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マップされた共有フォルダ名を変更する

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 打越 浩幸
2006/03/18
 
対象OS
Windows XP
Windows Server 2003
ネットワーク共有フォルダをドライブにマップすると、デフォルトでは、サーバ・コメントと共有名が組み合わされた、長い名前が付けられる。
だがサーバ・コメントが含まれていると、どのリソースであるかがすぐには分かりづらいことがある。
この名前は簡単に変更できるので、短く分かりやすい名前に変更するとよい。
 
解説

 公開されている共有フォルダをドライブにマッピングして利用する場合、マッピングしたドライブにはサーバ名と共有名を組み合わせた、短い説明文が付けられる(Windows 2000の場合)。例えばサーバserver01のdata共有フォルダをX:ドライブにマップした場合、「'server01' の data」というコメントが付けられる(ドライブの[プロパティ]ダイアログの「ボリューム ラベル」フィールドで確認できる)。

「コンピュータの説明」の付け方(Windows TIPS)

 しかしWindows XPやWindows Server 2003で同様にドライブのマッピングを行うと、サーバ・コメント(コンピュータの説明)も含めた、より長いコメントが付けられることがある(コンピュータの説明については関連記事を参照)。

 例えば、以下のようなサーバ・コメント(コンピュータの説明)が付けられたサーバがあり、その共有フォルダをローカルのドライブにマップしてみるとする。

ネットワーク共有フォルダをマップする
これはWindows Server 2003での例。公開されている共有フォルダを、ネットワーク・ドライブにマップしようとしているところ。
  サーバ名。
  サーバに付けられたコメント文(サーバの説明文)。これが共有名の先頭に追加される。
  このフォルダをマップしてみる。
  ドライブのマップの指示。

 マップ後のドライブの状態をエクスプローラで確認すると、ドライブに付けられた名前は「'コメント (サーバ名)' の 共有名」というふうに長くなっている(Windows 2000では「'サーバ名' の 共有名」)。

マップされたドライブ
ドライブの名前の部分(ドライブの説明部分)が長くなっており、どのサーバに接続しているのかが、すぐには分かりづらい。
  ドライブの名前(コメント)。

 この名前は長くて煩わしく、サーバ名がすぐには分かりづらいので、従来のWindows 2000のように、短い名前に変更したいと思う場合もあるだろう。このようなデフォルトの挙動を変更することはできないようだが、システムによって自動的に付けられた名前を手動で短い名前に変更することは可能である。

操作方法

 マップされたドライブ名に付けられた名前は、実は簡単に変更することができる。単に名前部分をマウスで選択して[F2]キーを押すか、名前部分を右クリックしてポップアップ・メニューから[名前の変更]を選べばよい。

名前の変更
ドライブに付けられた名前は、通常のボリューム名と同様に、ユーザーが変更することができるので、分かりやすい名前に変えるとよい。
  名前を選んで[F2]キーを押すか、右クリックしてポップアップ・メニューから[名前の変更]を実行する。

 変更後は次のようになる。もっと短い名前や分かりやすい名前に変えることも可能である。End of Article

短く変更された名前
慣れたユーザーならば、単に、サーバ名と共有名だけでも十分だろう。
  変更後の短い名前。
 
「Windows TIPS」


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