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NGIO (Next Generation I/O)

【エヌ・ジー・アイ・オー】

最終更新日: 2002/06/04

 Intelが中心となり、主要なコンピュータベンダが共同で開発したサーバ向け次世代入出力アーキテクチャ。

 従来のPCアーキテクチャでは、CPUやメモリが接続されているホストバスから、バスブリッジを経由して拡張スロットなどが接続されているI/Oバスが接続されていた。このようなアーキテクチャでは、最悪の場合、遅いI/Oデバイスがボトルネックとなってしまい、システム全体の性能を低下させることがあった。PCアーキテクチャをベースにしたサーバシステムでは、複数プロセッサを搭載するものが一般化してきており、ホストバスやI/Oバスをより効率的に使用し、かつCPUの性能を活かせるメカニズムが必要である。

 またサーバシステムでは、さまざまな規模のシステムに対応できるスケーラビリティと、信頼性が要求される。

 こうしたニーズに対して考案されたものがNGIOである。NGIOでは、チャネルベースのアーキテクチャを導入することで、CPUとさまざまなデバイスが効率的にデータ交換できるようにする。

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