューで[新規作成]−[ショートカット]を選び、cmd.exeと入力してショートカットを作成する。もしくは、[スタート]メニューの[プログラム]−[アクセサリ]を開き、その中にある[コマンド プロンプト]というメニュー項目を右クリックして、適切な場所へドラッグ&ドロップし、コピーしてもよい。そしてそのショートカットの[プロパティ]メニューを開いて設定を行う。

 ショートカットを作成したら、そのショートカットからコマンド・プロンプトを起動し、先ほどと同様にプロパティを変更する。ショートカットから起動している場合には、最後に次のダイアログが表示される。

ショートカットのプロパティ変更時のメッセージ
ショートカットのプロパティを変更する場合には、設定の最後にこのメッセージ・ボックスが表示される。

 このように、ショートカットのプロパティ変更では、2番目の項目が[このウィンドウを起動したショートカットを変更する]に変わる。こちらを選択して[OK]ボタンをクリックすれば、以後そのショートカットから起動したコマンド・プロンプトに対しては、常に同じ設定内容が適用されるようになる。End of Article

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