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Auto MDIX (automatic medium-dependent interface crossover)

【オート・エム・ディー・アイ・エックス】

別名
Auto MDI/MDIX (automatic MDI/MDI crossover) 【オート・エム・ディー・アイ/エム・ディー・アイ・エックス】

最終更新日: 2003/06/05

 ツイストペア・ケーブルを使用するイーサネットのハブにおいて、ストレート・ケーブルとクロス・ケーブルの違いを自動的に検出して、切り替える機能のこと。どちらの種類のケーブルを使っても、正しく接続できるようになるため、ケーブルの種類を間違えて接続できなくなるというトラブルを防ぐことができる。

 ツイストペア・ケーブルを使ってネットワーク機器同士を接続する場合、一般的には、機器の種類に応じてケーブルを使い分ける必要がある。例えばNIC(ネットワーク・インターフェイス・カード)とハブを接続する場合は、いわゆる「ストレート・ケーブル」を使うが、ハブ同士をカスケード接続する場合は、いわゆる「クロス・ケーブル」を使用する(ハブにカスケード接続用のポートが備えられている場合はストレート・ケーブルでもよい)。だがこの2種類のケーブルは見た目は同じであり、区別するためには、コネクタ部の結線の状態を詳しく調べなければならない。そのため、間違った種類のケーブルを使ってしまい、接続できなくなるというトラブルが発生することがある。

 このようなトラブルを避けるため、接続されたケーブルの種類に応じて、自動的にハブのポート内部の接続を切り替える機能がAuto MDIXである。

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