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Virtual PC/Virtual Server

更新日:2006/03/31

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 Virtual PC/Virtual Server
物理ディスクの内容を仮想ディスク・ファイルに変換する
サーバ・システムを仮想マシン環境へマイグレーションするためには、既存のシステムのハードディスクの内容を仮想マシン環境からアクセスできるようにする必要がある。 / VPC2004やVS2005では、物理ディスクの内容をそのまま仮想ディスク・ファイルに変換することができる。 / 最初にリンクされた仮想ディスクを作成し、次に、それを仮想ディスク・ファイルに変換すればよい。
仮想マシンの時刻同期機能を無効にする(VS2005編)
時間やスケジュールに関するプログラムのテスト時には、仮想マシンのシステム・クロックを自由に進めたり戻したりしたい。 / バーチャル・マシン追加機能がインストールされていると、ゲストOSとホストOSのシステム・クロックはデフォルトで同期するようになっている。 / 自動的な時刻同期機能を無効にするには、バーチャル・マシン追加機能のプロパティで設定する。
Virtual PCの仮想マシンへのショートカットを素早く作成する
Virtual PC 2004で仮想マシンを起動するには、Virtual PC 2004コンソール画面を開き、アイコンをダブルクリックする必要がある。 / あらかじめ仮想マシンへのショートカットを作成しておくと、すぐに起動できるので便利である。 / ショートカットを作成するには、Virtual PC 2004コンソール画面からアイコンをドラッグすればよい。
仮想マシンにおける差分ディスクと復元ディスクの違い
VPC2004やVS2005では、ディスクのタイプとして差分ディスクと復元ディスクが利用できる。この2つは似ているようだが、その機能や目的は少し異なっている。 / 差分ディスクは、既存の仮想ディスクをベースにして一部設定を変更し、新しい仮想マシン環境を構築する場合などに利用する。 / 復元ディスクは、仮想マシン環境の実行結果をキャンセルして、初期状態に戻すために利用できる。同じ条件で実行を再開したいような場合に利用できる。
仮想マシンの時刻同期機能を無効にする(VPC2004編)
時間やスケジュールに関するプログラムのテスト時には、仮想マシンのシステム・クロックを自由に進めたり戻したりしたい。 / バーチャル・マシン追加機能がインストールされていると、ゲストOSとホストOSのシステム・クロックはデフォルトで同期するようになっている。 / VPC2004で自動的な時刻同期機能を無効にするには、仮想マシンの構成ファイルを編集する。
フロッピー・ディスクの内容を仮想FDファイルに保存する
Virtual PC 2004やVirtual Server 2005では、物理的なフロッピー・ディスクだけでなく、仮想的なFDファイルも利用することができる。 / 実際のFDの内容を仮想FDファイルに変換しておくと、仮想PC環境での取り扱いが容易になる。 / 実際のFDから仮想FDファイルを作成するには、フリー・ソフトウェアのツールなどが利用できる。
仮想ハードディスクのデフラグに注意
仮想マシン上のハードディスクの内容は、実際には仮想ディスク・ファイルに格納されている。このファイルは可変長であり、未使用領域に対する書き込みがあると、その分だけ拡大される。 / 仮想ハードディスクに対してデフラグを実行すると、仮想ディスク・ファイルのサイズが増えるので注意が必要だ。デフラグすると、未使用領域への新たな書き込みが発生するからである。 / パフォーマンスを重視するなら、固定長の仮想ディスク・ファイルにするなどの対策も併用するとよい。


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