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PPPoE (Point-to-Point Protocol Over Ethernet)

【ピー・ピー・ピー・オー・イー】

最終更新日: 2005/04/08

 PPP(Point to Point Protocol)は、2つのノード間で通信するための物理層/データリンク層プロトコルで、複数の上位プロトコルを同時にサポートできるほか、IPアドレスの自動割り当てやユーザー認証などの機能を持つ。PPPoEは、こうしたPPPの機能をイーサネット上で実現するためのプロトコルである。RFC2516で規定されている。

 たとえばPPPoEは、ADSLによるインターネット接続サービスで利用されることがある。この場合、PCとISPの間は、物理的にはイーサネット、ADSLモデム、電話回線などを介して接続される。一方、ネットワーク・プロトコル的には、PCとISPの間でPPPによる通信が行われる。一般的にダイヤルアップ接続サービスもネットワーク・プロトコルにはPPPを利用しているため、ISP側には、PPPoEによりダイヤルアップとADSLの両サービスを統合して運用しやすくなる、というメリットがある。またユーザー側にとっては、単一のADSL回線上で複数のISPを使い分けることが可能になる。

 PPPoEを要求するISPを利用するなら、PCでPPPoEをサポートする必要がある。もしOSがPPPoEを標準でサポートしていなければ、別途PPPoEクライアント・ソフトウェアをインストールする必要がある。たとえばADSL接続サービスを提供しているISPは、同時にPPPoEクライアント・ソフトウェアも配布していることが多い。また、PPPoEはルータを経由できないので、ローカル・ルータを利用している場合は、ローカル・ルータ自体がPPPoEクライアントとして機能する必要がある。ローカル・ルータはPPPoEをサポートする製品が増えているほか、既存製品でもファームウェアのアップデートで対応可能な場合が多い。

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