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Flash Playerのバージョンを調べる

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 島田 広道
2007/11/16
対象ソフトウェア
Flash Player
Internet Explorer
Firefox 2
Opera 9
Flash Playerは脆弱性などの理由から、アップグレードを迫られることがある。
アップグレードすべきか否か判断するには、Flash Playerのバージョンを調べる必要がある。
それには、アドビシステムズ提供のバージョン確認用Webページを利用するか、プログラムのファイル・バージョンを調べればよい。

解説

Flash Playerの再配布版を入手する
Flash Playerをアンインストールする

 アドビシステムズ(マクロメディア)のFlash Playerは、関連記事に記されているように、脆弱性などの理由からアップグレードを迫られることがある。アップグレードが必要か否かは、例えば「Ver. 8.0.24.0以前に脆弱性がある」といった具合に、Flash Playerのバージョンで判断するのが一般的だ。したがってインストール済みのFlash Playerのバージョンを確認する必要がある。

 インターネットに接続できる場合は、Webブラウザでアドビシステムズ提供のバージョン確認用Webページを閲覧する方法が簡単だ。インターネット接続不可の環境やリモートで複数PCのバージョンを取得したい場合は、Flash Playerのプログラム本体のファイル・バージョンを調べる方法が有用だろう。

操作方法

 Flash Playerは原則としてWebブラウザごとにインストールされる。そのため、複数のWebブラウザを利用している場合は、それぞれでバージョンを確認する必要がある点を留意していただきたい。

方法1――バージョン・テスト用Webページで確認する方法

 まずFlash Playerのバージョンを調べたいWebブラウザを起動し、以下のアドビシステムズ提供のバージョン・テスト用Webページを開く。

 すると次のような画面が表示されるので、「Your Player Version: WIN」に続くバージョン番号を読み取る。この画面が表示されない場合は、Flash Playerが未インストールか、あるいは相当古いFlash Playerがインストールされているか、どちらかである。

バージョン確認用ページで表示されたFlash Playerのバージョンの例
Webブラウザで前述のWebページを開くと、このようにFlashコンテンツが表示され、インストール済みのFlash Playerのバージョン情報が表示される。これが正常に表示されない場合は、Flash Playerが未インストールか相当古いバージョンであることを意味する。
これがバージョン確認用のFlashコンテンツ。
これがFlash Playerのバージョン。

方法2――コンテンツのポップアップ・メニューから確認する方法

 別の確認方法もある。すでにWebブラウザで何らかのFlashコンテンツを開いていたら(例:Flashを使った広告など)、そこを右クリックして表示されるポップアップ・メニューから[Macromedia Flash Player <メジャー・バージョン> について]あるいは[Adobe Flash Player <メジャー・バージョン> について]を選ぶ。

Flashコンテンツのポップアップ・メニューからFlash Playerのバージョンを取得する
これは当フォーラム・トップページに表示されていたFlashコンテンツを右クリックしたところ。
この枠内で右クリックするとのメニューが表示される。
これをクリックすると、Flash Playerのバージョン確認用Webページ(英語)が別のウィンドウに表示される。

 すると、アドビシステムズ提供のバージョン確認用Webページ(英語)が別ウィンドウで開くので、「Version Information」枠内のバージョン番号を読み取る。

表示されたバージョン確認用Webページ(英語)
前述のポップアップ・メニューから[Macromedia Flash Player <メジャー・バージョン> について]あるいは[Adobe Flash Player <メジャー・バージョン> について]をクリックすると、このWebページが表示される。
これがFlash Playerのバージョン。

方法3――ファイル・バージョンで確認する方法

バイナリ・ファイルのバージョンを調べる

 Flash Playerのバージョンは伝統的にそのプログラム本体のファイル・バージョンと共通なので、そのプログラム・ファイルからFlash Playerのバージョンを調べることもできる。この方法を応用すれば、リモートからバッチ処理で複数のPCを調査したりすることも可能だ。ただし、Flash Playerのプログラム・ファイルの名前やインストール場所はWebブラウザの種類によって異なる。以下、Internet Explorer/Firefox 2/Opera 9を対象として調査した結果を基に説明する。一般的なファイル・バージョンの調べ方は関連記事を参照していただきたい。

■Internet Explorerの場合
  Internet Explorer向けFlash PlayerはActiveXコントロールすなわち.OCXファイルとして実装されている。この.OCXファイルのファイル・バージョンがFlash Playerのバージョンを表す。

パス名 %SystemRoot%\system32\Macromed\Flash
ファイル名 Ver. 2.x〜5.x Swflash.ocx
Ver. 6.x Flash.ocxまたはFlash6.ocx
Ver. 7.x Flash.ocxまたはFlash7.ocx
Ver. 8.x Flash8.ocx
Ver. 9.x Flash9.ocxまたはFlash9<x>.ocx(<x>にはaからのアルファベット1文字が入る)
Internet Explorer向けFlash Playerのバージョンを表すファイルのパスと名前
「Ver. x.x」はFlash Playerのバージョン。このようにバージョンによってファイル名が異なるので注意が必要だ。

 上表のようにOCXファイルの名称はFlash Playerのバージョンなどによって異なる。そのせいか、このフォルダには複数の.OCXファイルが共存していることがある。しかし、その中で実際にInternet Explorerから呼び出されてFlashコンテンツを表示するのは、1つだけである。その有効な.OCXファイルを特定するには、下表のレジストリ・エントリを参照すればよい。

項目 内容
キー HKEY_LOCAL_MACHINE のSOFTWARE\Classes\CLSID\{D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000}\InprocServer32
名前 (既定)
種類 REG_SZ
データ 有効な.OCXファイルのフルパス

有効なFlash Playerの.OCXファイルを表すレジストリ・エントリ

このレジストリ・エントリに有効な.OCXファイルのパスが保存されている。リモートからこのエントリを調べるには、「reg query」コマンドを利用すればよい。regコマンドの使い方についてはTIPS「コマンド・プロンプトでレジストリを操作する」などを参照。

■Internet Explorer以外のWebブラウザの場合
  Firefox 2やOpera 9などInternet Explorer以外のWebブラウザ向けFlash Playerは、プラグイン(ファイル名はNPSWF32.dll)として実装されている。このNPSWF32.dllのファイル・バージョンがFlash Playerのバージョンを表す。

パス名 <Firefox 2のインストール先フォルダ>\plugins
(デフォルトでは%ProgramFiles%\Mozilla Firefox\plugins)
<Opera 9のインストール先フォルダ>\program\plugins
(デフォルトでは%ProgramFiles%\Opera\program\plugins)
%SystemRoot%\system32\Macromed\Flash
ファイル名 NPSWF32.dll
Flash Playerのプラグインのバージョンを表すファイルのパスと名前
これはFirefox 2とOpera 9、Flash Player 6.x以降の組み合わせを調査した結果。NPSWF32.dllが複数見つかった場合、どのNPSWF32.dllが有効なのか調べるより、そのバージョンを同一にそろえるように管理して混乱を防ぐ方がよいだろう。

 注意が必要なのは、NPSWF32.dllが複数存在する場合があることだ。Firefox 2あるいはOpera 9の一方だけインストールした環境でも、過去にFlash Playerをアップグレードしたことがあれば、複数のフォルダにNPSWF32.dllが存在する可能性がある。またOpera 9はFirefox 2のプラグインを流用できるため、両方ともインストール済みだと、上表に記した全フォルダのNPSWF32.dllがプラグインとして利用される可能性があるようだ。

■複数のFlash Playerが見つかった場合の対処方法
  複数のFlash PlayerのActiveXコントロール(*Flash*.ocx)あるいはプラグイン(NPSWF32.dll)が見つかり、そのファイル・バージョンが食い違っている場合、どれが有効なのか調べるより、バージョンをそろえるように管理した方が混乱せずに済むだろう。バージョンを統一するには、すべてのFlash Playerをいったんアンインストールした後にインストールし直せばよい。アンインストールの手順については、TIPS「Flash Playerをアンインストールして、アップグレード時のトラブルを解消する」を参照していただきたい。

 Flash Playerのバージョンを確認した結果、アップグレードまたはインストールが必要だと判明したら、以下のWebページを各Webブラウザで開き、指示に従って作業すればよい。

 あるいは、TIPS「Flash Playerの再配布版を入手する」のように再配布版のFlash Playerを展開してもよい。End of Article

  関連リンク
  Adobe Flash Player のバージョンテスト(アドビシステムズ Flash Player TechNote)
  Adobe Flash Player(アドビシステムズ)
  Adobe の Macromedia Flash Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される(マイクロソフト TechNetセキュリティ情報 MS06-020)
  Adobe の Macromedia Flash Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される(マイクロソフト TechNetセキュリティ情報 MS06-069)
  Firefox(Mozilla Japan)
  Opera ブラウザ(Opera Software)
     
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このリストは、(株)デジタルアドバンテージが開発した
自動関連記事探索システム Jigsaw(ジグソー) により自動抽出したものです。
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