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ARP (Address Resolution Protocol)

【アープ】

別名
アドレス解決プロトコル (Address Resolution Protocol) 【アドレス・カイケツ・プロトコル】

最終更新日: 2001/07/14

 TCP/IPにおいて、IPアドレスから物理層のネットワーク・アドレス(MACアドレス)を求めるために利用されるプロトコル。

 TCP/IPプロトコルでは、各ノードに対してIPアドレスと呼ばれる32bitのアドレスを付け、これに基づいてノード間でIPパケットの送受信を行っている。しかし実際にIPパケットを送受信するためには、下位のデータリンク層の機能を使ってIPパケットをカプセル化して送受信する必要があるが、そのときに使用される宛先のアドレスは、IPアドレスではなく、データリンク層のアドレスである(これは物理アドレスなどとも呼び、イーサネットならばMACアドレスのことを指す)。つまりIPパケットを送信するためには、その宛先のデータリンク層のアドレス(MACアドレス)が必要になる。このために利用されるのがARPプロトコルである。

 IPパケットを送信する前には、まず宛先のMACアドレスを得るために、ARPの要求パケットをブロードキャストで送信する。このARPパケット中には、IPパケットの送信先となるIPアドレスと、送信元のIPアドレス、MACアドレスの情報が記録されている。ブロードキャストを受信した各ノードでは、自ノードのIPアドレスがこのARPパケット中の宛先IPアドレス・フィールドと一致するかどうかを調べ、一致するならば、自ノードのMACアドレス情報をセットして、ARPの応答パケットを送信する。これにより、ARPの要求を送信したノードは、宛先となるMACアドレスを取得することができる。

 いったん受信したARPの応答情報はしばらくの間はキャッシュされているので、通信のたびにARPの要求パケットを送信する必要はない。

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