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ClearType

【クリアタイプ】

最終更新日: 2002/07/12

 コンピュータディスプレイの解像度をソフトウェアだけで擬似的に向上させる技術。米Microsoft社の研究機関であるMicrosoft Researchで開発され、1998年11月に米ラスベガスで開催されたCOMDEX/Fall '98の会場で最初に発表された。この技術を使うことにより、カラー液晶ディスプレイの解像度を見かけ上200%〜300%向上させることが可能とされる。

 グラフィックス表示全般にわたって効果があるが、特に文字表示での効果が大きく、従来は読みとれなかったような小さな文字を、液晶ディスプレイで判読可能にする。Microsoftによれば、LCDを搭載するハンドヘルドPCや電子ブックの表示機能を大幅に改善すると同時に、スプレッドシート表示やワードプロセッサでの文書表示、Webページ表示など、従来のアプリケーション表示も改善されるとしている。

 技術的には、カラー液晶ディスプレイの1画素を構成するR(赤)、G(緑)、B(青)の各セルを独立して制御し、ジャギーの発生を抑える技術である。

 ClearType技術は、完全にOSレベルで組み込まれ、アプリケーション自体はClearTypeを意識する必要がない。このため、既存のアプリケーションを利用する場合でも、システムにClearTypeが組み込まれていれば、疑似高解像度表示が可能になる。

ClearTypeもアンチエイリアシングも無効にして表示したところ
ClearTypeもアンチエイリアシングも無効にして表示したところ
すべてのピクセルがクリアに表示され、細かな部分も正確に表示されているが、ジャギーが目立ち、コントラストが強すぎて、長時間読むのは少々厳しい。

ClearTypeを有効にしたところ
ClearTypeを有効にしたところ
ClearTypeを有効にすると、RGBの各セルごとに階調が制御され、擬似的に解像度が向上する。小さな文字が、ClearTypeをオフにしたときよりもより滑らかに表示されていることが分かる。

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