| [Office Master] | |||||||||||
Excelシートの特定のセルを編集禁止にする
|
|||||||||||
|
|||||||||||
| 解説 |
例えば、全社予算を立てる際に、各部署から売上予想や経費予想などの情報を収集する必要がある。この際、入力テンプレート用のExcelシートを作成し、それを各部署に配布して、情報を入力して戻してもらう、といったことが一般に行われている。このExcelシートのテンプレートには、あらかじめ決まったデータ(参考となる過去の実績値など)や数式を挿入しておき、入力支援や誤入力防止を図ったり、以後の集計処理を容易にしたりするケースが多いだろう。
しかし、あらかじめテンプレートに入力されたデータや数式を、入力者が誤って変更してしまうと、以後のデータ検証に手間がかかったり、場合によっては集計作業を正しく行えなくなる。集計を担当する側としては、データ入力が必要なセル以外は、編集できないようにロックしておきたい。
Excelでは、シートが第三者に勝手に編集されることを防ぐため、シート全体にロックをかける保護機能がある。同時に、特定のセルだけ、この保護を無効に設定することもできる。この2つの機能を組み合わせれば、1つのシートでセル別に編集可/不可の設定をすることができる。これを配布するExcelシートのテンプレートに当てはめれば、誤入力防止に役立たせることができるだろう。
| 操作方法 |
| Excel 2007/2010での操作方法については、こちらをクリックしてください |
Excel 2003で特定のセルを編集禁止にする
Excelの保護機能は、「シート全体のロック」と「特定セルのロック解除」で成り立っている。基本的な操作手順としては、保護が不要なセル(相手に編集してもらうセル)を選択してセルのロック解除を指定しておき、次にシート全体をロックする、ということになる。
まずは、保護しなくてもよいセルを選択する。複数のセルを選択するには、[Ctrl]キーを押しながら目的のセルをクリックすればよい。セルを選択したら、メニュー・バーの[書式]−[セル]メニューを実行する。[セルの書式設定]ダイアログが表示されるので、[保護]タブをクリックし、[ロック]のチェックをオフにする。こうしておくと、後からシート全体の保護を実行しても、指定したセルは自由に編集できる状態が保たれる。
![]() |
||||||
| 保護(ロック)しないセルを指定する | ||||||
| まず、保護しなくてよいセルをすべてマウスなどで選択し、[書式]−[セル]メニューを実行して[セルの書式設定]ダイアログを表示させる。 | ||||||
|
![]()
![]() |
|||||||||
| [セルの書式設定]ダイアログ | |||||||||
| ダイアログが表示されたら、[保護]タブをクリックする。デフォルトで[ロック]のチェック・ボックスはオンになっているので、これをオフにする。 | |||||||||
|
続いて、シート全体を保護する。それには[ツール]−[保護]−[シートの保護]メニューを実行する。
![]() |
|||
| シート全体を保護(ロック)する | |||
| [ツール]−[保護]−[シートの保護]メニューを実行し、「シートの保護」ダイアログを表示させる。 | |||
|
![]()
![]() |
|||||||||
| 「シートの保護」ダイアログ | |||||||||
| 基本的には[OK]ボタンをクリックするだけでよいが、編集不能なセルは選択自体ができない方がよいだろう。そのためには |
|||||||||
|
以上で、あらかじめ指定したセル以外は編集不能な状態になる。
「シートの保護」ダイアログの「このシートのすべてのユーザーに許可する操作」にある[ロックされたセル範囲の選択](デフォルトではオンになっている)のチェックを外してオフにすれば、保護されたセルは選択自体ができなくなる。この設定を行わないと、編集不能なセルでも選択が可能で、何らかの入力を行った時点でエラー(このセルがロックされており、編集不能であることを通知するエラー)が表示されるので注意したい。
また、デフォルトの状態では、誰でもシートの保護を解除できてしまう。今回想定するような社内向けの用途であれば、意図的にシート保護を解除してまで編集不能セルを編集するユーザーはいないと思われるが、必要であれば、[シートの保護を解除するためのパスワード]で適当なパスワードを指定すれば、ここで指定したパスワードを入力しなければ、シート保護を解除できなくなる。
なお、シートの保護を解除するには、[ツール]−[保護]−[シートの保護の解除]をクリックする。
Excel 2007/2010で特定のセルを編集禁止にする
Excel 2007/2010でも、保護機能は「シート全体のロック」と「特定セルのロック解除」で成り立っている。基本的な操作手順としては、保護が不要なセル(相手に編集してもらうセル)を選択してセルのロック解除を指定しておき、次にシート全体をロックする、ということになる。
まずは、保護しなくてもよいセルを選択する。複数のセルを選択するには、[Ctrl]キーを押しながら目的のセルをクリックすればよい。セルを選択したら、リボンの[ホーム]タブにある「セル」枠−[書式]をクリックする。メニューが表示されたら、[セルのロック]をクリックしてオフにする。こうしておくと、後からシート全体の保護を実行しても、指定したセルは自由に編集できる状態が保たれる。
続いて、シート全体を保護する。それには、上記と同じく「セル」枠の[書式]メニューから、[シートの保護]を実行する。
![]() |
|||||||||
| シート全体を保護(ロック)する | |||||||||
| これを実行すると、事前にロックを外さなかったセルはすべて編集禁止になる。 | |||||||||
|
![]()
![]() |
|||||||||
| 「シートの保護」ダイアログ | |||||||||
| 基本的には[OK]をクリックするだけでよいが、編集不能なセルは選択自体ができない方がよいだろう。そのためには |
|||||||||
|
以上で、あらかじめ指定したセル以外は編集不能な状態になる。
「シートの保護」ダイアログの[このシートのすべてのユーザーに許可する操作]にある[ロックされたセル範囲の選択](デフォルトではオンになっている)のチェックを外してオフにすれば、保護されたセルは選択自体ができなくなる。この設定を行わないと、編集不能なセルでも選択が可能で、何らかの入力を行った時点でエラー(このセルがロックされており、編集不能であることを通知するエラー)が表示される注意したい。
また、デフォルトの状態では、誰でもシートの保護を解除できてしまう。今回想定するような社内向けの用途であれば、意図的にシート保護を解除してまで編集不能セルを編集するユーザーはいないと思われるが、必要であれば、[シートの保護を解除するためのパスワード]で適当なパスワードを指定すると、そのパスワードを入力しなければシート保護を解除できなくなる。
なお、シートの保護を解除するには、上記と同じく「セル」枠の[書式]メニューから、[シートの保護を解除]をクリックすればよい。![]()
| 更新履歴 |
| 【2012/01/27】 Excel 2003の画面「「シートの保護」ダイアログ」において、当初は[ロックされていないセル範囲の選択]チェック・ボックスを |
|
||||||||||||||||||||||||||||
| 「Windows TIPS」 |
TechTargetジャパン
- フォルダの名前が変更できない不具合を解消する (2012/5/25)
Windows 7のエクスプローラで画像ファイルやPDFが含まれるフォルダの名前が変更できなかったり、削除できなかったりする不具合の解消方法を解説する - 通信相手のMACアドレスを調べる近隣探索プロトコル (2012/5/24)
イーサネットで通信する場合、相手のMACアドレスが分からないとパケットを送信できない。ARPに代わるIPv6の近隣探索機能とは? - 第316話 ネット対応トイレ (2012/5/22)
毎日用をたすだけで、体温に体重、血圧、体脂肪率も計測して、尿検査、便検査も自動で実施、データはネット経由で医師に送られます - 私物のスマートフォンを業務に活用、「BYOD」って何? (2012/5/21)
私物のスマホやノートPCを組織的に業務に活用する「BYOD」が新たなトレンドとして注目されている。なぜいまBYODなのか? BYODのメリットとデメリットは?
|
|
キャリアアップ
スポンサーからのお知らせ
- - PR -
イベントカレンダー
- - PR -








