Windows Server 2003 R2ではI386フォルダとCMPNETNSフォルダをコピーし、その親フォルダをレジストリにセットする。
解説
Windows OSをCD-ROMからインストールした場合、元のインストールCD-ROMのパスがシステムに記録され、以後のシステム構成の変更では、そのパスからインストールするファイルが読み込まれる。例えばWindows 2000 ServerをCD-ROM(D:ドライブとする)からインストールした後、IISコンポーネントを追加インストールしようとすると、次のように、D:\にCD-ROMを挿入するように求める画面が表示される。
Windows NT/Windows 2000/Windows XP/Windows Server 2003の場合は、CD-ROMの\I386というフォルダを、そのままハードディスク上へコピーする。例えばハードディスクをC:ドライブとすると、C:\I386やC:\CDROM\I386となるようにコピーする。\I386というフォルダ名を変更してはいけないし、\I386の下のファイルやフォルダだけをコピーしてもいけない。必ず\I386というフォルダごとコピーする。
Windows 9x/Me系OSの場合はこのようなフォルダ名の制限はないので、例えばC:\WIN98.CABフォルダの直下に、*.CABファイルやSETUP.EXEファイルなどが含まれるようにコピーすればよい。
レジストリに不正な値を書き込んでしまうと、システムに重大な障害を及ぼし、最悪の場合、システムの再インストールを余儀なくされることもあります。レジストリ エディタの操作は慎重に行うとともに、あくまで御自分のリスクで設定を行ってください。何らかの障害が発生した場合でも、本Windows Server Insider編集部では責任を負いかねます。ご了承ください。
レジストリのキーにセットするパス名は、Windows NT/Windows 2000/Windows XP/Windows Server 2003の場合は、C:\やC:\CDROMのように、I386フォルダではなく、その親となるフォルダ名を指定する。
Windows 9x/Me系OSの場合は、コピーしたフォルダ名そのものを指定する。例えばC:\WIN98.CABフォルダにファイルをコピーしたのなら、C:\WIN98.CABというパスを指定する。
Windows Server 2003 R2の場合
Windows Server 2003 R2では、いままでとは違い、インストール・メディアが2枚組みになっている(CD-ROMメディアの場合)。1枚目のメディアは、Windows Server 2003(SP1適用済み)とほぼ同じであり、2枚目のメディアには、R2で拡張されたコンポーネントが含まれている。Windows Server 2003 R2をインストール後にさまざまな機能を追加インストールしようとすると、インストールするコンポーネントに応じて1枚目のCD-ROMが要求されたり、2枚目のCD-ROMが要求されたりする。そのため、あらかじめCD-ROMの内容をハードディスクにコピーしておく場合は、両方のCD-ROMから必要なファイルをコピーしておかなければならない。
Windows Server 2003 R2では、インストールCD-ROMメディアが2枚組みになっている。それぞれのCD-ROMから、\I386フォルダと\CMPNENTSフォルダを取り出してコピーしておく。
レジストリSourcePathにセットするパス。
このフォルダ中には、I386とCMPNENTSの2つのフォルダをコピーしておくこと。
x64版(64bit版)のWindows OSの場合
x64版(64bit版)のWindows OSの場合、インストールCD-ROMには\I386フォルダに加えて、さらに\AMD64というフォルダも存在する。なので、このフォルダもI386フォルダと同様にコピー先へコピーしておく。つまり、C:\CDROMというフォルダをコピー先として使用するなら、この中にC:\CDROM\I386とC:\CDROM\AMD64という2つのフォルダが作成されることになる。Windows Server 2003 R2ならさらに、C:\CDROM\CMPNENTSというフォルダも作成されることになる。