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Windows Server 2003のヘルプをインストールする

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 打越 浩幸
2006/01/07
 
対象OS
Windows XP
Windows Server 2003
サーバ・システムの管理や機能の理解などのために、サーバOSのヘルプ・ファイルの内容を参照したいことがある。
ヘルプとサポート・センターにサーバOSのヘルプ・ファイルをインストールしておくと、手元にサーバ・システムがない場合でも、ヘルプの内容を参照することができる。
サーバOSのヘルプをインストールするには、ヘルプとサポート・センターのオプション・メニューを利用する。
 
解説

 サーバ・システムのメンテナンスやサーバ機能の学習などのために、Windows Server 2003システムに含まれるヘルプ・ファイル([スタート]メニューの[ヘルプとサポート])を参照したい場合がある。このヘルプ・ファイルの中には、ツールやコマンドの使い方だけではなく、サーバ・サービスの機能解説やトラブル・シューティング情報の収集などでも役立つからだ。

サーバ用管理ツールをインストールする(Windows TIPS)
TIPSディレクトリ:リモート・デスクトップ(Windows TIPS)

 だがサーバのヘルプ・ファイルを参照するためには、一般的には、サーバへ直接ログオンして利用しなければならない。リモート・デスクトップ接続して利用することもできるが、オフラインでは参照できないという問題がある。またサーバ用管理ツールをインストールして利用するという方法もあるが、これではサーバの全ヘルプ・ファイルを参照することができない。

 このような場合には、クライアント・コンピュータ(Windows XP)に、サーバ(Windows Server 2003)のヘルプ・ファイルだけをインストールして利用するとよい。Windows XPやWindows Server 2003のヘルプ・システム(「ヘルプとサポート センター」)には、お互いのWindows OSのヘルプ・ファイルをローカル・コンピュータ上にインストールし、切り替えて参照/利用するという機能がある。本TIPSでは、Windows Server 2003のヘルプ・ファイルをWindows XPコンピュータにインストールして利用する方法を紹介する(逆も可能であるが、あまり利用することはないだろう)。


操作方法

サーバ用ヘルプ・ファイルのインストール

 Windows Server 2003のヘルプ・ファイルをWindows XPコンピュータにインストールするには、まずクライアント側のコンピュータで[スタート]メニューの[ヘルプとサポート]を起動し、最上部にあるメニューの[オプション]をクリックする。左側に表示されたメニューから[Windows ヘルプのインストールと共有]をクリックすると、次のような画面が表示される。

ヘルプ・ファイルの切り替えオプション
ヘルプとサポート・センターで利用するヘルプの内容は、新しくインストールして切り替えることもできる。
  ヘルプの内容を切り替えるには、この[オプション]メニューをクリックして、オプション・メニューを表示させる。
  これをクリックして、新しいヘルプをインストールする。
  ヘルプ・ファイルが2つ以上インストールされている場合に、どちらを利用するかを切り替える。
  稼働中の別のWindows OSシステムからヘルプ・ファイルをコピーして、ローカルにインストールする。
  CD-ROMドライブに挿入したWindows OSのインストールCD-ROMから、ローカルにインストールする。
  ローカルにインストールされているヘルプ・ファイルを(デフォルトでは1種類しかインストールされていない)、ほかのコンピュータに対して公開する。2つ以上インストールされている場合は、それらを個別に公開するかどうかを選択できる。後からインストールしたヘルプを、また外部のコンピュータへ(再)公開することもできる。
  インストールしたヘルプ・ファイルをアンインストールする。

 ヘルプ・ファイルをインストールするには、2つの方法がある。1つは、Windows Server 2003のインストールCD-ROMをクライアント・コンピュータ(Windows XP)に挿入し、その中からヘルプ・ファイルを検索/インストールさせる方法である。サーバCD-ROMさえあれば、オフラインでインストールできるのがメリットである。もう1つの方法は、サーバ側でヘルプ・ファイルの共有(公開)を許可しておき、そこに接続して、インストールする方法である(Windows XPのヘルプ・ファイルをWindows Server 2003にインストールする場合でも操作は同じ)。

 いずれの方法でも、いったんインストールが終了すれば、あとはサーバCD-ROMやサーバとの接続は不要である。利用時には、どのヘルプ・ファイルを利用するかを切り替えて利用すればよい。なお、Windows Server 2003の複数のエディション/言語を同時にインストールして使い分けることもできる。

 ここでは、Windows Server 2003のCD-ROMからインストールしてみよう。用意するCD-ROMは製品版でも評価版でもよい。上記のメニューから[CD またはディスク イメージからヘルプの内容をインストールする]を選択する。すると、ヘルプ・ファイルの場所を入力する画面に切り替わるので、CD-ROMドライブの場所(D:\やE:\など)を指定して[検索]ボタンをクリックする。すると指定された場所を検索し、見つかったヘルプ・ファイルの一覧が表示されるので、適切なものを選択してから(通常はどれか1つしか表示されないはず)、[インストール]をクリックする。

CD-ROMからインストールする例
ヘルプをインストールするには、CD-ROMドライブ(もしくはローカルのフォルダ上に格納されているインストール・イメージ)からインストールする方法と、ネットワーク経由でインストールする方法の2種類がある。これはローカルのCD-ROMドライブからインストールする場合の例。
  CD-ROMドライブの場所を指定する。CD-ROMのトップ・ディレクトリを指定すればよい。
  フォルダを参照するにはこれをクリックする。
  場所を指定後、これをクリックするとヘルプ・ファイルが検索され、下に表示される。
  指定された場所で見つかったヘルプ・ファイルの名前。
  未インストールの場合はこのように「利用可能」と表示され、すでにインストール済みの場合は「既にインストールされています」と表示される。
  見つかった項目を選択してこれをクリックすると、インストール(ヘルプ・ファイルのコピーと設定)が行われる。コピー中は、このボタンの左側に進行状況が表示される。
  ここに記述されているように、コピーしたヘルプ・ファイルでは、環境の違いによって動作しないツールなどがある。

 [インストール]をクリックすると、ヘルプ・ファイルのコピーが行われ、ローカルのヘルプとサポート・システムに組み込まれる。ファイルのコピーの状況は上記のダイアログ中に順次表示され、終了すると[状態]の欄が[既にインストールされています]に変わる。

ネットワーク経由でのインストール

 ネットワーク経由でインストールする場合は、ますサーバ側で[お使いのネットワークでヘルプの内容をほかのユーザーと共有する]メニューを実行し、公開の準備をしておく。すると、サーバ上にあるヘルプ・ファイルが共有できるように設定が行われる。次に、クライアント側で[別の Windows コンピュータからヘルプの内容をインストールする]を選んでサーバ名を指定する(Windowsファイアウォールを利用している場合は[ファイルとプリンタの共有]やMS-RPC接続を許可しておく)。すると、そのサーバで公開されているヘルプの一覧が表示されるので、適切なものを選んで[インストール]を実行すればよい。

使用するヘルプの切り替え

 以上でインストールは完了である。次は使用するヘルプ・ファイルの切り替え作業を行う。インストールされたヘルプとサポートの機能は、既存のもの(Windows XPのもの)と混在して表示されるのではなく、独立して管理されている。そのため、最初にどちらのヘルプ・ファイルを利用するのかを選択しなければならない。1度切り替えると、次に指定されるまで、ずっとそちらが利用される。使用するヘルプ・ファイルを切り替えるには、メニューから[オペレーティング システムのヘルプの内容を、別のオペレーティング システムのヘルプの内容に切り替える]を実行する。すると次のような画面が表示される。

使用するヘルプ・ファイルの切り替え
オプション画面で[オペレーティング システムのヘルプの内容を、別のオペレーティング システムのヘルプの内容に切り替える]をクリックすると、このように、現在インストールされているヘルプの一覧と切り替え画面が表示される。この例のように、Windows Server 2003の複数のエディション/言語のヘルプを同時にインストールして使い分けることもできる。
  もともとインストールされていたヘルプ。
  新たにインストールされたヘルプを選択したところ。
  これをクリックすると、ヘルプが切り替わり、ホーム・ページが表示される。
  現在使用中のヘルプは「Windows XP Professional」。

 切り替えたいヘルプ項目を選択して[切り替え]をクリックすると、ヘルプとサポート・センターの内容が指定されたもの(この場合はWindows Server 2003のもの)に変更され、そのホーム・ページが表示される。目次やサポート・タスクの一覧などがWindows Server 2003のものに変わっていることが分かるだろう。

インストールされたWindows Server 2003のヘルプ
ヘルプの内容がWindows Server 2003, Enterprise Editionのものに切り替わっている。
  Windows Server 2003のヘルプ。
  内容はWindows Server 2003のものに変わっている。
  サポート・タスクのうち、一部のもの(例えばリモート・アシスタンスなど)は、環境の違いにより実行できない(実行しようとすると、エラーになる)。これらの機能を利用したければ、元のWindows XPのヘルプに切り替えてから実行する。

 なお、このようにして表示されたヘルプ・ファイルでは、ツールなどを起動する一部のタスクは実行できない。例えばリモート・アシスタンスは起動に失敗する。これはサーバとは実行環境が異なるためである。また、Microsoftサポート技術情報(KB)からの検索機能(語句を検索すると、KBも同時に検索される機能)も、デフォルトのヘルプ以外では利用できない。これらの機能を利用する場合は、元のヘルプ(Windows XP Professional)に切り替えて利用していただきたい。

ヘルプ・ファイルのアンインストール

 インストールしたヘルプ・ファイルをアンインストールするには、オプション・メニューの[別の Windows オペレーティング システムからインストールしたヘルプをアンインストールする]を選択して実行する。End of Article

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