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デスクトップを一望するツール・バーをタスク・バー上に作成する

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 正木 理絵子
2005/06/04
 
対象OS
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
多くのアプリケーションを同時に起動させていると、画面がウィンドウでいっぱいになってしまう。
タスク・バー上に、デスクトップ・ツール・バーを作成するとデスクトップ上の各アイコンの内容を一覧表示できる。
つまり、必要なアプリケーションの検索や展開も素早く行うことができる。
 
解説

 たくさんのアプリケーションを次々に開き、同時に作業を進めるのは今日では当たり前になっている。このような場面ではデスクトップが多くのアプリケーション・ウィンドウで占有され、デスクトップに置かれている各アイコンを選択したり、クリックするのが困難になる。ウィンドウをかき分けて探すのではなく、もっと簡単にデスクトップ上のアイテムにアクセスできないものかと思ったことがあるだろう。

 これを実現する1つの方法は、Windowsキー+[D]を押すことだ。こうすると、現在表示されているウィンドウがすべて最小化され、デスクトップがあらわになる。しかしこの方法では、作業中のウィンドウがすべて最小化されて見えなくなってしまう。作業中のウィンドウは表示したまま、デスクトップ・アイテムにアクセスするにはどうするか。

 このようなときは「デスクトップ・ツール・バー」を利用するとよい。これは、タスク・バー上に作成するショートカットの1つであり、デスクトップ上のアイテムをメニューとして表示するためのものである。[スタート]ボタンをクリックすると表示されるメニューのように、このツール・バーを利用すると、デスクトップ上に存在するファイルやフォルダなどの項目を一覧表示から簡単に選択することができる。フォルダの内容もサブメニューとして表示されるので、深い階層にある項目でも、簡単にたどり着き、開くことができる。


操作方法

 デスクトップ・ツール・バーの作成方法は至って簡単である。タスク・バー上の空き領域でマウスを右クリックしてポップアップ・メニューを表示させ、[ツール バー]−[デスクトップ]を選択する。

デスクトップ・ツール・バーの作成方法
タスク・バー上でマウスを右クリックするとポップアップ・メニューが表示されるので、ここから表示させたい項目を選択する。デスクトップ以外にも、Internet Explorerのアドレス・バーやリンク・バーなども表示させることができる。
  カーソルをタスク・バー上の空き領域に置き、右クリックするとポップアップ・メニューが表示される。
  [ツール バー]を選択するとさらにメニューが表示される。
  これを選択すると、デスクトップ・ツール・バーが追加される。

 作成されたデスクトップ・ツール・バーは、タスク・バーの右端に表示される。このバーには、デスクトップ上に存在するファイルやフォルダ、ショートカット・メニューなどが表示される。アイテムが多すぎるとバーの右端に、「>>」のボタンが表示される。これをクリックすると、[スタート]メニューのように、アイテム一覧がメニューとして一覧表示される。End of Article

デスクトップ・ツール・バー
作成されたデスクトップ・ツール・バーをクリックすると、デスクトップ上にあるファイルやフォルダ、ショートカット項目などがメニュー一覧表示される。
  これがデスクトップ・ツール・バーである。バーの幅が広いときには、バー上にデスクトップ・アイテムが並んで表示されるが、幅が狭い場合には、右側に「>>」が表示される。
  ここをクリックすると、一覧がメニュー形式で表示されるので、簡単に選択/起動できる。
 
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