| [System Environment] | |||||||||||
コマンド・プロンプトからリモート・デスクトップのセッションを管理する
|
|||||||||||
|
|||||||||||
| 解説 |
リモート・デスクトップ接続(ターミナル・サービス)を利用すると、1台のコンピュータに対してリモートから接続して利用できる。通常は1台のコンピュータ(サーバ)に対して、1つの接続(セッション)のみを利用することが多いだろうが、リモート・デスクトップ接続ではもともと複数の接続をサポートしている(ただしアクティブにできるセッションは、クライアント機では同時1セッション、サーバ機では同時2セッションまで)。そのため例えば管理者モードと一般ユーザー・モードで同時に接続して、設定を変更/確認しながら使うといったことも可能である。
このような場合、リモート・デスクトップのクライアントを複数立ち上げて接続することが多いだろうが、インターネット+VPN接続しているような場合には、クライアントを1つだけ接続して、セッションを切り替えながら使うと、ネットワークの帯域を節約することができるし(Windows XPのようなクライアント・コンピュータに接続する場合は、常にこの状態になる)、いちいちリモート・デスクトップのクライアントを起動する手間も省ける
本TIPSでは、リモート・デスクトップにおける、セッション管理関連のコマンドをまとめておく。これらを使うことにより、素早く接続するセッションを切り替えることができる。
| 操作方法 |
セッションの確認
リモート・デスクトップで接続した場合、接続ごとの環境を「セッション」といい、それぞれセッションIDという数値で管理される。以下で解説するコマンドを利用するためにはセッションIDが必要になるので、まずはこのID番号を確認する。
コンピュータに(リモートから)ログオンしているユーザーのセッションIDを確認するには、query sessionコマンドを利用するとよい(Windows Server 2003の場合)。
C:\>query session |
Windows XPの場合にはqueryコマンドは利用できないので、代わりにquery sessionコマンドの実体であるqwinsta.exeコマンドを使用する。または、タスクマネージャの[ユーザー]タブに表示されるIDで確認してもよい(ワークグループ構成の場合)。ドメイン構成の場合はこのタブは表示されないので、代わりに[プロセス]タブで[セッションID]を表示させ、確認する。
![]() |
|||||||||
| セッションIDの確認 | |||||||||
| Windows XPの場合はqwinsta.exeコマンドでセッションIDを確認できる。タスクマネージャを使う場合は、ワークグループ構成時なら[ユーザー]タブでセッションIDを確認できる。ドメイン構成の場合は[プロセス]タブで全ユーザーのプロセスを表示させ、さらに[セッションID]列を表示させればよい。 | |||||||||
|
セッションの切り替え
セッションを切り替えるにはtscon.exeコマンドが利用できる。引数には、切り替えたい先のセッションIDと、そのセッションのユーザー・アカウントのパスワードを指定する。例えば、上のセッション画面にあるユーザー「user1」のセッションへ切り替えるには、そのセッションID=5と、user1のパスワード(ユーザー名は不要、パスワードのみ指定する。ここでは例としてpassword12345とする。現在のユーザーと同じなら不要)を指定する。
C:\>tscon 5 /password:password12345 |
これにより、現在接続中のリモート・デスクトップ接続の接続先が、指定されたセッションに切り替わる。
セッションの一時的な切断
リモート・デスクトップ接続のクライアント画面の右上にある[×]をクリックしてセッションを強制的に切断すると、セッションは残ったままだが、画面表示ができない状態になる(上のタスクマネージャでいえば、[状態]欄が[切断]となる)。これと同じことを行うには、tsdiscon.exeコマンドを実行する。Server OSの場合は、セッションIDを指定すると、現在のセッションではなく、ほかのアクティブなセッションを切断状態にできる。
ログオフ
リモート・デスクトップ接続からログオフするには、通常は[スタート]メニューから[ログオフ]を選ぶことが多いだろうが、もっと簡単にlogoff.exeコマンドを呼んでもよい「shutdown -l」と同じ)。これはリモート・デスクトップ接続ではなく、通常のコンソール・ログオンの場合でも利用できる、短くて便利なコマンドである。
■
以上のほかにも、いくつかコマンドが用意されているが、詳細についてはOS付属のヘルプ(「ターミナル サービス コマンド」の項)などを参照していただきたい。![]()
|
||||||||||||||||||||||||||||
| 更新履歴 | |
|
| 「Windows TIPS」 |
ホワイトペーパー(TechTargetジャパン)
- Windows 7のファイアウォール機能 (2010/3/18)
Win 7のファイアウォールの概要解説。ルールセットを切り替えるプロファイル機能が強化され、ドメインでもVPNでも、適切なルールが自動選択される - 第212話 プリンタ用紙 (2010/3/16)
致命的なディスク・クラッシュが起きる確率は、クラッシュによってもたらされる被害の大きさに比例する… - WindowsTIPS (2010/3/12)
− 不要なアドオンを無効化してIE8の起動を高速化する
− IE8のソース表示エディタを変更する
− RRASのNATでポートマッピングを定義する - PowerShell 2.0で始めるWindowsシステム管理 (2010/3/11)
コマンド・プロンプトやWSHスクリプトはもう古い!? これからのWindowsシステム管理はPowerShellでスマートに片付けよう
|
|
スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)
スポンサーからのお知らせ
- - PR -
| 「いつかは壊れるサーバ」そんな故障に 迅速で安価に手軽に対応する方法とは? New! |
| 「特権ユーザー」の事件を防げ! 万能権限を持つユーザーの管理方法とは? New! |
| 仮想環境の構築とデータ保護の特効薬?! 実績と信頼性の高いパッケージで安心運用 |
| 仮想環境のバックアップもこれまでどおり 「まるごと取ってまるごと戻す」簡単運用 |
| おばかアプリ選手権、第4弾開催中!! ムダにカッコよくてくだらない作品求ム! |
| 社内ファイルサーバを“クラウド”に統合 VPN直結「クラウド型ストレージ」を紹介 |
| その数、なんと400台以上! グループ内 サーバの「統合管理」によるメリットは? |
| 美人!? まあまあ? 気になる いやし系!! PV急増で「美人時計」がとった手段とは? |
| 進化を続ける富士通ストレージETERNUS DX 製品開発者の自信を裏付けるものとは何か |
| 運用管理の課題を“2つの観点”から分析 ユーザー満足度の高い「仮想環境」とは? |
- - PR -
お勧め求人情報

**先週の人気講座ランキング**
〜CCNA編〜
| ◆ | TomcatやJBossなどAPサーバ環境に関する 情報を集約! “業務”用APサーバ大百科 New! |
| ◆ | 一気に解説! 最新のクラスタストレージ 「RAIDを超えたストレージ基準」……など New! |
| ◆ | クラウド的ユーザー体験の変化は脅威か? 仮想化技術を使いこなす運用管理術を紹介 New! |

| ◆ | 上司や部下、部署内メンバーとの情報共有 を“ガラッ”と変えるコラボツールとは? New! |
| ◆ | おばかアプリ選手権、第4弾開催中!! ムダにカッコよくてくだらない作品求ム! |
| ◆ | 社内ファイルサーバを“クラウド”に統合 VPN直結「クラウド型ストレージ」を紹介 |

| ◆ | Twitterのアカウントはなぜ突破された? メールによる新手の攻撃手法とその対策 |
| ◆ | もう仮想化のお試しフェイズは終わりだ! Hyper-V 2.0が基幹システムも仮想化 |
| ◆ | 美人!? まあまあ? 気になる いやし系!! PV急増で「美人時計」がとった手段とは? |

| ◆ | クライアント企業から求められる人材 ⇒IT技術と経営戦略を併せ持つ「戦略家」 |
| ◆ | .NET編集長が実践する「技術情報検索術」 サンプル・コードを簡単に探す“技”は? |
| ◆ | 業務効率と情報セキュリティ対策を両立! 手間なく確実に機密情報を守る方法とは? |

| ◆ | 進化を続ける富士通ストレージETERNUS DX 製品開発者の自信を裏付けるものとは何か |
| ◆ | 運用管理の課題を“2つの観点”から分析 ユーザー満足度の高い「仮想環境」とは? |

| ◆ | 【CTC事例】約30の基幹システムを統合! 膨大なバッジジョブを制御した方法は? |
| ◆ | 仮想化すればコストは削減できるか? 仮想化に必要な「3つの視点」を解説する |
| ◆ | その数、なんと400台以上! グループ内 サーバの「統合管理」によるメリットは? |








