Windows TIPS
| [System Environment] |
一時的にほかのユーザー権限でプログラムを実行する方法(runasコマンドを利用する方法)
→ 解説をスキップして操作方法を読む
デジタルアドバンテージ 打越 浩幸
2006/06/17 |
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| 対象OS |
| Windows 2000 |
| Windows XP |
| Windows Server 2003 |
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Windows OSの「別のユーザーとして実行」機能を利用すると、ログオンし直すことなく、別のユーザー資格情報でプログラムを実行することができる。 |
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通常時は一般ユーザー権限でコンピュータを利用しておき、管理作業が必要な場合にだけ、管理者権限で管理タスクを実行するようにすれば、システムの安全性が増す。 |
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コマンド・プロンプトでこの機能を利用するためには、runasコマンドを利用する。 |
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TIPS「一時的にほかのユーザー権限でプログラムを実行する方法(ショートカット・メニューを利用する方法)」「一時的にほかのユーザー権限でプログラムを実行する方法(ショートカットのプロパティを利用する方法)」では、エクスプローラのユーザー・インターフェイスや、ショートカットのプロパティを利用して、あるプログラムを別のユーザー資格情報で起動する方法を紹介した。
これは、コンピュータの通常操作は一般ユーザー権限で行うが、特別な管理操作が必要なときだけ、管理者権限でプログラムを起動するために使われる方法である。これにより、不用意な操作や、意図しない(ウイルスなどの)プログラムなどが動作して、システムを破壊してしまうといった事態を未然に防ぐことができる。また、いちいち管理車権限のあるアカウントでログオンし直すのと違い、必要なときにだけ、素早く管理者権限で管理ツールなどを起動できるので便利である。この「別のユーザーとして実行」する機能については、関連記事も参考にしていただきたい。
上記のTIPSでは、GUI画面で操作する方法を紹介しているが、コマンド・プロンプトで操作する場合は、runasというコマンドを利用する。本TIPSでは、この方法について解説する。
コマンド・プロンプトで別のユーザーとしてプログラムを起動するには、「runas」というコマンドを利用する。利用方法は引数なしで起動するか「runas /?」とすると表示される。
C:\>runas /?
RUNAS 使用法:
RUNAS [ [/noprofile | /profile] [/env] [/netonly] ]
/user:<ユーザー名> プログラム
RUNAS [ [/noprofile | /profile] [/env] [/netonly] ]
/smartcard [/user:<ユーザー名>] プログラム
/noprofile ユーザーのプロファイルを読み込まないように指定します。
この結果、アプリケーションをより速く読み込むことができま
すが、一部のアプリケーションが正しく動作しない可能性があ
ります。
/profile ユーザーのプロファイルを読み込むように指定します。
これは既定値です。
/env ユーザーの環境ではなく、現在の環境を使用する場合に使います
/netonly 指定された資格情報をリモート アクセスのみで使用する場合に
使います。
/savecred ユーザーが以前に保存した資格情報を使います。
このオプションは Windows XP Home Edition では利用できない
ので無視されます。
/smartcard 資格情報がスマート カードから提供される場合に使います。
/user <ユーザー名> の形式は、"ユーザー@ドメイン" または
"ドメイン\ユーザー" です
プログラム 実行可能なコマンドラインです。下の例を参照してください。
例:
> runas /noprofile /user:mymachine\administrator cmd
> runas /profile /env /user:mydomain\admin "mmc %windir%\system32\dsa.msc"
> runas /env /user:user@domain.microsoft.com "notepad \"my file.txt\""
注意: 要求されたときのみ、ユーザーのパスワードを入力してください。
注意: USER@DOMAIN は /netonly と互換性がありません。
注意: /profile は /netonly と互換性がありません。
C:\> |
runasには多くのオプションがあるが、一般的には「runas /user:<ユーザー名> <コマンド>」として実行すればよい。ここで「<ユーザー名>」には、Windows OSで一般的に使われるユーザー・アカウントの表現方法を指定する。具体的にはTIPS「Windowsネットワークにおけるユーザー名とドメイン名の指定方法」などを参照していただきたいが、「NetBIOSドメイン名\ユーザー名」や「NetBIOSコンピュータ名\ユーザー名」、「ユーザー名@FQDNドメイン名(UPN)」などを指定する。
以下は、example.co.jpドメインのAdministratorとして、コマンド・プロンプト(cmd.exe)を起動する例である。実行するとパスワードの入力が求められるので、正しく入力すると、プログラムが起動する。
C:\>runas /user:administrator@example.co.jp cmd.exe …runasの実行
administrator@d-advantage.com のパスワードを入力してください: …パスワード入力
cmd.exe をユーザー "administrator@example.co.jp" として開始しています...
C:\> |
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