Windows TIPS
[System Environment]
システムのブート情報ファイルBOOT.INIを編集する
→ 解説をスキップして操作方法を読む
デジタルアドバンテージ
2004/11/20
対象OS
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
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Windows OSのブート情報はBOOT.INIというファイルに記述されている。
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BOOT.INIファイルはテキスト・ファイルなのでメモ帳で編集することができる。
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Windows XP以降のOSではbootcfg.exeというプログラムで編集することもできる。
Windows OSシステムがブートするために利用する情報は、システム・ドライブのルートにあるBOOT.INIファイル(通常はc:\boot.ini)に記述されている。このファイルには、どのドライブからブートするか、どのフォルダにあるシステム・ファイルを使ってブートするか、どのOSをブートするか、ブート時にどのようなオプションをOSカーネルに渡すか(オプション・パラメータによってOSの動作が変わる)などの設定が含まれており、ユーザーは起動するOSや設定を選択できるようになっている(ただしOSイメージが1つしかない場合は、システムは自動的に起動する)。
このファイルは単なるテキスト・ファイルであり、ユーザーは必要に応じてその内容を表示させたり、編集することができる。内容を確認する方法はいくつかあるが、例えば[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]で「c:\boot.ini」と入力するのが簡単でよいだろう。BOOT.INIファイルの用途や設定項目については、以下のサポート技術情報などを参照していただきたい。
BOOT.INIファイルの内容は、Windows OSをインストールしたときにインストーラが自動的に変更するようになっているので、基本的にはユーザーが編集する必要はない。だが場合によっては、オプション・パラメータを追加するなどの操作が必要になることがある。例えば特別なデバイスをシステムに装着していたり、異なるHALを指定しなければならない場合には、手動で内容を変更する必要がある。
BOOT.INIファイルは単なるテキスト・ファイルなので、テキスト・エディタでオープンして編集すればよいのだが、ファイル属性には注意する必要がある。このファイルはシステムのブート設定を決める重要なファイルなので、通常は「システム」「隠し」「読み出しのみ」という3つの属性が付けられている(エクスプローラでBOOT.INIファイルの属性を表示させるか、コマンド・プロンプト上で「attrib c:\boot.ini」を実行すると分かる)。そのため、変更したデータを書き戻すためには、これらの属性を一時的に外すか、BOOT.INIファイル編集用の特別なツールなどを使う必要がある。
方法1―テキスト・エディタで編集する
BOOT.INIファイルをテキスト・エディタで編集するには、あらかじめ特殊なファイル属性を外しておく必要がある。例えばメモ帳で編集するなら、「読み出しのみ」という属性はオフにしておかなければならない(「システム」と「隠し」属性はオンになっていても構わないようだ)。ファイルの属性を変更するには、エクスプローラでファイルの[プロパティ]を表示させて属性のチェック・ボックスを外すか、コマンド・プロンプト上で「attrib -s -h -r c:\boot.ini」とすればよい。この状態で「notepad c:\boot.ini」のようにすれば、内容を編集して、書き戻すことができる。
方法2―システムのプロパティを利用する方法
Windows XPやWindows Server 2003を利用している場合は、もっと簡単に属性の変更やメモ帳の起動を行うことができる。まず[マイ コンピュータ]を右クリックしてポップアップ・メニューから[プロパティ]を選択する。そして表示された[システムのプロパティ]ダイアログで[詳細設定]の[起動と回復]にある[設定]ボタンをクリックする。すると[起動と回復]というダイアログが表示されるので、ここにある[編集]を押せばよい。BOOT.INIファイルの「読み出しのみ」という属性がオフになり、(デフォルトでは)メモ帳でBOOT.INIファイルがオープンされる。
システムの[起動と回復]メニュー
BOOT.INIファイルの内容を変更するには、このダイアログを利用する。
起動するOSイメージの選択。
OSイメージが複数存在する場合に、選択メニューを表示する時間。1つしかない場合は自動的に起動するので、選択メニューは表示されない。
システムに障害が発生した場合など、特別な起動メニュー(セーフ・モードの選択など)を表示する場合の時間。
これをクリックすると、BOOT.INIが(デフォルトではメモ帳で)オープンされ、編集できる。
方法3―bootcfg.exeコマンドを利用する
これもWindows XPとWindows Server 2003でのみ利用可能な方法であるが、新しくコマンド・プロンプト用に用意されたbootcfg.exeというコマンドを使って編集することもできる。
C:\>bootcfg …オプションなしで起動すると現在の状態を表示する
ブート ローダー設定
-------------------
timeout: 10
default: multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS
ブート エントリ
---------------
ブート エントリ ID: 1 …ブートOS 1
フレンドリ名: "Microsoft Windows XP Professional"
パス: multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS
OS ロード オプション: /fastdetect
ブート エントリ ID: 2 …ブートOS 2
フレンドリ名: "test Windows XP"
パス: multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS2
OS ロード オプション: /fastdetect
このコマンドを利用すると、コマンド・プロンプト上でBOOT.INIファイルの内容を編集することができる。またローカルのBOOT.INIだけでなく、リモート・コンピュータのBOOT.INIファイルを表示したり、編集したりできる(例「bootcfg /query /s server1」とする)。
このコマンドの詳しい使い方については、例えば「bootcfg /?」「bootcfg /copy /?」などとすると表示されるので参考にしていただきたい。通常のテキスト・エディタによる編集作業と比べると、操作できる項目にはやや制限がある。行(新しいOSエントリ)の追加と削除、各OSエントリに対するオプションの追加と削除などの操作ができる。
方法4―msconfig.exeコマンドを利用する
boot.iniの内容を大幅に書き換えるのではなく、既存のエントリに対して/noguibootというパラメータを追加・削除する程度なら、msconfig.exeというGUIベースのツールも利用できる。このコマンドは%windir%\PCHealth\HelpCtr\Binariesにインストールされているので起動が面倒だが、通常は[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]で「msconfig」と入力して起動する。boot.iniの内容を編集するには、[BOOT.INI]タブを選択する。具体的な使用例についてはWindows TIPS「起動時のWindowsロゴ表示を省略し、起動時間を短縮する 」を参照していただきたい。
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