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Registered DIMM (Registered Dual In-line Memory Module)

【レジスタード・ディム、レジスタ・ディム】

別名
RDIMM (Registered Dual In-line Memory Module) 【アール・ディム】

最終更新日: 2001/06/18

 PCなどコンピュータ・システムに搭載されるメモリ・モジュール(DIMM)のタイプの1種。Registered DIMMには多くのメモリ・チップを搭載できるほか、システムに搭載可能なメモリ・モジュール数も多いため、大容量メモリを必要するサーバやワークステーションによく採用されている。しかし製造コストは高めなので、メモリ容量が少なめで済むデスクトップPCやノートPCでは、より安価なUnbuffered DIMMというタイプに分類されるメモリ・モジュールが利用されている。

 コンピュータ用語の「Register(レジスタ)」は一時記憶領域などと表現されることが多いが、メモリ・モジュールの場合、入力される電気信号の状態(電圧の高低)を基準クロックに合わせて一定間隔で取得・保持する半導体チップを意味する。レジスタ・チップは、各信号のタイミングをクロックに合わせる役割を担うほか、電気信号の電流を増幅したり信号波形を整形したりする機能もある。

 Registered DIMMでは、メモリ・チップとメモリ・バスの間をつなぐ主要な信号線をレジスタ・チップ経由で接続している。メモリ・バス側から見ると、バスに接続されているチップ数はレジスタ・チップの数なので、メモリ・モジュールに多数のメモリ・チップを搭載しても、メモリ・バスにつながるチップ数も同じく増大するわけではない。そのため、レジスタ・チップを搭載しないUnbuffered DIMMに比べると、Registered DIMMは、メモリ・バスにかかる負担を低く抑えられる。その分、多数のメモリ・チップを搭載できるので、メモリ・モジュール1枚あたりの容量を増やせる。

 Registered DIMMは1本のメモリ・バスに装着できるモジュール数も多い。一般的には3〜4枚以上装着できる(Unbuffered DIMMは多くても3枚程度まで)。また、レジスタ・チップが電気信号の波形やタイミングを正しく調整してからメモリ・チップに信号を分配しているため、実装枚数が同じなら、Unbuffered DIMMよりRegistered DIMMのほうが安定して動作するという特徴もある。しかし、レジスタ・チップが回路に挿入されている分、同じメモリ・チップを使っているなら、Unbuffered DIMMよりRegistered DIMMは1クロック分だけ遅延(レイテンシ)が生じてしまう。最大バンド幅は同一である。

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