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Windowsのオート・ダイヤルを無効にする

解説をスキップして設定方法を読む

デジタルアドバンテージ
2004/12/25
 
対象OS
Windows XP
Windowsには、必要に応じてダイヤルアップ接続に自動的に接続/切断する機能がある。これにより、常時接続でないダイヤルアップ・ユーザーでも、オンライン/オフラインを強く意識することなく、オンデマンドでネットワークを利用可能になる。
しかし場合によっては、接続用ダイアログが表示されないようにするなど、自動的な接続を禁止したい場合がある。
対応するサービスを停止することにより、自動接続を行わないように設定できる。
 
解説

 ダイヤルアップPPPoEによる広帯域接続を使用するようにインターネット接続を構成したWindowsコンピュータを利用している際、以下のような[ネットワーク接続]ダイアログが突然表示されたことはないだろうか。

[ダイヤルアップ接続]ダイアログ
ダイヤルアップの接続先が構成されており、オフラインの状態で、ネットワーク接続が必要な処理をアプリケーションで実行したときなどに表示される。
 
[ネットワーク接続]ダイアログ
[ダイヤルアップ接続]ダイアログではなく、このダイアログが表示されることもある。

 Windowsは、ネットワークが構成されているのにネットワーク非接続の状態にあり、アプリケーションによるネットワーク接続が発生したとき、自動的にダイヤルアップ接続やネットワーク接続(以下、双方の接続を総称して「ネットワーク接続」と表記する)を実行するようになっている。上記のダイアログは、コンピュータにダイヤルアップ接続やネットワーク接続(広帯域接続)が構成されているときに、接続を開始するためのものだ。

 これはWindowsの「オートダイヤル」と呼ばれる機能で、これによりネットワークに常時接続していないダイヤルアップ・ユーザーでも、オンライン/オフラインの状態をあまり意識することなく、ネットワークを利用できるようになる(必要に応じて、オンデマンドでネットワーク接続が行われる)。

 しかしオートダイヤル機能を使いたくない場合も多い。例えば、複数の接続先を必要に応じて切り替えている場合や、ノートPCなどの利用者で、ネットワークに接続できない状態で使うことが多い場合などがあるだろう。自動接続時にネットワークに接続できないと、エラーが表示されることになる。

 また最近では、このオートダイヤルの機能を悪用して、国内外の有料接続サイトに接続し、料金を不当に請求するようなウイルスや、個人情報を特定のインターネット・サイトにレポートするようなスパイウェアも存在するようだ。

 オートダイヤル機能による自動的なネットワーク接続を禁止し、マニュアル接続のみに限定したければ、オートダイヤル用のサービスを停止すればよい。


設定方法

 オートダイヤルを無効にするには、コントロール・パネルの[管理ツール]−[サービス]アイテムで、対応するサービスを停止する。

 まずコントロール・パネルを開き、[管理ツール]−[サービス]アイテムをダブルクリックする(コントロール・パネルを「カテゴリ表示」にしている場合には、[パフォーマンスとメンテナンス]カテゴリにある)。

 次に表示されるサービス一覧から“Remote Access Auto Connection Manager”を探してダブルクリックする。Remote Access Auto Connection Managerは、プログラムがリモートDNSNetBIOS名、アドレスを照会しようとして失敗すると、ダイヤルアップ接続またはVPN接続を確立するサービスである。

 この“Remote Access Auto Connection Manager”とは別に、“Remote Access Connection Manager”というサービスもある。こちらはコンピュータからインターネットやほかのリモート・ネットワークへのダイヤルアップ接続やVPN接続を管理するサービスで、[ネットワーク接続]フォルダからマニュアルで接続を実行したときに、接続先に応じてダイヤルアップまたはVPN接続要求を送信し、相手先サーバと接続のセットアップとネゴシエーションを処理する。

 “Remote Access Connection Manager”のサービスを「停止」、または「無効」にすると、コンピュータのダイヤルアップ接続およびVPN接続は不能になり、着信接続も受信できなくなる。また[ネットワーク接続]フォルダにおけるダイヤルアップ接続/VPN接続が表示されなくなる。従って“Remote Access Connection Manager”は停止しなくてよい。ちなみにこのサービスは、停止要求に応答しないため、システムの稼働時に停止処理を実行することはできない。

 “Remote Access Auto Connection Manager”サービスのプロパティ・ダイアログは以下のとおり。

Remote Access Auto Connection Managerサービスのプロパティ
オートダイヤルを無効にするには、このRemote Access Auto Connection Managerサービスを停止する。
  下の[停止]ボタンをクリックしてサービスを停止する。これでオートダイヤル機能が無効になる。
  再起動してもサービスが開始されないようにするため、ここで[手動]ないし[無効]を選択しておく。

 [全般]タブをクリックし、[サービスの状態]で[停止]をクリックしてサービスを停止する。これでオートダイヤル機能は無効になる。さらに、次回以降、再起動時にもサービスが自動的に実行されないように、[スタートアップの種類]で[手動]または[無効]を選択する。

 以上で自動的なネットワーク接続は実行されなくなる。接続が必要な場合は、手動で接続を行うようにする。End of Article

「Windows TIPS」

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