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リモート・デスクトップ接続を無効にする

解説をスキップして設定方法を読む

デジタルアドバンテージ
2004/12/11
 
対象OS
Windows XP Professional
Windows Server 2003
リモート・デスクトップは便利な機能だが、万一不正アクセスを許すと影響が大きい。
企業のクライアント・コンピュータなど、リモート接続が不要なら、システムのプロパティから接続を不許可にできる。
さらにグループ・ポリシーを使えば、ユーザーによるリモート・デスクトップの設定変更を禁止できる。
 
解説
Windows XPの正体:リモート・デスクトップ

Windows XP Professional/Windows Server 2003で標準搭載されたリモート・デスクトップ接続機能を利用すれば、リモートからそのコンピュータに接続し、あたかもそのコンピュータそのものを操作しているように使うことができる。例えば自宅のデスクトップPCでリモート・デスクトップを有効にしておけば、会社から自宅のコンピュータに接続し、Windows環境を自由自在に使える(リモート・デスクトップの詳細については関連記事を参照)。

 しかしこれは逆にいえば、万一、第三者がリモート・デスクトップへの不正接続に成功すると、そのコンピュータに保存された情報がそっくり悪用される危険があるということだ。情報漏えいも怖いが、例えばオンライン・バンキングのユーザー名とパスワードなどをブラウザのキャッシュに保存して使っているとか、ファイルにメモしていると、コンピュータだけでなく、預金口座にまで不正にアクセスされてしまう。利便性とリスクは常に隣り合わせだ。

 リモートから接続する必要のない企業のクライアント・コンピュータなら、リモート・デスクトップは無効にしておきたいと考える管理者は多いだろう。リモート・デスクトップ機能の有効化/無効化は、コントロール・パネルの[システム]をダブルクリックし、表示される[システムのプロパティ]ダイアログの[リモート]タブ、[このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する]チェック・ボックスをオン(有効)、またはオフ(無効)にすることで設定できる([システムのプロパティ]ダイアログは、[スタート]メニューにある[マイ コンピュータ]アイコンのプロパティとしても表示可能)。

リモート・デスクトップの有効化/無効化
リモート・デスクトップの有効化/無効化は、[システムのプロパティ]ダイアログの[リモート]タブで設定する。
  リモート接続を許可する場合はこれをオンに、許可しない場合はオフにする。

 ちなみにリモート・デスクトップはデフォルトではオフになっている。またこの設定を変更するには、設定するコンピュータに対する管理者権限が必要だ。

 しかしこの方法では、クライアント・ユーザーが、[システムのプロパティ]ダイアログから簡単に設定を変更して有効化してしまう可能性がある。この場合には、グループ・ポリシーを利用して、前出の[このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する]チェック・ボックス自体をグレー表示にして、ユーザーが設定を変更できなくすることができる。Active Directory環境でなくても、ローカル・グループ・ポリシーを使えば同様の設定が行える。


設定方法

 ここでは、ローカル・グループ・ポリシーでの設定法を説明する。グループ・ポリシーを利用する場合には、同様の設定項目があるので、適切なポリシー・エディタを使ってグループ・ポリシー・オブジェクトを編集すればよい。なお、ローカル・グループ・ポリシーは、グループ・ポリシーの内容で上書きされるので、グループ・ポリシーが適用されるクライアントでは、ローカル・グループ・ポリシーで設定を変えても意味はない。

 ローカル・グループ・ポリシーを編集するには、グループ・ポリシー・エディタを起動する。これには[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]から“gpedit.msc”と入力して[OK]をクリックする。グループ・ポリシー・エディタでの設定項目は、[コンピュータの構成]→[管理用テンプレート]→[Windowsコンポーネント]→[ターミナル サービス]にある[ユーザーがターミナル サービスを使ってリモート接続することを許可する]である。

グループ・ポリシー・エディタ
ローカル・グループ・ポリシーを編集するには、グループ・ポリシー・エディタを使う。
  この項目で設定する。

 [ユーザーがターミナル サービスを使ってリモート接続することを許可する]を「有効」にすればターミナル接続は有効に、「無効」にすれば[システムのプロパティ]ダイアログの[このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する]チェック・ボックスがグレー表示になり、ユーザーは設定変更が不可能になる。End of Article

チェック・ボックスがグレーアウトされたところ
ローカル・グループ・ポリシーで設定を「無効」に変更すると、このように設定用チェック・ボックスがグレーアウトされて選択不能になる。
  グレーアウトされたチェック・ボックス。
 
「Windows TIPS」

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