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中間コード (intermediate code)

【チュウカン・コード】

最終更新日: 2001/06/28

 ソフトウェアプログラムにおいて、元のソースコードから最終的な実行形式に変換する過程で、便宜上、一時的に作成される中間形式のコードのこと。このようにソースからターゲットへの変換プロセスを細かく分離することにより、複数のプラットフォーム(ターゲット)に言語処理系を対応させることが容易となる。

 たとえばJavaでは、ソースコードをいったんバイトコードと呼ばれる中間コードに変換し、これをWWWサーバ側で保存しておく。クライアント側のWWWブラウザには、このバイトコードが送信され、クライアント側のJava VM(Java Virtual Machine)がこれを解釈して実行する。この場合、各プラットフォームの違い(CPUやオペレーティングシステムの違い)はJava VMが吸収するので、バイトコード自身は特定のプラットフォームに依存しない。こうしてJavaでは、実行時にかかる負担(バイトコードから実行コードへの変換)を抑えながら、プラットフォームに依存しないプログラム環境を実現している。

 またその他の高級言語コンパイラにおいても、ソースコードを実行プログラム(通常はCPUが解釈できるバイナリコード)に直接変換するのではなく、実際のマシンよりも抽象度が高い中間的なコードに変換し(実際のマシンアーキテクチャの制限などに煩わされずにすむので、コードの最適化作業などがやりやすくなる)、その後、最終的な実行形式のバイナリコードを生成する方式をとるものも多い。

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