【2/17】今年は「濃厚」技術トーク!@ITメールセミナー スラッシュドット    はてなブックマーク  Yahoo!ブックマークに登録  印刷

ICDロゴ

AGP (Accelerated Graphics Port)

【エー・ジー・ピー】

最終更新日: 2003/08/12

 3次元グラフィックスを高速に処理するために、米Intel社が1996年7月に発表したグラフィックス・デバイス用の新しいインターフェイス仕様。

 AGPが登場する以前、グラフィックス・デバイスはコンピュータの拡張バス(ISA、VL-Bus、PCIなど)に接続するのが一般的だった。しかし3次元グラフィックス処理では、Zバッファやテクスチャなど、大量のデータをグラフィックス・デバイス上のグラフィックス・メモリとメイン・メモリ間で高速に転送する必要があり、PCIバスの転送能力(最大133Mbytes/sec)をもってしても十分ではなかった。この問題に対し、グラフィックス・デバイス専用の独立した高速なバス仕様として考案されたのがAGPである。AGPカード上のメモリは、CPU側からみるとメモリ・アドレス空間に(仮想的に)マッピングされているので、PCIカード上などに実装されたメモリよりも容易に、かつ高速にアクセスできるという特徴をもつ。AGPスロットは、PCIバスなどとは独立して設けられるため、PCIバスを使ったデータ転送を妨げることなく、システムのグラフィックス性能を大幅に向上させることができる。

 AGPの基本バス・クロック速度は66MHzでバス幅は32bitである。当初のAGP規格では、1回のクロック・サイクルで1回のデータ転送を行う1倍モード(AGP1Xモード、266Mbytes/sec)と、2回転送を行う2倍モード(AGP2Xモード、533Mbytes/sec)の2つの転送モードが定義されていたが、その後、4倍モード(AGP4Xモード、1066Mbytes/sec)や8倍モード(AGP8Xモード、2133Mbytes/sec)、高性能グラフィックス・ワークステーション向けに、電力供給ピンなどを強化させたAGP Pro規格なども定義されている。

 現在では、PCで利用されるチップ・セットのほとんどがAGPに対応しており、グラフィックス・デバイス用の標準的なインターフェイスとして、ほとんどのシステムでAGPが利用されている。

AGPグラフィックス・カードの例
AGPグラフィックス・カードの例
上側は通常サイズのAGPグラフィックス・カード、下側はLow ProfileサイズのAGPグラフィックス・カード。

Copyright (C) 2000-2007 Digital Advantage Corp.

参考リンク

アイティメディアの提供サービス

ホワイトペーパー(TechTargetジャパン/閲覧には会員登録が必要です)

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)

- PR -
@IT Special -PR-
  企業の仮想化に足りない“発想”とは?
仮想化運用管理のキモは意外なところに!

New!
  操作もマニュアルも分かりやすい!
ユーザー視点で開発されたPC管理ツール

New!
  仮想化すればコストは削減できるか?
仮想化に必要な「3つの視点」を解説する

  セキュリティを知り尽くす上野氏が登壇!
@ITメールソリューションLive! in Tokyo

  運用管理の課題を“2つの観点”から分析
ユーザー満足度の高い「仮想環境」とは?

  世界に通用するストレージの作り方とは?
製品に込めた思いを富士通の開発者に聞く

  OSSで手間も時間も、障害も減った――
「マピオンの事例」オープンソース活用法

  「ノートPCの持ち出し禁止」で大丈夫?
情報漏えいを防ぐ管理手法とインフラは?

  1日の処理を1秒に――MySQLの達人が語る
「コスト削減」できるチューニング

  ドキュメント作成を自動化して、SEの作業
効率を大幅アップ! Visio 2007の魅力

  急速に広がるHyper-Vでのサーバ仮想化
そのベストプラクティスをデルが解説

  @IT主催セミナーで語られた、「担当者に
求められるセキュリティ対策」をレポート

  @IT「Windows 7」 特設サイトオープン!
最新情報・移行ノウハウを公開しています